ふれあいの森自然学校 活動報告

ふれあいの森自然学校が活動している内容を紹介しています。
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秋がいっぱい!  森のようちえん in ふれあいの森 10月27日(日)

2019-10-29 08:22:57 | 森のようちえん

朝晩は寒いくらいになってきました。今日の森は、夜のうちに降った雨でしっとりした感じでしたが、昼ぐらいには日も差してきて絶好の森日和となりました。さて、今日はどんなことをして遊んだのでしょうか。

                                                                          どんぐり

森に来てまず気付くのが、下にたくさん落ちているどんぐりです。落ちているどんぐりを見ると、なぜか拾いたくなってしまいます。よく見ると、もう根っこが生えてきているどんぐりもあります。小学生のクラスでは、竹から竹ひごを作り、どんぐりのコマを作っていました。

                                                                 森のパーティー

 今年はアキグミの実がたくさんなりました。渋みのある甘酸っぱい味で、おいしいとは言い難い。子供たちは渋みで敬遠すると思いきや、森で食べられるものがあるのが珍しいせいか、意外と平気で食べます。収穫するのが楽しくなってきてたくさん取れたので、ジャム状にし、葉っぱのお皿に置きました。森でパーティーができそうですね。

                                                                           ひっつき虫

虫を追いかけ、鬼ごっこをし、走り回る子供たち。ふと体を見ると…うわっ!いたるところに「ひっつき虫」がつきまくっています!子供たちはあまり気にしていないようですが、このまま帰った時のお父さん、お母さんの驚く顔が目に浮かびます。一日元気に遊んだ証なのでお許しください

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各務ヶ原高等学校グループデイスカッション・・・ in 各務ヶ原高等学校体育館

2019-10-28 20:00:11 | 出前講座&特別講座

地域課題講演会及びグループデイスカッションに依頼を受けて参加してきました。「ものつくり」「福祉」「シテイ―プロモーション」か「観光」この4つのテーマでした。かなり大まかなテーマ故高校生も戸惑っているようでしたが招かれた私も少々戸惑いました。

                   テーマについて

体育館に2年生全員が集合、テーマに沿った市長の話を30分聞いて40組のグループ分かれて考えると言う事でした。かなり抽象的過ぎて大丈夫かと?

グループ討論

招かれたオブザーバーも40名いらっしゃいましたが、他の人達は大丈夫だったのでしょうか・・・そんな中私の入ったグループの生徒達は真剣に考えてくれていました。

出た意見のまとめ

オブザーバーとしてほんの一言「人口減少・少子高齢化問題」と言うのがトップに有りましたので、「人口が減少して果たしてダメなのか?マイナスばかりなのでしょうか?プラスは一つも無いのかな?それと、例えば80歳の人は1~2年で出来るのではないですね。80歳の人を造ろうと思ったら80年掛かるんですよ。と言う事はこの問題はすでに80年以上若しかしたら100年前から分かっていた事なのではないでしょうか?貴方方も結婚して子供が出来たら20年後にはその子供が成人式を迎えるって生まれた時から考えておかないといけないんですよ」なんって偉そうなことを宣ってみました。でもテーマが抽象的過ぎて大変でした・・・

 

 

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「古津の秋を満喫しよう!」 in ふれあいの森古津 10月23日

2019-10-26 09:22:57 | ふれあいの森散策会

数日前の予報では、雨模様の天気でした。しかし、まさに秋の天気は変わりやすいもの・・・の言葉がある様に、秋晴れの絶好の散策陽気となりました。今回のふれあいの森散策会は、三田洞側では無く、「古津の秋を満喫しよう!」のタイトル通り古津での開催。でも・・・ 秋とは思えないほど、緑がいっぱい!

