スピノザの『エチカ』と趣味のブログ

スピノザの『エチカ』について僕が考えていることと,趣味である将棋・競馬・競輪などについて綴るブログです。

花月園記念&お粥

2009-09-13 19:17:20 | 競輪
 例年だと11月に行われていた花月園記念がこの時期に移り,今日が決勝(動画)でした。矢口-神山の北関東に高木,浅井-山口-田中の中部,坂本-友定の西国で佐藤が単騎の並び。
 友定がSを取って坂本の前受け。矢口が3番手,佐藤が入って7番手に浅井の周回。浅井が残り2周のホームから上昇すると佐藤が4番手にスイッチ。バックから矢口が発進して前を叩いて打鐘。一旦は山口と競る構えをみせた佐藤が再びこのラインの4番手に追い上げ,空いていたインを坂本が上昇して残り1周。坂本はそのままインを上昇し,バックでは矢口を抜いて先頭に。友定はつけきれなかったもののそのまま矢口との差を広げていって優勝。直線で矢口の番手から出た神山が2着で矢口が3着。
 優勝した福岡の坂本亮馬選手は記念競輪初優勝。競輪学校90期,24歳の若い選手です。本来なら3番手の高木か逃げた矢口がインを閉めておくべきで,展開的にかなり恵まれた印象は残りますが,うまく隙をついた瞬間的な判断力は誉められるべきものと思います。まだ本当にトップクラスで戦う力がついているとはいえないかもしれませんが,年齢の面から考えても,記念競輪はまだまだ勝てるでしょうし,将来的にはビッグの優勝も可能な選手ではないかと思います。

 僕の主食が普通に炊いた白米ではなく,お粥になったことに関しては,僕自身が医師に希望を尋ねられたという記憶がありませんから,おそらく医師ないしは管理栄養士の配慮であったと思います。つまり僕はまともに食事を摂取するということが,普通に日常生活を送っているという場合と比べたら,かなり久しぶりということになるので,胃に優しい,つまり普通のご飯に比べたらずっと消化のよいお粥になったということでしょう。しかし,この消化がよいということが,実は病院での生活においては,思わぬ難点を生じさせてしまったのです。
 といいますのも,消化がよいということは,それだけ胃の中に残っている時間が短くなるということを意味します。俗に腹持ちがよいとか逆に腹持ちが悪いというようなことがいわれますが,これでいえばお粥というのは典型的な腹持ちが悪い食品になるわけです。もちろん食事そのものの量の影響もあったでしょうが,この腹持ちの悪さのゆえに,僕は病院ではかなり空腹感というのを覚えることがありました。
 入院患者のすべてがカロリー制限をされているわけではありませんので,中には間食をしたりしている患者もいたわけです。しかし僕はカロリー制限がありましたから,水やお茶などは自由に飲むことができたとはいえ,カロリーのあるものを食べるということはできませんでした。それに,僕は量と質という関係でいえば,インスリンの排出量に問題があるⅠ型糖尿病でしたので,そもそも間食というのをしてしまいますと,そのカロリーの分だけ血糖値も上昇してしまいます。そういう観点からも間食は絶対にできませんでした。もちろんこれは今も同様ですが,それについては対処法を後で説明します。
 このために,僕は病院ではそれまでの生活からすれば考えられないくらい空腹の時間が長くなりました。これが食事がお粥になったことの最大の難点だったのです。
コメント
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