スピノザの『エチカ』と趣味のブログ

スピノザの『エチカ』について僕が考えていることと,趣味である将棋・競馬・競輪などについて綴るブログです。

パートナー&祖母の体重

2011-07-25 19:04:09 | NOAH
 新日本のブッチャーが残念ながらもうひとつ輝くことができなかった理由のひとつとして,パートナーの問題があったと僕は考えています。プロレスの場合,シングルマッチはわずかで,ほとんどがタッグでの試合になりますから,だれと組むのかということはかなり大事なことだと思います。
 この当時,頻繁にブッチャーとチームを結成していたのは,猪木とのシングルマッチでも乱入しようとしたバッド・ニュース・アレンとか,スペシャル・デリバリー・ジョーンズといった選手でした。彼らは,プロレスラーのタイプとしては,トップに立つほどの力量は備えていないけれども,堅実に仕事をこなす中堅どころ。プロレスの場合,そういう役回りの選手というのは絶対に必要ですから,僕はその点で彼らを否定するつもりはありません。しかし,ブッチャーのパートナーとしてはあまり相応しくなかったのではないかと思っています。たぶん新日本プロレスの意向もあってこういうチーム結成になったのではないかと思いますが,そういう意味では,新日本プロレスの選択の失敗という一面も否めないだろうと思います。
 黒い呪術師というのは,存在自体がキャラクターの塊といった面があります。たとえば全日本プロレスでは,ジャイアント馬場のライバルとして戦っていましたが,馬場もまた同じような一面を兼ね備えた選手ですから,ブッチャーのキャラクターだけが際立ってしまうということはありません。しかし新日本プロレスには,存在自体がキャラクターという選手はいなかった,というか少なくともその当時は,そういうプロレス自体を否定していた一面があります。このために,ブッチャーのキャラクターのみが突出してしまい,試合の中で浮いてしまうような印象を観客に抱かせていたのではないかと思います。したがってブッチャーのパートナーには,そういう部分を消失させるような力をもったレスラーこそ相応しかった,というか相応しいと思うのですが,アレンとかジョーンズというのは前述したようなタイプでしたので,むしろタッグマッチにおいても,ブッチャーをさらに浮かせてしまうような役回りになってしまったのではないかと思うのです。これはブッチャーにとってはもちろん,アレンやジョーンズ自身にとっても,一種の悲劇であったと僕は思っています。

 母の体重が増加してきていることについて,現時点では僕自身はそうも心配しているわけではありません。実際のところ,身長が150㎝の人間の体重が40㎏あったところで,それは太りすぎを心配しなければいけないような状況ではないということは確かだろうと思います。むしろ年齢的なことを考慮に入れるならば,体重がだんだんと減ってきてしまうということの方が,僕には深刻な状況なのではないかと思えるくらいです。
 しかし,の心配にも一理はあるのです。それは祖母,母の母のことです。
 前にもいったことがありますが,祖母は僕のの直接的な死の原因となった大腸癌を発症,転移もしています。高齢ということもあり,それについては一切の処置はしていません。もちろん腫瘍マーカーのチェックはしていますが,数値に大きな変動はなく,要するにそれでも癌が急激には進行してはいないのです。
 一般的には父の場合もそうでしたが,癌になれば痩せてくるものです。ところが祖母の場合,むしろ体重は増えています。祖母は母よりもさらに身長は低いのですが,現在の体重は母の倍とまではいきませんが,70kg前後はあるのです。とくに顕著なのは腹回りで,はっきり太りすぎだといえるくらいです。もちろん癌との関連でいえば,体重の増加は結構なことかもしれません。しかしここまで太ってしまいますと,立って歩くということも大変なことになってきます。というか,立ち上がること自体が大変なわけです。母があまり太りすぎてはいけないと思っているのは,そうした祖母の状況を間近に見ているからだと思います。もちろん母の場合は,今すぐにそこまで心配しなければいけない状況ではありませんが,そうなる可能性が皆無というわけではありませんから,僕としてもその点には気をつけておかなければいけないだろうと考えています。
 糖尿病共生記②は,とりあえずここまでとします。31日に父の一周忌が予定されていて,そのためにロサンゼルスの伯母,母の姉も来日を果たしています。また,K伯母がそれに出席できるかどうかも,現時点でまだはっきりとはしていません。またその翌日は僕のみなと赤十字病院の通院ですし,今週の木曜には母の磯子中央病院の脳外科の通院も予定されています。しかしそのあたりのことは次の③で詳しく説明することにします。
コメント
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