イギリス/ストックポート日報 《England/ Daily Stockport》

イギリス北西部の歴史ある街、ストックポート Stockportから(ほぼ)日替わりでお送りする、イギリス生活のあれこれ。

ゴミの回収日に見たよそのうちの一工夫、市が所有配給するジャマなことこの上ない車輪付きの色違いゴミ箱

2021年05月13日 06時43分05秒 | 英国の、生活のひとコマ
私が住むエリアは、毎週木曜日がゴミの収集日です。

前日、水曜日の夕方7時ごろに撮った写真です。


前日の夜に道路に出しておくと翌朝ゴミ回収車が来てなかみを持って行ってくれます。

うちのゴミ箱、勢ぞろい。


リサイクルを推奨するために、それぞれ入れる物が指定されている巨大な車輪付きゴミ箱(ウィーリー・ビン wheellie bin )が市から支給されています。
ストックポートでは青いゴミ箱が紙類、緑が生ゴミ、食料ゴミ、庭ゴミ、茶色が再生可能な金属とプラスチック、それにガラスを入れることになっています。

以上はリサイクル可能なゴミです。
黒いゴミ箱がその他の、要するにガラクタゴミ用です。

それぞれ、3~4週間に1度しか回収してくれません。
スーパーマーケットで売られている生鮮食品が入った透明な袋や容器はこの頃の環境問題を意識する動きにあわせてだいぶ減ってはいるのですが、4週間もたつと黒いゴミ箱をけっこういっぱいにしてしまいます。
布、(再生できない)プラスチックやゴム等々でできた消耗品ゴミも増やさないよう気をつけてはいるのですがやっぱりたまります。
ネコのトイレ砂(cat litter) も土に還る特別な袋に密閉して入れてガラクタゴミとして黒いゴミ箱に入れて出しています。

ネコのトイレ砂はストックポートでは「庭ゴミ生ゴミ」としては出せない決まりです。
製品によっては化学物質が含まれていることがあるからでしょうか、よくわかりません。


大きなゴミ箱は玄関先でジャマ!見苦しい!



うちのお隣はなぜ茶色いウィーリー・ビンを2個もつことを許されているんだろう!?!?


インチキ....

先週のゴミ回収日に、買い物に歩いていくとちゅうで見かけたよそのうちのウィーリー・ビンです。


その週は紙類(青いゴミ箱)とガラス、金属、プラスチック(茶色)の回収日でした。

なかみが回収された後、歩道上におかれたままになっているウィーリー・ビンの蓋部分がカスタマイズドされていました!

蓋をあけなくても投げ込める画期的工夫!
どちらにも雨が降り込まないように黒い「刷毛(?)」が取り付けてあります。

ガラスのかけらが飛び散るのも防いでいるようです(茶色)



片手で蓋を開けて、抑えながらもう一方の手でゴミを入れていくのってけっこうやっかいです。
蓋を開けなくていい細工を自分でやったとしたらスゴイです。
青い方の四角い穴のあけ方がごくかすかに、いびつでした。

市の指定ウィーリー・ビンは貸与されています。
市の所有物なので勝手に改造したらいけないんじゃないかなぁ。
もしかしたら、市から障害のある人などに特別に支給された「特別版」ウィーリー・ビンかもしれません。

今日の回収は、再生不能な一般ごみ(あるいはガラクタ、黒)と、夏場は毎週回収してくれる生ゴミ、食品ゴミ、庭ゴミ(緑)です。


5年も前に、イギリスのゴミ出し事情について詳しく書いた懐かしい記事を見つけました。
(そんなこと書いたことすら忘れていました)☟☟
ストックポートを中心に、昨今のイギリス一般ゴミ出し事情

リンクをクリックしてぜひ読んでみてください。
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