ふれあいの森自然学校 活動報告

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2019年5月22日 「コアジサイなんて可憐な花でしょう!」

2019-05-23 10:32:42 | ふれあいの森散策会

5月のテーマはコアジサイに出会おうです。昨日の雨がウソのような良い天気に恵まれました。さわやかな森の中、新鮮な空気に包まれながら歩きます。25名の参加があり、にぎやかな散策会です。

                                                    コアジサイ     

出会えました。このコアジサイに出会えるのを楽しみにしていました。アジサイの中では唯一装飾花のない花です。香りもとても良く、何ともこのたたずまいが味わい深いですね。

                                                                ヤマボウシ        

 

あでやかな姿です。花びらに見えるのは総包片です。本当の花は真ん中にある大仏様の頭のようなところです。残念ながら花はまだ咲いていません。どなたか、ハナミズキかな?と言っておられました。するどいですね、そっくりなんです。でも、よく見ると違いがあります。ヤマボウシは総包片が尖っていますが、ハナミズキはへこんでいます。

                                                                  トチノキの実 可愛いね        

 

めったに見られないトチノキの実の赤ちゃんです。今回見られたのは、本当にラッキーです。しかもすぐ目の前です。普通トチノキは背が高くて、おまけに大きな葉にさえぎられて見ることができません。実の赤ちゃんが見えますか?上の方についています。トチノキは縄文の昔から私たちと関わりの深い木ですね。

                                                         おそろしや!        

 

ウスバカゲロウの幼虫です。見るからに恐ろしい形態ですね。おまけに毛もいっぱい生えています。まさに、アリジゴクの主ですね。砂のすり鉢から出してみました。こんな大あごで挟まれたら、アリもひとたまりもないでしょうね。

                                                       誰がつくったの?     

 

見事な葉っぱの芸術ですね。エゴノキにぶら下がっているオトシブミです。エゴツルクビオトシブミと言う昆虫の仕業です。メスは葉っぱを品定めして、気に入った葉に切れ目を入れて端からクルクルと巻いていきます。3回ほど巻いたところで1つ卵を産んでさらに巻きあげます。見事な虫の芸術品ですね。エゴノキは沢山の花をこれでもか、と言わんばかりにみごとに咲かせて、芳香を楽しませてくれました。

みなさんの反応を楽しみながら、植物だけでなく、虫も堪能した散策会になりました。歩く道も新緑に包まれて、文字どうり爽やかな道中になりました。参加されたみなさんの顔もフィトンチッドを浴びて、楽しそうに歩いておられました。ありがとうございました。6月は26日に行います。みなさん是非ご参加くださいね。

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