ふれあいの森自然学校 活動報告

ふれあいの森自然学校が活動している内容を紹介しています。
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2022年4月13日(水)「蕾と雷は関係有るの?」in 百年公園

2022-04-14 12:59:13 | 百年公園散策会

まずは巣箱から

今年の初めに設置しましたので皆さんに見ていただきました。今シーズンは無理でも来シーズンには入ってくれることを期待して。

 

現在進行形の巣箱とソテツ

 小鳥の巣箱は12個設置しましたが入っている所を確認したのはこの巣箱だけです。もうそろそろ孵化しても良いころですが・・・その直ぐ側のソテツに付いても一寸案内しました。外来種だと思っていたのですが純粋の国産なんですね。知らなかったな~~。そこにある溶岩の石に付着している苔も霧吹きで水を掛けると生き返るのには皆さん驚きの表情でした。

  

サクラ繋がりで

下見の時はサクラが咲いていたのですがもうすっかり散ってしまっています。同じサクラと付いているのでシバザクラを楽しんでもらいました。発見したのは色によって香りが微妙に違うんですね。

 

絵で解説

最近芸が細かいというか絵まで持ち出すようになりました。話だけよりやはり目に訴えるって事はとても大事ですね。

 

ウワミズザクラは満開

ソメイヨシノやオオシマザクラ・ヤマザクラはすでに散っています。桜と言えばこのウワミズザクラしか咲いていません。香りも楽しんでもらいました。

 

 緑の中を

コロナ禍の影響で思うように散策を実行出来ませんでした。久しぶりの新緑の森の中で新鮮な空気を胸いっぱいに吸い込んでもらっての散策を終了することが出来ました。

ありがとうございました。

タイトルの雷と蕾の関係は結局無関係と言う事でした。字は似ていてもまったく関係ないってちょっと不思議・・

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面白ネイチャーウォーキング in うぬまの森 主催各務原市東ライフデザインセンター

2022-04-08 14:44:02 | 面白ネイチャーウォーキング

4月~6月の講座の第1回「空から見る日本ラインと中山道うとう峠」

サクラ真っ盛り、桜吹雪の中を歩きます。

 

 コバノミツバツツジ

 

サクラだけでなくコバノミツバツツジも真っ盛り!濃いピンクのツツジがいっぱいです。これからのツツジの季節に先駆けていち早く咲く花たちです。おしべの数を数えてもらいました。10本はコバノミツバツツジ、5本はミツバツツジです。

 

 ソメイヨシノ

サクラと言えばソメイヨシノでしょうか。全国のソメイヨシノは全部1本の木のクローンなのです。参加の方が「1本の木をここまで広めたのはすごいことだ」とおっしゃいました。日本人が桜をいかに愛でているかの表れなのでしょう。

 

 オオシマザクラ

白くて大きめの花が緑の葉と同時に展開するオオシマザクラです。葉は塩漬けにして桜餅に使われます。葉をかじってみられた方が「ちょっと桜餅の香りがする~!」と言われました。ソメイヨシノとオオシマザクラ、ヤマザクラ、ヤエベニシダレ、ウワミズザクラと5種類の桜を見ていただけました。

 

 エナガ

ソメイヨシノを見ていたら、目の前にエナガ飛んできてくれました。「梅にウグイス」ではないですが「桜にエナガ!」となり、絵になる光景を楽しんでもらえました。鳥が見たいと参加された方があったようで堪能してもらえたでしょうか。

 

 空から見る日本ライン

展望台で絶景を見てもらいました。日本ラインが眼下に広がります。1651年にうとう峠を通るルートが整備されました。それまでの太田宿と鵜沼宿の間は木曽川を渡って犬山の方を回り、もう一度川を渡るというルートでした。それに比べると距離ははるかに近くなりましたが、山越えとなってしまいました。山越えは薄暗く盗賊が出没して、「怖くて嫌だ」という「疎む(うとむ)」から「うとう」という名前になったそうです。

 

 うとう峠看板

中山道はうとう峠の途中で石畳となります。この石畳はうとう峠の道が整備されたときに出来たのだそうです。盗賊に襲われて命を落とした小田原宿の喜右衛門石碑の前を通り、一里塚跡に詳しい説明文がありました。

歴史あり、地質あり、コケあり、生薬の話ありで広いジャンルの紹介となり、参加の皆さんの好奇心がどんどんヒートアップした講座となりました。

次回は5月12日木曽川河川敷で「33戸の集落の謎」です。よろしくお願いします。

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