スピノザの『エチカ』と趣味のブログ

スピノザの『エチカ』について僕が考えていることと,趣味である将棋・競馬・競輪などについて綴るブログです。

大山名人杯倉敷藤花戦&救急搬送

2014-11-14 19:23:07 | 将棋
 5日の第22期倉敷藤花戦三番勝負第一局。対戦成績は甲斐智美倉敷藤花が3勝,山田久美女流四段は0勝。
 倉敷市文化振興財団理事長による振駒で甲斐倉敷藤花の先手。先手の三間飛車に後手の中飛車左穴熊。先手から仕掛けて捌きましたが,いかにも軽かったようで玉の堅い後手が優位に。そこから先手が追い上げていく展開でした。
                         
 先手が7七の桂馬を跳ねたところ,後手がと金を捨てて金の連結を外した局面。ここで継続手とばかり△5六角と打ちましたが,それで後手の優位が盤面から消えました。すぐに決めにいくのではなく,△4二銀とするべきだったのですが,それならその前にと金を捨てた手もどうだったのかということになると思います。対して先手が▲5三桂成ではなく▲5三桂不成としたのがうまい手段。▲5三桂成なら△3四角とこちらの桂馬を取って後手が指せます。ただ,▲5三桂不成にもそう指せば,千日手には持ち込めたという結論があります。
 実戦は△3八角成から決着をつけにいきました。ただ▲同王△4七金▲2八王△3八飛▲1七王△2八銀▲2六王△3七銀不成▲3五王△4六銀不成▲4五王△3五飛成▲5四王と王手は追う手の見本のようになってしまい,△6二歩としたものの▲4五銀△4四歩の瞬間に▲2ニ桂成△同玉▲4一桂成とされ,入玉を防げなくなりました。
                         
 現状では終盤力には差があると思うので,山田四段としてはリードして終盤戦を迎えなければ勝機は少ないと思うのです。この将棋はそういう展開に持ちこめていたので,残念な負け方になってしまったという印象でした。
 甲斐倉敷藤花が先勝。第二局は22日です。

 帰途に薬局に寄り,インスリンと注射針を入手。処方された通りに入手できました。おくすり手帳の提示も求められました。シールを添付するだけでなく,この間の薬の使用について,薬剤師が確認していました。もっとも,使用があったわけではありません。帰宅できたのは午後4時半。勘違いがあったため,予想していたより早く帰ることができました。
 11月1日,土曜日。養護学校のバザーが開催されました。母と妹で出掛け,午後2時20分頃に家に戻りました。
 夜11時過ぎに,海老名市内にある病院から電話がありました。アパートに住んでいる叔父が救急搬送されてきたとのことでした。話を聞いてみると,酔って階段から転落し,頭部を怪我したとのことでした。患部を縫合するだけでなく,点滴をするということでしたので,多くの出血があったのではないかと思います。病院からはできれば迎えに来てほしいという話でしたが,僕も母も自動車を使うことができませんから,さすがにこの時間では無理です。ということで病院側にお願いし,処置が終ったらタクシーに乗せて帰してもらうということにしました。大怪我といえば大怪我かもしれませんが,生命に別条があるような類のものではありませんから,病院側でもこちらからの依頼に応じてくれました。
 11月2日,日曜日。朝にアパートに行き,叔父の様子を見てきました。叔父は大和で飲酒していたとのことで,なぜ自分が海老名にいたのかも分からないとのことでした。酔って記憶を失くすというのは珍しいことではありません。逆方向の電車に乗ってしまったか,横浜行きの電車に乗ったものの,眠ってしまい,海老名まで逆戻りしてしまったかのどちらかでしょう。病院から電話があった時間を考えれば,何時から記憶を失うほど飲んでいたのかという話ではありますが,土曜のことですから,そういうことがあったとしてもおかしくはないようには思えます。縫合しましたから,抜糸する必要がありましたが,それは近くの病院で構わないと言われたそうです。搬入されたときは酔っていましたが,帰る頃には醒めていたそうです。
 今回はここまで。明日から『エチカ』です。
コメント
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