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※- 『AED』・氷点下での保管注意 2014年12月22日
12月22日、NHK website ー:心臓発作の際に電気ショックで心臓の動きを正常に戻す『AED』が、氷点下の環境では正常に作動しないおそれがある。
厚生労働省と総務省消防庁は、全国の設置者と消防に対して、AEDの保管場所が氷点下にならないよう注意を呼びかけることになりました。
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AEDを巡っては、使用する際の気温の条件が0度から50度とされていて、氷点下での使用はメーカーの保証の対象外となっています。
実際、3年前には関西地方で、救急車に搭載されていた医療用のAEDが氷点下の寒さが原因とみられる不具合で作動せず、心臓発作を起こした男性を蘇生できなかったケースがありました。
一方でNHKの取材では、スキー場など氷点下の環境でAEDを使わざるをえない施設などでは、使用する直前まで暖かい室内に保管するなど独自の対策でしのいでいることが分かりました。
この為、厚生労働省はAEDのメーカー6社に対し、寒冷地でAEDの保管場所が氷点下にならないよう設置者に指導を求めるとともに、都道府県にも適切な温度管理を周知するよう求めることになりました。
また、総務省消防庁でも、全国の消防で配備しているAEDに対して保管や運搬の際には氷点下にならないよう適切な温度管理を求める通知を出したということです。
この他、文部科学省でも、学校に設置されているAEDについて都道府県を通じた注意喚起を検討している
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