ふれあいの森自然学校 活動報告

ふれあいの森自然学校が活動している内容を紹介しています。
このブログをご覧の皆さんも気軽に参加してみましょう!

春~夏の面白ネイチャーウォーク① in 各務野自然遺産の森

2024-04-18 14:29:24 | 各務原講座

「道草を食う」各務野自然遺産の森にある食べる事が出来る山菜の紹介

 

9月まで月1回の5回コースです!

今回は定員20名で初回の今日は欠席なしの20名でスタートしました。リピーターの方もみえましたが、初めて参加の方が多かったです。

 

オオバタネツケバナ

湿地の所に群生していました。皆さん半信半疑でしたが、「おいしい!」と声が上がり、ようやくチャレンジしてもらえました。

 

ヒメウコギ

またまた、「ダマされないぞ~!」のムードでした。ウコギの香りを感じてもらえない方が多くて苦いと言ってみえました。食べ方は紹介しました。

 

ドクダミ

ドクダミを見るなり、「臭いでイヤ!」「どんだけ草取りしても出てくる!」確かにその通りで好印象ではないのです。でも、十薬と言われていて毒はないし、体に悪い所は一つもないとの紹介でちょっとは汚名返上でしょうか?

 

ウマノアシガタ

絶対食べてはいけない植物としてウマノアシガタを紹介しました。キンポウゲ科特有の葉の形を見てもらい、そんな葉っぱを探してもらいました。慣れてくると「あそこにも」「ここにも」と結構見つかるんです。花を見てもらうと、怖いと思っていたのにかわいい花でまたまたビックリでした。

 

アオサギ

今日は思わぬお客様がありました。最初からアオサギが芝生を闊歩!人のすぐそばを歩いていきました。小さな小川にはカルガモのカップルが!2羽が並べないほど狭い所なのに目の前を泳いでいきます。皆さん、すぐ近くでカメラ撮影できました。

 

黄砂のせいか薄曇りの天気でしたが、皆さんに楽しんでいただけたようです。来月またお会いしましょう!!

 

 

 

 

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面白ネイチャーウォーク(各務原東ライフデザイン)in 前渡山

2024-03-22 08:49:03 | 各務原講座

2024年3月21日(木)前渡山散策

「サンシュユ」

春の芽吹き前、公園などで黄色いかわいい花を咲かせるサンシュユは中国名のままで呼ばれています。和名ではハルコガネバナです。秋の果実は果実酒に、果肉は漢方薬になります。生食は酸っぱくて私好みです。

 

「アセビ」

漢字で「馬が酔う木」と書きます。枝葉や花に有毒物質を含み、馬が食べると酔っ払ったようになるからです。ここの花は珍しくピンクです。

 

前渡不動山仏眼院(矢熊山仏眼院)

仏眼院(ぶつげんいん)は鎌倉時代に京都醍醐寺の塔頭(たっちゅう、大寺院の山中にある小寺院)として創建されたと伝わります。明治時代、名前と仏像をこの地に移しました。

 

「山頂より」

木曾川を眼下に見ながら、濃尾平野を一望することができます。遠くに恵那山、御岳山も見えます。

 

「猿尾堤とエノキ」

堤防から川に突き出た小堤防です。水流が直接堤防に当たるのを遮り、堤防を守る役目があります。その上に生えるエノキの太い幹に歴史を感じます。

 

「ハクモクレン」

今、大輪の白い花を咲かせて春が来たことを知らせてくれますね!上向きの花は香りがよくマグノリア成分で化粧品、せっけんなどに利用されます。

 

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面白ネイチャーウオーク(各務原市東ライフデザイン) in 各務野自然遺産の森

2024-01-19 14:11:06 | 各務原講座

タイトル「寒洞の池巡り」

 

今年もよろしく

雨の散策会になりました。晴れの日と違って、雨の日だからこそ感じることもあります。皆さん楽しそうです。

 

寒洞の池

今日の目的地の農業用のため池です。江戸時代の絵図にも描かれている「寒洞の池」です。江戸時代この地域の幕府直轄領では「御膳籾(ごぜんもみ)」と言われる米が作られていました。この御膳籾は将軍をはじめ大奥の人々が食べるために献上されるものです。特定外来種の魚コクチマウスバスの駆除のため、水がほとんどありませんでした。

 

ドロバチマンション

無数の穴が見えます。ドロバチの巣ですが、今は空き家です。7月~9月に巣の中に青虫、毛虫を仮死状態にして詰め込んで産卵し、入り口は泥でふさぎます。その後、親は巣には戻ってこないのです。青虫などは害虫なので、それを捕るドロバチは益虫になる側面もあります。

 

ユーカリ

ユーカリ属の樹木の総称で2020年の時点で900種近くの種類があるといわれています。写真のユーカリの高さは20メートル以上あり、かなりの高木です。コアラの餌となります。

