地衣類講座開始
地衣類についての詳しい人がなかなか居ない中、聖徳学園大学の川上教授が詳しいとのことでお願いしました。本職は岩石なんだとか?けれど、昆虫でもハチでも植物でも今回の地衣類でも、とにかくお詳しいのには驚きです。
イロハのイ
地衣類観察のイロハのイはこんな処からだとレクチャーしていただきました。で、調べるには先生の作ってみえる聖徳学園大学「進化する地衣類図鑑」をネットで検索してもらえば画像が出てきます。
話は続きます
地衣類とは何ぞや?菌類が藻類を共生させて自活できるようになった生物のことだと。菌類の体に藻類を居候させているんですね。で、屋敷(菌類)に居候(藻類)を住まわせてやっているから家賃として光合成で作った栄養をもらって共に生きているということらしいです。
午後から
この格好です。少し時雨ていて外気温4℃です。しかしこの情熱ですから受講生も一生懸命聞いています。
ロウソクゴケ
一番目立つ黄色のロウソクゴケです。これは割と簡単に同定できるかもしれません。見つけやすい部類です。
ヘリトリゴケ
このヘリトリゴケは、石にくっついて剥がせません。よく見ることのできる地衣類です。
初雪の
時雨から雪に変わりましたが講座は続きます。展望台を過ぎ菖蒲園を回り込んで駐車場まで帰ってきました。案内人は何時でも、何処ででも、季節にかかわらず目にできるもののネタを一つは確実に持っていると何かに便利なので地衣類は知っておいてほしいと取り上げました。受講生一同一生懸命はまり込んでいたようです。