散策風景

兎にも角にもルート紹介して出発です!管理道を進み行くと「ヤマガキ・山柿」など紅葉の兆しもチラホラ、危険植物の紹介も兼ねて「ヤマハゼ・山櫨」の説明です。やっぱり!ウルシ科の植物の赤色は綺麗ですね!!クリ、アベマキ、コナラのドングリ達も道端にいっぱい!やっぱり秋なんですね!!!

                ブドウ科 エビヅル

管理道の脇にブドウに良く似たツル植物がありました。葉の形状などから「エビヅル・蝦蔓」と判明。ブドウ科のつる性落葉木本で雌雄異株の植物、熟した果実は甘くて美味しい。珍しい植物に出合えました。

ツヅラフジ科 アオツヅラフジ

 

更に管理道を歩いて行くと石垣のところに、またもブドウに似た実が見つかりました。つる性植物で実の表面が白粉を帯びた濃藍色。葉の形状などから「アオツヅラフジ・青葛藤」と同定しました。これも魅惑的な果実ですが、食べられません!悪しからず。

ハナヤスリ科 フユノハナワラビ

 

「フユノハナワラビ・冬の花蕨」冬緑性シダ植物。胞子葉と呼ばれる胞子を付けた穂が花の様に見えることや秋に葉を出して、緑葉のまま冬を過ごし春に枯れることが名前の由来になっている。

ハマウツボ科 ミヤマママコナ

 

管理道から尾根道に入って行くと可憐な花を咲かせていました。「ミヤマママコナ・深山飯子菜」の花です。この時期にピンク系の花は綺麗に感じますね! でも・・・ママコナの高山種で根を周りの植物の根に侵入させ、しっかりと養分をもらう半寄生植物なのです。 この地上と地下のギャップには驚きです!!!

 

久しぶりの好天に恵まれ、日当たりでは汗ばむほどの陽気、秋はいつ頃と思ってしまいます。次回の散策会は11月後半で、テーマは「森にも冬が来るよ!!」ですが、どうなるでしょう???想定外の楽しい出合いがあるのかも知れません!! 今から楽しみです。因みにこんな意見が有りました「一人で歩くより、説明があると楽しい山歩きになりました。」確かにそうかもしれませんね・・・

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この時期・・・特別紅葉講座 in 畜産センター公園

2019-10-10 17:00:04 | 椿洞畜産センター公園

畜産センター公園から,職員の方向けに「紅葉講座」を行ってほしいとの依頼を受けました。まだまだ緑一色のなか紅葉とは??と思ったのですが開園したときに市民の方に案内できるようにとの畜産センター所長の配慮からでした・・・

                                                      緑一色

この場所は11月頃になると綺麗に紅葉する場所ですがこの時期ではこんな様子です。そりゃ―そうですね。まだ山からでも紅葉の便りは届いていませんから・・・畜産センター公園全域がこの状態です。

黄葉・紅葉の仕組み

先ずは紅葉の仕組みから。葉緑素が生産されなくなると元々持っていた黄色の色素が顔をのぞかせてくるこれが黄葉でして・・・という所から入り黄葉と紅葉の違い迄をざっと絵で説明。凄く分かりやすいと好評でした。

2016-11-17日の紅葉です

昨年は10-27日にこんな状態でしたが16年の時は11月に入ってから紅葉しました。今年は遅くなるのでしょうか?この台風が過ぎた後の気温にもよるでしょうね。この見事な紅葉はそうそう拝めません。

芝生広場

畜産センターの売りの一つはこの芝生広場の広さですね・・・周りをメタセコイアが囲み北の方の丘には大きなシンボルツリーの様なケヤキがドンと構えている景色は存在感たっぷりです。インスタ映えする景色だと思っているのですが・・・周りのメタセコイアも綺麗に紅葉します。

メタセコイア紅葉

16年の時のメタセコイアの紅葉です。樹高が有り葉を沢山付けている分、紅葉すると素晴らしい景色になります。この葉が風に吹かれてサワサワと落ちるさまもとっても迫力があってそれはそれは素晴らしい景色です!(^^)!

