蒸しスポンジケーキ。
製造会社は 「アウンティーズ Aunty's( おばちゃんの)」。手づくりムード満点の会社名ですね。
スチーム・プディング steamed puddings は ストックポート日報 ではもうおなじみですね。
略して、スティーム・プッド。
一人分のドーム型ポットに入った 出来合いのプディング。
大手スーパーや ケーキ会社が製造販売しています。
手作りするのも簡単らしいのですが、出来合いを人数分買ってきたほうが ラクチンで経済的です。
冷蔵不要!密閉パックなので、いつまでも 常温で保存できます。
食べる前に、フィルムのふたをはがして電子レンジで2分。
ひっくり返してお皿に出すと 底にたまった熱いソースがトロンと流れ落ちて全体にかかります。
伝統的にスティーム・プディングには しっとりさせるために必須の材料、スィットという、牛の腎臓の脂肪が使われるそうです。
でも、動物性のものを口にしないベジタリアンや 健康を考慮した消費者が多い昨今、出来合いのプッドには、植物油と小麦粉で作った 「ベジタリアン・スィット」が使われるのが普通だそうです。
うちの夫はベジタリアンなので、買う前にラベルの「ベジタリアン承認マーク」を確認します。
うちでは しょっちゅう食べてます。
このアウンティーズ・ブランドは、シリーズすべてが近所のコンビニで売られています。
一種類ずつ買って、夕食後のデザートに食べて 記念写真を撮りました。
1:スティッキー・トフィー・プディング sticky toffee pudding。
切り口。
中まで しっとり。
スティッキー・トフィーは 濃いキャラメルの味です。
2:ゴールデン・シロップ・プディング golden syrup pudding。
ゴールデン・シロップはその名のとおり黄金色のとろ~んとしたハチミツのようなソースです。
味は、黒砂糖に近いかもしれません。
日本では あまり なじみがないと思います。
調べてみたら「転化糖」の一種だということですが・・・転化糖?聞いたことがありません。糖類を とろ〜んとさせたもののことだそうです。
見た目は、日本の「麦芽水あめ」というものに 似ていますね。
私は「麦芽水あめ」なるものを食べたことがないのですが・・・
とにかく、サトウキビを精製する過程でできた残りかすを使って製造された甘ーいシロップです。
イギリスでは、熱い甘いプディングには、乳製品を添えるのが普通です。
見ての通り、すでにものすごく甘いんです。私はこれだけで充分です。乳製品なんかほしくないんですが、うちの夫は パスタソースを作るために買ってあった、「シングル・クリーム」をさらに上からかけて食べていました。
見てるだけで胸やけがしてきます。
うーん、子供の頃からの習慣には勝てません。
ちなみにこの「ゴールデン・シロップ・プディングのシングル・クリームがけ」は写真の撮影に成功した例。
うちの夫は、自分の食べるものの写真を撮られるのをあまり好みません。
夫は 他のスティーム・プッドにも、常備してあるヴァニラのアイスクリームか、インスタントのカスタードをかけて、あるいは添えて食べました。
他の写真に写っているのは、いずれも私が食べた「単品=乳製品無しバージョン」プッド。
夫は、「甘いものは 乳製品と一緒に食べると味のバランスが良い」と主張します。
乳製品は確かにねっとり こってりしていますが、言われてみれば 甘いソースの強烈なとんがった甘さをやわらげる効果は あるかもしれません。
イギリスのパブやレストランで、食後のデザート(プディング)を注文すると、たいてい カスタードかアイスクリームかダブル/シングルクリームかウィップトクリーム(生クリーム)のどれを添えてお持ちましょうか、と聞かれます。
日本人にはアイスクリームが無難ではないでしょうか。
離して横に添えてくれるので・・・
3:チョコレート・プディング chocolate pudding。
甘くてくどいです。熱いとろみのついたチョコレート・ソースがどろんとかかっています。
4:ストロベリー・プディング strawberry pudding。
やはり甘くてくどいです。熱いとろみのついた透明な人工のイチゴ味のソースがどろんとかかっています。
5:スポッテッド・ディック spotted dick。
ストックポート日報 ではすでに何回か取りあげている、カラント(ブドウの一種)が入ったシナモンの香りのプディング。
スポッテッド・ディックには熱いカスタード・クリームをかけるのが ほぼ決まり になっているのにもかかわらず、なぜかこれだけは、ソース無しです。
カスタード・クリームは 別売りのをかけました。
以上、イギリスらしいデザート、スティーム・プッドの味のバリエーションを数か月かけて制覇してみました。
おっと、ほかの会社の製品にはバター・スコッチ・ソースと、ジンジャー・シロップなるものもあるそうな。
ジンジャー・シロップはおいしそうです。とろみのついたショウガ湯の味です。スチーム・プッドにかけてあるのを試したことはありません。
バタースコッチソースは・・・くどそうですね。どっちも探して食べてみるつもりです。
イギリスの総選挙について何か書こうかと考えていましたが、先送りすることにします。
イギリスが世界第三位の肥満大国で、成人病対策の必要性が声高く叫ばれている理由がお分かりいただけたかと思います。
↓↓↓画像をクリックしてください。はい、ありがとう。
製造会社は 「アウンティーズ Aunty's( おばちゃんの)」。手づくりムード満点の会社名ですね。
