スピノザの『エチカ』と趣味のブログ

スピノザの『エチカ』について僕が考えていることと,趣味である将棋・競馬・競輪などについて綴るブログです。

川崎記念&尿糖

2010-07-26 19:19:54 | 競輪
 川崎記念は桜花賞として4月の開催が定着していたのですが,今年は7月に移行。名称も桜夏賞という個人的には少し無理があると感じられるものに変更され,今日が決勝(動画)。並びは佐藤友和-佐藤慎太郎の北日本,海老根-松坂-藤田の南関東,松岡-筒井の西日本,坂本-紫原の九州。
 前受けの松岡を坂本が抑えにいったのが残り2周のホーム。続いた海老根がバックで坂本を叩くと,さらに佐藤友和が前に。打鐘過ぎから松岡が反撃すると,ホームから海老根も応戦。佐藤友和も含めた先行争いに。隊列が一気に短くなったので引いた坂本がバックから捲っていくと,前の抵抗をすべて凌ぎ,最終的には抜け出す形で優勝。紫原が離れたので,海老根が坂本にスイッチするような形となりましたが,直線の入口あたりから佐藤友和が絡んでいき,両者で接戦の2着争い。外の海老根が2着で佐藤友和が3着。混戦となり,自力型の上位独占となりました。
 優勝した福岡の坂本亮馬選手は5月の平塚記念以来となる記念競輪4勝目。昨年は花月園でも優勝していて,4勝中3勝が神奈川になりますので,偶然でしょうが相性がよさそう。レース展開からするとやや遅れをとった形ではありますが,その分,前のもつれを利することができました。紫原がついていけないほどのスピードは見事。準決勝も地元分断というシビアな戦法で勝ち上がっていて,ビッグも近いうちに獲れるのではないかという予感がします。

 話がやや前後してしまいますが,この日の診察で最も重要だったのは,血糖値,とくに朝食前の血糖値をコントロールすることができなくなっているということであり,また,検査の結果として,ヘモグロビンA1cの値も高くなっていましたから,これに対してどのように対処するべきなのかということだったわけです。したがってこの日のМ先生と僕との間で交わされた会話の大半はこれについてでしたから,ここでもその点について詳しく書いてきたわけですが,案の定というべきか,やはり体重についても尋ねられました。僕は前日の夜に計測した値を伝え,体重が減っているということを付け加えました。
 М先生はこれに対してはさも当然とばかりに,ヘモグロビンA1cの値が高いと,尿糖が出ることがあって,尿糖が出ると体重は減少するという主旨のことを言いました。そしてこの日の僕の体重に関する話はこれだけで終りました。僕は自分の体重が減少しているということについては,血糖値が高い状態で推移しているということほどではありませんでしたが,やはり不安は感じていたわけですが,М先生の返答がこの程度のものでしたから,ヘモグロビンA1cの値が改善すれば,要するにこれは血糖値をそれ以前の水準くらいまでコントロールできるようになればという意味を含みますが,また徐々にではあっても増加に転じるのだろうくらいに思い,安心しました。しかし安心してしまったために,それ以上はこれについて考えませんでしたし,何も聞くことはしなかったのです。
 しかし後からよくよく考えてみますと,М先生がこのように返事をしたということは,このときの僕はおそらく尿糖が出ていたのではないかと思うのです。12時からの検査の中には採尿がありますから,糖尿病患者の尿を採取したなら当然ながら尿糖が出ているかどうかの検査はあるでしょう。そして尿糖が出ていたからこそ,このような返答になったと考えるのが自然だからです。
 ここから分かりますように,実は検査の結果というのは,僕に逐一伝えられているわけではなかったのです。というより,採血と採尿によってどのような検査が具体的に行われているのかということも僕はこの時点では知りませんでした。この時点では,というのは,後には知ったということですが,これについてはまた後で説明することにします。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする