昨年までは4月上旬に施行されていた第13回マリーンカップですが,今年からはこの時期に移設されました。
シスターエレキングの逃げは予想された通り。ストーリーテリングがこれをマークし,パフィオペディラム,トーセントップラン,メイショウバトラーの3頭が続きました。前半の800メートルは50秒8とスローペース。このため中団のヤマトマリオンや後方のユキチャンには苦しい展開。
3コーナー過ぎからメイショウバトラーが上がっていき,ストーリーテリングは対応しましたがシスターエレキングは一杯となって後退。直線は2頭で叩き合いましたが,半ばではメイショウバトラーが抜け出して優勝。ストーリーテリングが2着で,内目を追い上げてきたヤマトマリオンが3着。
優勝したメイショウバトラーは昨年のこのレース以来1年2ヶ月ぶりの勝利で重賞10勝目。この路線は相対的なレベルが下降している印象で,もう9歳となったこの馬でもまだ間に合ったというところ。暖かくなってきたのもよかったでしょうし,距離もほかの馬より向いたと思います。ただ,さすがにこれ以上の上積みを見込むのは酷ではないでしょうか。父はメイショウホムラ。
今年の鞍上は福永祐一騎手でこのレース初制覇。管理する高橋成忠調教師は連覇で2勝目となりました。
何の脈絡もなく唐突に近眼の話をしましたので,あるいは驚かれた方もいらっしゃったかもしれず,申し訳ありません。要するに僕は眼鏡を手放せない日常生活を送っているということを伝えたかったのです。なぜなら,初期症状の沈静化とともにマスクを着用する生活をし始めたとき,このことが思ってもみなかった弊害を生み出したからです。
まだ僕が小学生の頃,現在の橘家圓蔵さん,当時の月の家圓鏡さんが,眼鏡クリンビューという,眼鏡の曇りを防止する商品のCMに出演していました。「眼鏡すっきり曇りなし,料理すっかり食うものなし」というフレーズを,ある年代以上の方なら覚えているかもしれません。現在ではこの商品は見かけませんが,眼鏡の曇りというのは眼鏡をかけている人にとっては小さくはない問題。冬場に満員電車に乗り込んだときなど,一気に眼鏡が白く曇っていくということを,眼鏡着用者ならきっとだれしも経験しているのではないかと思います。不快といってはいい過ぎかもしれませんが,快いものではありません。
実はマスクをしますと,鼻息の流れ方の影響があるのだと思いますが,思いのほか眼鏡が曇ったのです。鏡を見て何とか眼鏡が曇りそうもないいい位置,マスクのいい位置と眼鏡のいい位置の両方を探すのですが,なかなかうまくいきません。このために,必要に迫られて眼鏡を拭く回数というのがそれまでよりずっと増えてしまいました。
もっとも,マスク着用の弊害といっても,これは本当は大したことではありません。僕もまったく悩まなかったとはいいませんが,この程度のことは少しも深刻なものではありませんでした。しかしもうひとつの弊害がありまして,こちらはもっと大変なことだったのです。
シスターエレキングの逃げは予想された通り。ストーリーテリングがこれをマークし,パフィオペディラム,トーセントップラン,メイショウバトラーの3頭が続きました。前半の800メートルは50秒8とスローペース。このため中団のヤマトマリオンや後方のユキチャンには苦しい展開。
3コーナー過ぎからメイショウバトラーが上がっていき,ストーリーテリングは対応しましたがシスターエレキングは一杯となって後退。直線は2頭で叩き合いましたが,半ばではメイショウバトラーが抜け出して優勝。ストーリーテリングが2着で,内目を追い上げてきたヤマトマリオンが3着。
優勝したメイショウバトラーは昨年のこのレース以来1年2ヶ月ぶりの勝利で重賞10勝目。この路線は相対的なレベルが下降している印象で,もう9歳となったこの馬でもまだ間に合ったというところ。暖かくなってきたのもよかったでしょうし,距離もほかの馬より向いたと思います。ただ,さすがにこれ以上の上積みを見込むのは酷ではないでしょうか。父はメイショウホムラ。
今年の鞍上は福永祐一騎手でこのレース初制覇。管理する高橋成忠調教師は連覇で2勝目となりました。
何の脈絡もなく唐突に近眼の話をしましたので,あるいは驚かれた方もいらっしゃったかもしれず,申し訳ありません。要するに僕は眼鏡を手放せない日常生活を送っているということを伝えたかったのです。なぜなら,初期症状の沈静化とともにマスクを着用する生活をし始めたとき,このことが思ってもみなかった弊害を生み出したからです。
まだ僕が小学生の頃,現在の橘家圓蔵さん,当時の月の家圓鏡さんが,眼鏡クリンビューという,眼鏡の曇りを防止する商品のCMに出演していました。「眼鏡すっきり曇りなし,料理すっかり食うものなし」というフレーズを,ある年代以上の方なら覚えているかもしれません。現在ではこの商品は見かけませんが,眼鏡の曇りというのは眼鏡をかけている人にとっては小さくはない問題。冬場に満員電車に乗り込んだときなど,一気に眼鏡が白く曇っていくということを,眼鏡着用者ならきっとだれしも経験しているのではないかと思います。不快といってはいい過ぎかもしれませんが,快いものではありません。
実はマスクをしますと,鼻息の流れ方の影響があるのだと思いますが,思いのほか眼鏡が曇ったのです。鏡を見て何とか眼鏡が曇りそうもないいい位置,マスクのいい位置と眼鏡のいい位置の両方を探すのですが,なかなかうまくいきません。このために,必要に迫られて眼鏡を拭く回数というのがそれまでよりずっと増えてしまいました。
もっとも,マスク着用の弊害といっても,これは本当は大したことではありません。僕もまったく悩まなかったとはいいませんが,この程度のことは少しも深刻なものではありませんでした。しかしもうひとつの弊害がありまして,こちらはもっと大変なことだったのです。