スチーム・プディング steamed puddings は ストックポート日報 ではもうおなじみですね。
略して、スティーム・プッド。
一人分のドーム型ポットに入った 出来合いのプディング。
大手スーパーや ケーキ会社が製造販売しています。
手作りするのも簡単らしいのですが、出来合いを人数分買ってきたほうが ラクチンで経済的です。
冷蔵不要!密閉パックなので、いつまでも 常温で保存できます。
食べる前に、フィルムのふたをはがして電子レンジで2分。
ひっくり返してお皿に出すと 底にたまった熱いソースがトロンと流れ落ちて全体にかかります。
伝統的にスティーム・プディングには しっとりさせるために必須の材料、スィットという、牛の腎臓の脂肪が使われるそうです。
でも、動物性のものを口にしないベジタリアンや 健康を考慮した消費者が多い昨今、出来合いのプッドには、植物油と小麦粉で作った 「ベジタリアン・スィット」が使われるのが普通だそうです。
うちの夫はベジタリアンなので、買う前にラベルの「ベジタリアン承認マーク」を確認します。
うちでは しょっちゅう食べてます。
このアウンティーズ・ブランドは、シリーズすべてが近所のコンビニで売られています。
一種類ずつ買って、夕食後のデザートに食べて 記念写真を撮りました。
1:スティッキー・トフィー・プディング sticky toffee pudding。
切り口。
中まで しっとり。
スティッキー・トフィーは 濃いキャラメルの味です。
2:ゴールデン・シロップ・プディング golden syrup pudding。
ゴールデン・シロップはその名のとおり黄金色のとろ~んとしたハチミツのようなソースです。
味は、黒砂糖に近いかもしれません。
日本では あまり なじみがないと思います。
調べてみたら「転化糖」の一種だということですが・・・転化糖?聞いたことがありません。糖類を とろ〜んとさせたもののことだそうです。
見た目は、日本の「麦芽水あめ」というものに 似ていますね。
私は「麦芽水あめ」なるものを食べたことがないのですが・・・
とにかく、サトウキビを精製する過程でできた残りかすを使って製造された甘ーいシロップです。
イギリスでは、熱い甘いプディングには、乳製品を添えるのが普通です。
見ての通り、すでにものすごく甘いんです。私はこれだけで充分です。乳製品なんかほしくないんですが、うちの夫は パスタソースを作るために買ってあった、「シングル・クリーム」をさらに上からかけて食べていました。
見てるだけで胸やけがしてきます。
うーん、子供の頃からの習慣には勝てません。
ちなみにこの「ゴールデン・シロップ・プディングのシングル・クリームがけ」は写真の撮影に成功した例。
うちの夫は、自分の食べるものの写真を撮られるのをあまり好みません。
夫は 他のスティーム・プッドにも、常備してあるヴァニラのアイスクリームか、インスタントのカスタードをかけて、あるいは添えて食べました。
他の写真に写っているのは、いずれも私が食べた「単品=乳製品無しバージョン」プッド。
夫は、「甘いものは 乳製品と一緒に食べると味のバランスが良い」と主張します。
乳製品は確かにねっとり こってりしていますが、言われてみれば 甘いソースの強烈なとんがった甘さをやわらげる効果は あるかもしれません。
イギリスのパブやレストランで、食後のデザート(プディング)を注文すると、たいてい カスタードかアイスクリームかダブル/シングルクリームかウィップトクリーム(生クリーム)のどれを添えてお持ちましょうか、と聞かれます。
日本人にはアイスクリームが無難ではないでしょうか。
離して横に添えてくれるので・・・
3:チョコレート・プディング chocolate pudding。
甘くてくどいです。熱いとろみのついたチョコレート・ソースがどろんとかかっています。
4:ストロベリー・プディング strawberry pudding。
やはり甘くてくどいです。熱いとろみのついた透明な人工のイチゴ味のソースがどろんとかかっています。
5:スポッテッド・ディック spotted dick。
ストックポート日報 ではすでに何回か取りあげている、カラント(ブドウの一種)が入ったシナモンの香りのプディング。
スポッテッド・ディックには熱いカスタード・クリームをかけるのが ほぼ決まり になっているのにもかかわらず、なぜかこれだけは、ソース無しです。
カスタード・クリームは 別売りのをかけました。
以上、イギリスらしいデザート、スティーム・プッドの味のバリエーションを数か月かけて制覇してみました。
おっと、ほかの会社の製品にはバター・スコッチ・ソースと、ジンジャー・シロップなるものもあるそうな。
ジンジャー・シロップはおいしそうです。とろみのついたショウガ湯の味です。スチーム・プッドにかけてあるのを試したことはありません。
バタースコッチソースは・・・くどそうですね。どっちも探して食べてみるつもりです。
イギリスの総選挙について何か書こうかと考えていましたが、先送りすることにします。
イギリスが世界第三位の肥満大国で、成人病対策の必要性が声高く叫ばれている理由がお分かりいただけたかと思います。
↓↓↓画像をクリックしてください。はい、ありがとう。
もう、見ただけで充分です。
本郷三丁目に、イギリス菓子屋があると聞きました。
みんな美味いと言っていますが、地元の味ではないんでしょうね!
