意味がわかると怖い話１４０３ 「好機」

私はこの時を待っていた。
あの女が無防備で一人でマンションから出てくるこの時を・・・。
何人の人々があの女の罠に陥り絶望的な生き地獄を味わっているか・・。
しかし、もう人々が苦しむことは無いのだ
私がこの手でカタをつける！

「警部、あの女しぶとくて動機を何もはきません」
「そうか、被害者の女優だが犯人に怨みでも買われていたのか？」
「いえ『この世の不気味な話』というオムニバスホラードラマでデビューした女優で
　確か役柄が『苦しんでいる人々に甘い話を持ちかけて生きたまま臓器を奪う』
　組織の女の役です」

私は人々を苦しめるあの女をとうとう・・・・。

《解説編》意味がわかると怖い話１４０２ 「うま」

お婆ちゃんは
「うまづめ」と言っていた

「うまづめ」とは「石女」と書く。
「産まず女」、つまり「身体的な理由で子供を産めない女性」を指す蔑称である。
「石」の字を当てるのは、「石を抱いても子は出来ない」というところから来ている。

つまりクソばばあから、子供が出来ない事をネチネチいびられた挙句、
叔母さんは刺し殺してしまったのだ。

〔ＮＨＫ大河ドラマ〕軍師官兵衛 第1１回「命がけの宴」 本願寺をカルト宗教視する真の目的は？

「キリシタンが増えれば、その分門徒が減るからな」
荒木村重の発言は、信長の真意を代弁していると思うね。

確かに信長の半生は本願寺との戦いだった。
でも信長を描いたドラマで本願寺・門徒にここまでスポットを当てたのは
山科けいすけの四コマ漫画「SENGOKU」以来かもしれない。
しっかしあの教如ったら。。。

浄土真宗の檀家である、きっどさんだけど
戦国時代の真宗はやっぱり危険な暴力的宗教、一種のカルトであったと思っている。
（「SENGOKU」では顕如が「わしとこは使い捨ての兵隊ぎょーさんおるさかい、何ぼ死んでもかめへん」って言ってたし）
ただ、その真実をこれまで描いてこなかったのは現代の浄土真宗への配慮、
もっと言うと「なんか言われたらややこしい」から？

でも今回の「軍師官兵衛」ではこれでもか～と繰り返すのは、
安倍晋三の自民党を連立を組む某政党への「ヨイショ」だろうか？
「やっぱり南無阿弥陀仏より南無妙法蓮華経ですわ～」と。

今後は官兵衛が洗礼を受けるキリスト教との関係をどう描くか、興味あるところ。
高山右近に生田斗真なんて使ってるしー。

ドラマ「ロストデイズ」最終回 ネタバレ注意！まさかあの人が犯人だったなんて！衝撃の結末！！

いやいや「帰ろう」じゃなくて警察へ通報せえよ！
正確には「出頭」だけどね、
君ら全員「保護責任者遺棄致死罪」５年以下の懲役やぞ。

しっかしビックリしたね。
先週の第９話で自殺未遂した明らかに怪しい梨花がそのまま犯人やなんて、
推理ドラマ初の快挙かも？！
亘の秘密が実社会に適合できず、妹である美希への禁断の愛だなんて、
第一話から判っていたんですけど。
（顔の無い自画像は佐伯祐三の「立てる自画像」からのイメージか？）
梨花の美希への憧れと劣等感コンプレックスの混じった思いも、
つらつら説明してくれんでも、視聴者は先刻承知かと
で「誰でも、秘密を持っている―」
篠の秘密はどうした？？

きっどさんを始め、ツイッターで皆があれこれ深読みしたここ何週間はいったいなんやったんや？
ゲレンデで撮った写真の赤い部分の意味はいったい？
あれは何の意味もなく単に「なんか赤いもん付けとこか～」ってくらいのノリ？？
オープニング映像で光る部分も単に「景気づけに光らせとけ！」だったんか？？？

番組公式ツイッターで
「エンドロールが終わってもまだ物語は続くので」
って注意勧告だけは役に立った。
連続殺人犯のフリはここに繋がる訳ね。



ただ、こんな状況でヒッチハイカーを乗せる余裕も無いと思うので
「最終的に皆殺し」って結末もないね。

と思ったら第４話にこんな映像が！



つー事はやっぱり女子大生連続殺人犯は亘って事となる。
ここで梨花が五月を突き落とした直後の画像に注目



血を流している筈の頭部が映っていない。
つまり、この時点では五月はまだ橋から落とされ気絶しているだけ、
斧で殴りとどめを刺したのも亘って事となる。

まとめると
殺人未遂罪（未必の故意）が梨花（窃盗罪は亘に脅迫されて行った為免責）
連続殺人及び窃盗（レンタカーの鍵）教唆・電気工事士法違反が亘
保護責任者遺棄致死罪が篠・美希
窃盗罪及び器物破損（美希のブレスレットを壊した）五月

う～わ～ラスト１秒で大どんでん返しですか？
最終回、それまで延々と続く後悔の念の青春ドラマは全て茶番になってしまいました。
恐るべし「ラストデイズ」

本当の最終回はラスト1秒から、
そこから過去の放送を見直したり、ツイッターで他の視聴者の意見を参考に行う行為こそが真の謎解きだなんて！
（その努力を怠った人にとっては「がっかりな最終回」）
ここそこに散りばめられた、思わせぶりな布石の数々は悉くフェイクだったのか？