見えているのに見えない不思議!!

上の2枚のカラスの画像を見てもらう前に「カラスにはハシボソガラスとハシブトガラスが居ます。これから画像を2枚それぞれ3秒ずつお見せしますので、よく見てくださいね・・・」とアナウンスし、それぞれ見てもらいました。その後、前の方と後の方のどっちがハシブトガラスだったでしょう?ところがその回答は本題ではなく、カラスの目の色の違いに気が付いた方?挙手を・・・これが狙いだったのです。20名近くいらっしゃったのに手を挙げた方は一人もいらっしゃいませんでした。意識が其処に行ってないときはすぐ傍に有っても気が付かない典型例です。脳が認識しないと見ていても見えないと言う事です。注意しなければ!(^^)!

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2019年10月9日(水) 「どの実、その実、この実、なかみ」 in 百年公園

2019-10-09 21:30:21 | 百年公園散策会

大型の台風が近づいています。台風情報は気になりますが、空は雲一つない秋晴れ!まさに遠足日和(かわいい小学生たちが来ていました)、運動会日和、散策会日和となりました。

               取材のカメラが・・・


20名近い方に参加していただきました。今日はケーブルテレビの取材の方がみえています。皆さん緊張してみえるようでしたが、それもすっ飛ばして楽しくスタートしました。

                    三択問題です・・・


なかなか見ることのできないノダケです。「ここで問題です!このノダケの匂いは何の匂いに似ているでしょうか?1番みたらし団子、2番焼き鳥、3番カレー。さあ匂ってみてください。」皆さん正解のカレーでした。「3つの中ならカレーしかないわ!」迷わずカレーだと思ったそうです。カレーの匂いを作り出すスパイスはクミン、コリアンダーで両方ともノダケと同じセリ科の植物なのです。匂いが似ていてもおかしくないですね!なんだかカレーが食べたくなるひと時でした。

                   皆さん熱心で・・・

コミカンソウの紹介をしています。昨日の雨のせいか草は濡れていて土も柔らかくなって足元が悪く、道路下の溝のように掘られた所に立ってみえるのに皆さん熱心に聞いてもらえメモをとってみえます。皆さんに支えられて散策会が楽しめるんだなあと改めて感謝の気持ちがいっぱいです。

                      かわいいツブツブは・・・


枝下に赤く連なっているコミカンソウの実を見ていただきました。小さくて丸っこい物は誰が見ても可愛いんですよね!アップでみると3mmくらいのツブツブの表面はまたツブツブしているんですねー!!

                   今年もでてきてくれました・・・


見つけてから今年で2回目のお姿拝見となるアキノギンリョウソウ!葉緑体を持たないので白く透き通った色をしています。栄養分は他人任せのニートな生活なのです(笑)昨年とは少し離れた所にも株を見つけました。胞子が風で飛ばされたんでしょう。生きる力の旺盛さを見せられました。大事に見守ってまた来年もと思います。

                      なんだこれ~!


アキノギンリョウソウを見る前にすぐ近くにあったオオワライタケに皆さん釘付けとなりました。ビックリするくらい大きな株で木々の隙間のスポットライトが当たって素晴らしい存在感となっていました。先週案内人が見た時にはスーパーで売っているシメジ位の大きさでした。1週間でとんでもない成長です。一番大きいところでは背丈が20cmくらいあります。美味しそうに見えるのですが有毒だそうで、食べない方がいいようです。

 今回はいろんなサプライズがありました。皆さんの足が止まったままだなあと思ったらアサギマダラの登場でした。雅な色のミドリヒョウモンが付いてきてくれました。そして、アキノギンリョウソウを見ていたらひょっこりサワガニが歩いてきました。こんなハプニングが面白い!!ササクサの攻撃をまともに受けて大変でしたが、皆さんで楽しい散策会となりました。

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