 

テイカカズラ

コナラの幹を貫くテイカカズラの蔓(つる)です!こんなの見た事がない!!初めて見た!!植物はホントに摩訶不思議な世界ですね。安心してください!どちらも元気です。

 

シリブカガシ

近畿地方以西の山地に分布し、温暖な地を好む木です。そんなシリブカガシが遺産の森公園の一角に固まって生育しています。この地に有るのがとても珍しい事でもあります。どんぐりの底がへこんでいることが名前の由来です。ドングリは生食ができます。

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面白ネイチャーウォーク(各務原東ライフデザイン) in 各務野自然遺産の森

2023-12-14 18:38:37 | 各務原講座

「冬鳥の観察」

アイスブレーク

下見で鳥がいないことを把握しているので学びの家の前にて座学もどきを行わないと時間が余ってしまいます。ドングリの殻斗で作った芋虫の受け渡しでアイスブレークを行いました。

中には「ギャ~~!!」と声をあげる人がいて狙い通りの展開です。

 

重さ当て

ものさし鳥のスズメ・ハトの重さの予想をしてもらいました。ものさし鳥というだけあって基準が大事ですからね。

 

スズメって・・・

一番身近なスズメといえども重さを実感している人は皆無でしょうね。以外に軽いという人あり、意外に重いという人あり、色々です。これも実際に自分が石ころで重さをはかったが故の実感です。

 

どんぐり隠し

雲の丘にてどんぐり隠しをしてもらいました。各自3種類の木の実に印をつけA・Bチームに分かれ隠してもらいます。隠した後少しの時間を置くためにお話をさせてもらいました。

 

見るのは目ですが認識するのは脳です

参加者の皆さん理屈では分かっていらっしゃるのですが、実際はどうなんだと・・・それぞれ実感してもらうためにカラスの写真2枚を見比べて発見してもらいました。どう発見したのかはネタバラシになるのでここには書きません!(^^)!

 

さて、隠したドングリを回収

チームをA・Bと二つにしましたので相手チームの隠したドングリを探し出すのだろうと考えていらっしゃったようです。おっとどっこい!自分が隠したドングリを自分が探し出すのです。一見簡単そうですがまさか自分が隠したものを…と思っていらっしゃるので全部発見した人はほんの一握りでした。カケスやヤマガラ・またリスなどは貯食をして冬の間に掘り出して飢えをしのぐのですが隠したものを見つける確率は90%以上だとか。今日の参加者はそれより少ない人が多かったです。動物なら飢え死にするレベルでしょうか!(^^)!鳥は現れてくれませんでしたが、何とか野鳥観察を終了できました。

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面白ネイチャーウォーク(東ライフデザイン) in うぬまの森

2023-11-17 10:13:29 | 各務原講座

タイトル「目で見る秋を楽しみましょう」

濃尾平野

上りの坂道を10分くらい登っただけでこの絶景です。感激してみえる方もみえました。日常の散歩レベルでこの景色を味わえるのですから、ひとしおです。1人で黙々と上るのではなくて皆さんと一緒にワイワイ話しながら行くので楽しくて、あっという間に着いてしまいます。

 

モチノキ

心臓破りの道に入る前にしばしのお楽しみ!モチノキが並んで植栽されている所で、「モチノキは何本あるでしょうか?」「雌雄異株です。オスの木は何本?メスの木は何本?」目の前なので分かりやすいようで、「あれ?」「もう1回数えよう!」となりました。モチノキの不思議と虫との攻防戦を紹介しました。

 

マツグミ

近年、マツが数を減らしています。そのマツに寄生するマツグミは共倒れです。運よく目の前でマツグミを見ることができるポイントです。この時期は小さな果実が観察できました。

 

ミヤマママコナ

花盛りのミヤマママコナがありました。晩秋のこの時期に花はうれしくなります。アキノキリンソウも見ることができました。

 

フユイチゴ

11月はフユイチゴがおいしくなるシーズンです。斜面で足元が少し危なかったですが、試食してもらえました。「初めて食べました。おいしいわ~!」と喜んでもらえました。

 

イボタ蝋

「この白いのはロウですよ!」「木が作ったのですか?」「虫が作ったんです。」「え~~~~!」これを作ったイボタロウカイガラムシの姿は見れませんでしたが、インパクト大なしろものでした。

 

時間が押したので、ショートカットする道で戻ってきました。この森によく来てみえる方も知らなかった初めて通る道だとおっしゃって笑ってみえました。マツグミやイボタ蝋とめったに会えないものを見られて、何千人か何万人分の1になるラッキーなウォーキングになりましたと締めくくりました。次回もまた皆さんと楽しみたいと思います。

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