ミルクも、アイスクリームもいりません🤚
それでも病気にならないのは、からだが違うとしか思えないですねぇ。
もう、お腹いっぱい・・・。
イギリスの肥満度は世界第3位です。メキシコ、合衆国の次点。
ベジタリアンにも健康食にも関心がなかった、植物油もサラダを食べる習慣もなかった昔のイギリスに肥満と成人病がほとんどなく、今蔓延しているのは、ファーストフードと、スナック菓子と清涼飲料の出現のため、あと間食の習慣(昔に比べると食品が激安)も重要な原因と言われています。伝統の動物性脂肪たっぷりの食生活と甘い!くどい!デザート類のせいだけじゃありません!
八幡君、本郷3丁目って地元ですよね。
イギリス菓子屋でどうやって出してるかリサーチしてきてくださいな。興味津々。
スコーンやケーキがあるようです。
あまりくどい感じはないみたいですねぇ。
日本人はお菓子を食べる時に「甘くなくて美味しい!」ってよく言いますが、甘いものは甘くなきゃ・・・と私は思います!日本のふわふわの甘みの少ないケーキにはあまり感動しません。
イギリスに行く楽しみの一つは、ドッシリした土台のキャロットケーキなどを食べること。この写真のプディングもぜひ食べようとメモしました。甘すぎるかな・・・。
私は「くどいくどい」と書いていますが、実はくどいのが結構好きなんです。はい、私は日本のケーキに欠かせない生クリームと、日本のバースデーケーキの土台のきいろいふわふわスポンジが苦手です。抹茶ケーキも嫌いです。
日本で学生時代好きだったのがキャロットケーキ。イギリスにきてだいぶたってから、パーティーで出てきたのをみて「へえ、イギリスにもあるんだ!」と驚いて食べてみたのを覚えています。実はイギリス発祥のケーキだったんですよね。甘くてねとねとしていて、がっかりでした。日本のあっさりモクモクが好きだったものですから。もう今ではイギリスの、どっしりねとねとのほうが口に合うようになっているから不思議です。
ここ最近イギリスでも、たくさんオープンしているカフェやティールームで一切れケーキが気楽に食べられるようになって、いろいろ試しています。
絵を描く会をやっているマンチェスターのカフェの手作りキャロットケーキは甘くてしっとり、ご丁寧にも厚いバタークリームで塗りこめられています。大好き!
ところでレイジィーデイジィーのキャロットケーキはさっぱりしててキャロットの食感を生かした日本人向きかしら、それとも「本場」イギリスのどっしりタイプなのかしら?
T子さん、スーパーで買ってスティ―ムプッドをお試しになるのなら、ストックポート日報でおなじみのミスター・キプリングの製品が、パッケージのかわいらしさでおすすめです。お土産用なら、水で溶ける即席のカスタードの粉末2回分パックもお忘れなく。軽くて荷物になりません。
即席カスタードはもうメモしてありますよ!今年は8月の始めから行きますので、また美味しそうなものを教えてください。
スティームプッドは、箱入り小型ケーキ(Mr.キプリングなどの生菓子タイプ、パン売り場のそば)ではなく、ケーキやお菓子作りの材料売り場(baking aisle)にあります。Birds やスーパーのインスタントカスタード、ヨークシャープディングの即席ミックス、出来合いライスプディングもケーキ作り売り場にありますよ。
あまあまのチョコレートケーキにダブルクリームをかけて食べると、あら不思議。さっぱりしてる。さらにクロテッドクリームを試すと、あら、いくらでも食べられるわ。
大変危険な食べ合わせでした...
(先生は大変ストイックな方で、男性ですが食事にはかなり気を使うめずらしいイギリス人でした)
T子さん、ぜひミリオネアショートブレッドも食べて帰ってください。おいしいものなら、ベイキングトレー一枚一人で食べられます...
彼女、イギリスの味に飢えているので、今度レイジィーデイジィーに偵察に行かせます。