ふれあいの森自然学校 活動報告

ふれあいの森自然学校が活動している内容を紹介しています。
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椿洞畜産センター公園依頼 動画撮影パート3 in 畜産センター公園

2021-11-28 17:18:27 | 出前講座&特別講座

紅葉真っ盛りの公園内で動画撮影をしました。今回のテーマはドングリです。代表的なドングリを紹介しながら南展望台まで歩くコースです。

ドングリの広場

畜産センター公園ビジターハウス裏にはドングリの広場があり、ドングリの生る木が植栽されています。アベマキ、クヌギ、スダジイ、アラカシ、コナラ、シラカシ、カシワ、ミズナラ、マテバシイ、ウラジロガシ、シリブカガシの11種です。日本で見られるドングリ22種のうち半分の木が一堂に揃っているので一見の価値ありです。

 

アベマキとコナラ

丸くて大きめなドングリはアベマキのドングリと殻斗です。一番左の細長いドングリがコナラです。畜産センター公園にはドングリの生る木がたくさんありますが、今日探してみると何故かなかなか見つかりません。なんとか数個見つけました。職員さんに聞いてみると遠足にきた子供たちが拾っていってしまったそうです。

 

ツブラジイ

ツブラジイは小さくてまん丸のかわいいどんぐりです。殻斗はドングリを包み込んだ形です。ビジターセンターに向かって左側の芝生広場にある大きな木です。

 

テングチョウ タテハチョウ科

今日は昨日の寒さとは打って変わって暖かい小春日和となりました。テングチョウがひらひらと出てきてくれました。このチョウは葉裏などに隠れるようにじっとして冬を越すので、暖かい日には姿を見せてくれます。そして早春一番に飛び回るのです。

 

シカのふん

ビジターセンター裏の湿性植物園の近くにシカのふんがありました。シカがくると職員さんから聞いてはいましたが、こんなところまでとは思いませんでした。スイバが群生している所なので食べた跡もたくさん見られました。

 

イロハモミジ

公園内はあちこちで紅葉がきれいで目を引かれます。イロハモミジの紅葉は格別です。光に透かして見ると見事な色になっていました。

 

動画は畜産センター公園のホームページから見られます。よろしければどうぞ・・・

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未来につなぐ「わくわくWeek!」出店 in 百年公園

2021-11-27 19:10:53 | 出前講座&特別講座

巣箱販売プロジェクト準備完了

急激に冷え込んだ今朝、お客さんの出足が心配です。NPOふれあいの森「森の巣箱販売場」開店です。

 

それぞれのお店です

目の前には大道芸人の持ち場所が3か所あります。その奥が昭和コンクリート関連、美濃和紙の関連と木工関係の所、さらに飲食コーナーがタイ焼きや空揚げ屋さん・天むす屋さん、焼きそば屋さん、ラーメン屋さんと続いています。9時から開店でしたが早い時間にも関わらず、イの一番に売れました。

 

親子でトンカチ

子供さんに金づちを持たせてお父さんは釘の担当です。見ているこちらがヒヤヒヤです。一寸間違うとお父さんの指にトンカチが・・・でもそんなドジを踏む子は居ませんでした。

 

大道芸のお兄さん

なかなか上手い話し方のお兄さんでした。ついつい引き込まれ最後に私も帽子にお金を入れてしまいました。インプリもこんな風にやらないといけないなと反省です。

 

交通至便・水道完備・権利金敷金不要 新築分譲住宅

 

早速買い込んだ方が設置して帰られました。このすぐそばでシジュウガラが2年続けて営巣していましたので入居確率はかなりいいと思うのですが?はてさて結果はいかに!(^^)!

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 面白ネイチャーウオーク第2回 inシデコブシの丘 主催各務原市東ライフデザインセンター   

2021-11-18 19:17:00 | 面白ネイチャーウォーキング

脳が決める

最近個人的に面白いと思っていることですが「見るのは目だけど、見えてるのかどうかは脳が決める」と言う現象です。これを実感してもらうためにカラスの2枚の画像を見てもらいます。参加者一同やはり目では見ているのですが脳が見ていないので、目の前に有るのに見えないって現象が起きます。実感してもらうと納得してもらえるのです。

シラカシの豊作

足の踏み場もない位シラカシが豊作でした。この場所は縄文時代から人が住んでいて生活していたはず。その時の主食はきっとドングリだろうと・・・

主食のドングリ

今回はクッキーに仕上げましたがシラカシとコナラのドングリをあく抜きしてクッキーを作りました。試食してもらったのですが押しなべて好評でした。持論ですが主食は「美味からず、不味からず」でないと主食にはならない!と言う事です。その点ドングリはうってつけでは?

