〔リオ五輪サッカー男子予選リーグ〕コロンビアとドロー ピッチサイドのボードを修理する藤春廣輝って

ピッチサイド立ってるボード。
普段の代表戦なんかではスポンサーの広告が出てる。
最近ではＬＥＤの電光掲示板となっている。

そこへつっこんで行ってしまった藤春廣輝。

ただ五輪なので、広告ではなく
「RIO 2016」なんちゃらかんちゃらと書かれていて、
その為か、ダンボール製みたいな感じで、
藤春の突入で、倒れて凹んでしまった。

その責任を感じて、プレー中にも拘わらず、
必死に直して、立てようとする藤春。

いやいやいや、今オリンピックの最中ですから。
そんなんしてる場合じゃないし、
たぶんほっといたら誰かが修理なり、撤去なり、交換なりしてくれるから。

たぶん藤春廣輝って気使～いなんやろな、
ほんで責任感じるタイプなんやろな～
ナイジェリア戦ではＯＡ枠の三人が戦犯扱いに、
特にＤＦの二人が責められてたけど、、、

と思ったら、このゲームでまったやってもうた。
先制点の絶好機、ドフリーのヘディングを思いっきり外してしまった。
更には１点先制されて、さあ追いつこう！って場面で、
味方ゴール前のボールをクリアするかスルーするか躊躇した末、
絶好のシュートを叩き込んでしまった、味方ゴールに。

大丈夫かな～このコ。
ＯＡ枠なんで、デーンと構えて
「オラオラ、ガキンチョ達、みんなついて来い！」
なんてタイプじゃなく、
反対にＵ－２３のメンバーに慰められてるみたいだし。

大丈夫かな～藤春廣輝。

ドローとなって自力突破は消滅。
ナイジェリアがコロンビアに勝つか引き分けた上で、
日本が最終戦にスウェーデンに勝たなければならない、
とかなり厳しい突破条件だけど、
藤春廣輝の為にも、なんとか決勝Ｔへ！

大丈夫かな～藤春廣輝。

意味がわかると怖い話２２５８ 「押してはいけないボタン」

絶対に押してはいけないボタンがあるらしく、
それを押せば世界は破滅するらしい。

何だそりゃ・・・と思っていた俺だが、ちょっとだけ興味は持っていた。
勿論、世界を破滅させるつもりはないが、見るだけならいいだろうと、
色々と情報を自分なりに探ってみた。
ポイント-K-E-A、そこにそれはあるとの事だ。
目的地に到達したが、どうやらここからは地下に潜るらしい。
長い階段を降りた先に、扉が１つあった。
その隣には、パスワードを入力する機械らしきものが。

パスワードのボタンを押そうとした時、ハッと指を止めた。
危ない危ない・・・、もしかしたらこのパスワードのボタンこそが
世界を破滅するボタンだったのかもしれないな、と。
引っ掛かりそうになったが、そうでも無いぜと余裕にトビラを蹴り開けた。
カギは掛かってなかったし、やはりダミーだったか。

しかしその先には・・・・・・何も無かった、というか、
人１人がようやく入るスペースの空間しかなかったのだ。
中を調べてみたが、ものの１分程度で調べ終わり、特に何も見つからなかった。
やっぱり、このパスワードのボタンに見立てたものがそれだったんだろうな。
そう思って、俺は結局帰ることにした。

その日、世界は破滅した。

「天皇陛下お気持ち表明」 象徴と祭祀を混同している現天皇制度の矛盾点

「お気持ち」の中にもあった天皇にとって一番重要な役目は
「国民のために祈る事」
である。

そしてそれは象徴天皇の国事行為ではなく
天皇家としての祭祀である。

政教分離の原則から祭祀は国事行為ではない。
大喪の礼と大喪儀
即位の礼と大嘗祭
はかなり意識して分離された。

これら「宮中祭祀」は
「天皇が私的に執り行う儀式」
でありながら
「公務」
であると言う微妙な扱いとなる。

内廷費から費用が出るとは言え
「天皇が私的に執り行う儀式」
であるなら、執り行う天皇を皇室が決めてもよさそうなものだけど、
国事行為を行う天皇と混同され、憲法上勝手に代替わり出来ない。

勿論、代拝は可能なんだけど、それはあくまで代拝である。

国民の象徴としての天皇の役目は、重要ではあるが、
実は戦後７０年程の事であり、
明治憲法下の
「統治権ヲ総攬」なんぞたった５０年程、
天皇家の長い歴史の中で、ごく短い親政期を除き、本来の天皇の役目は
「国民の為に祈る事」

東日本大震災は誰の責任か？
は東電やら、津波対策の不備であるやら、政府であるやら、挙げられるけど、
原因となった平成２３年東北地方太平洋沖地震は誰のせいでもない、
地球上の自然現象であり、どうしようも無い事。

ただ唯一責任を感じられているであろうのが今上。
天皇の本来の最大の役目が
「国民の為に祈る事」
であるから、天変地異や戦乱、疫病が起こった時、
それは「祈りが足らなかった」と心を痛めるられているのが祭祀王としての今上と考える。

政教分離の建前から、「天皇陛下お気持ち表明」の中にはお言葉はなかったけど、
本当の今上の懸念はここにもあったのではないかと思っている。
「天皇が私的に執り行う儀式」の筈なのに、そのトップである天皇の地位を勝手に譲れない。
若し祈りが満足に執り行えず、東日本大震災を上回るような災厄がこの国を襲ったらどないすんねん？と。
ましてや昔はそんな時の奥の手「改元」「遷都」が今や禁じ手をなってしまったし。

日本国憲法で、いやそれ以前の大日本帝国憲法でも余り深く考えずに、
象徴（元首）である立場と、祭祀王を混同してしまったツケが静かにこの国を蝕んでいる。