この作品には、登場人物が2人居る。
最初に登場した人物と、後半に登場した人物は別人。
ゲリラ豪雨に見舞われた、家族の待つ家へと車を走らせている『俺』と、
広い面積のフロントガラスの車を運転している『俺』の2人。
車を運転している『俺』は前方の車のライトが眩しいと言っている。
文の最後に『。』で締められていないことに着目。
行間があり、広いフロントガラスの『俺』の視点に変わる。
後半部分で、前方を走る対向車が目についた、
ということから、大型の車を運転していると想像出来る。
また、対向車が目についた時点で、中央線をはみ出しているのは大型車を運転している『俺』となる。
ゲリラ豪雨で、ましてや夜。
視界も悪い中での走行もあり、中央線をはみ出した大型車は前方からの対向車とぶつかる結末にある。
事故死間違いなし?