この辺りではこの1本

私が知っている限りではこの辺りでタブノキはここに有る1本だけです。文殊の森へ行けば数本有るのですが、各務原で見た事がありません。この葉や木の皮を線香の繋ぎ材に使用していたとか?早速葉っぱで線香を作って見ました。出来るものですね・・・香りも嗅いでもらいました。

ハンノキが繁茂

湿地帯ですので直ぐにハンノキが蔓延ります。普通湿地だと根の呼吸が妨げられるので樹木などは育たないのですがヤナギの仲間とこのハンノキは別ですね。直ぐに蔓延ります。

天狗谷遺跡

ここ天狗谷遺跡は縄文時代から焼き物を焼いていた場所らしく数百年続いたようです。シデコブシも周伊勢湾要素植物ですが焼き物も土岐多治見の磁器・知多の三州瓦、常滑焼、三重県万古焼等々この焼き物も周伊勢湾要素陶芸だと思うのです。今回の講座で一番お伝えしたかった話は「シリブカガシが何故遺産の森に自生しているのか?」と言う疑問に対しての回答を私なりに考察した次第です。私の推察ですから決定ではないのですが充分にある事だろうという話をさせていただきました。

今回の講座のお陰でドングリのクッキー作りやタブノキの線香作り、又ハンノキの色変わりなどなど分かったことが沢山あり私自身とっても楽しめた講座になりました。さて来月はどうなりますことやらお楽しみに。

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2021年11月10日(水)「どう葉、こう葉、そう葉」in百年公園

2021-11-12 10:22:52 | 百年公園散策会

秋の紅葉真っ最中、色づいた木々を愛でながら歩きました。

どうして紅葉になるの?

最初に紅葉のしくみを紙芝居で紹介しました。養分を作れなくなってきた葉を落とすために離層ができて通り道が閉ざされてしまいます。緑の色素が壊れていき黄色や赤色の葉に変わっていきます。

 

♫枯葉よ~♫(シャンソン風に)

ケヤキの葉が落ちて道を埋め尽くしています。子供じゃなくても踏みしめたり蹴散らしたりして歩きたくなります。「どんな音がしましたか?」「シャカシャカ!」「カシャカシャ!」「カサカサ!」言葉にしてみると人それぞれ違います。耳で聞いた音を言葉にしているオノマトペです。日本語にはオノマトペが多く使用されているみたいです。

 

ドラマを感じて

東屋の屋根に癒しの光景を見つけました。後ろの樹木と被って分かりにくいですが、緑のコケに覆われている所に4本の幼木が仲良く並んでいます。右からイロハモミジ、ソヨゴ、ヤマウルシ、そしてアカメガシワです。どうやってこの場所にたどり着いたのでしょうか?植物たちのドラマに想いを馳せてみます。イロハモミジはプロペラのような種が風に乗ってクルクルと回りながらここに着地したのでしょう。あとの3本は鳥がどこかで果実を食べてここで糞をした中に種が入っていてここで発芽しました。止まりやすい所なのかな?どんな鳥かな?1羽かな?いつ来たんだろう?妄想は広がります。

 

イロハモミジ

イロハモミジは緑と黄色と赤とグラデーションになって、とても美しくなります。光を透かしてみるとより一層キレイに見えるんではないでしょうか。

 

ハナノキ

ハナノキは日本の固有種で自生地は木曽川流域の山間湿地です。場所によっては天然記念物に指定されています。近年は街路樹や公園に植栽されるようになりました。百年公園でも植栽されたハナノキを見ることができます。春に赤い花をつけ、秋は赤く紅葉しています。

 

尾根道を歩くと

山の上の道では果実を食べていただきました。日本のブルーベリーと言われるナツハゼ、枝いっぱいに実を付けていたシャシャンボ!見た目黒くて目立たなくて美味しそうには見えないのですが、食べるとびっくり「おいし~い!イケる~!」。見た目がいかにもかわいいソヨゴにもチャレンジです。「ペッ、ペッ!まず~ッ!!」いい経験ということで・・・。

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リースクラフト講座の準備仕分け in 畜産センター公園

2021-11-06 17:01:19 | 椿洞畜産センター公園

リースづくりの材料仕分け

ゲットした材料が兎に角ありとあらゆるリース材料が沢山有るので、まずは仕分けの前段階です。

 

同じものでも大きさを

松ぼっくりだけでも各種あるので種類を分け大きさも大・中・小と分類します。

 

リースが作れるだけの

松ぼっくりだけでも各種用意、その他ドングリやクルミ・カワラハハコなどをワンセットにし20セット分を作りました。

 

袋に入れて

これで素敵なリースが出来ます。配置はそれぞれ購入した人がセンスで決めてくださいね。これで500円ですから!(^^)!

 

こんなリースが出来ます

全部の材料を使うとこんなリースが出来るのですよ。素晴らしいセットです。このセットを11月27日土曜日百年公園におけるイベントにて販売します。それに合わせてリースの販売も初めて行います。どんなことになるのやら期待と不安でいっぱいです。

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