ふれあいの森自然学校 活動報告

ふれあいの森自然学校が活動している内容を紹介しています。
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第5回案内人養成講座その7「地衣類の不思議」

2023-12-18 14:27:31 | 案内人養成講座

地衣類講座開始 

地衣類についての詳しい人がなかなか居ない中、聖徳学園大学の川上教授が詳しいとのことでお願いしました。本職は岩石なんだとか?けれど、昆虫でもハチでも植物でも今回の地衣類でも、とにかくお詳しいのには驚きです。

 

イロハのイ

地衣類観察のイロハのイはこんな処からだとレクチャーしていただきました。で、調べるには先生の作ってみえる聖徳学園大学「進化する地衣類図鑑」をネットで検索してもらえば画像が出てきます。

 

話は続きます 

地衣類とは何ぞや?菌類が藻類を共生させて自活できるようになった生物のことだと。菌類の体に藻類を居候させているんですね。で、屋敷(菌類)に居候(藻類)を住まわせてやっているから家賃として光合成で作った栄養をもらって共に生きているということらしいです。

 

午後から

この格好です。少し時雨ていて外気温4℃です。しかしこの情熱ですから受講生も一生懸命聞いています。

 

ロウソクゴケ

一番目立つ黄色のロウソクゴケです。これは割と簡単に同定できるかもしれません。見つけやすい部類です。

 

ヘリトリゴケ

このヘリトリゴケは、石にくっついて剥がせません。よく見ることのできる地衣類です。

 

初雪の

時雨から雪に変わりましたが講座は続きます。展望台を過ぎ菖蒲園を回り込んで駐車場まで帰ってきました。案内人は何時でも、何処ででも、季節にかかわらず目にできるもののネタを一つは確実に持っていると何かに便利なので地衣類は知っておいてほしいと取り上げました。受講生一同一生懸命はまり込んでいたようです。

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面白ネイチャーウォーク(各務原東ライフデザイン) in 各務野自然遺産の森

2023-12-14 18:38:37 | 各務原講座

「冬鳥の観察」

アイスブレーク

下見で鳥がいないことを把握しているので学びの家の前にて座学もどきを行わないと時間が余ってしまいます。ドングリの殻斗で作った芋虫の受け渡しでアイスブレークを行いました。

中には「ギャ~~!!」と声をあげる人がいて狙い通りの展開です。

 

重さ当て

ものさし鳥のスズメ・ハトの重さの予想をしてもらいました。ものさし鳥というだけあって基準が大事ですからね。

 

スズメって・・・

一番身近なスズメといえども重さを実感している人は皆無でしょうね。以外に軽いという人あり、意外に重いという人あり、色々です。これも実際に自分が石ころで重さをはかったが故の実感です。

 

どんぐり隠し

雲の丘にてどんぐり隠しをしてもらいました。各自3種類の木の実に印をつけA・Bチームに分かれ隠してもらいます。隠した後少しの時間を置くためにお話をさせてもらいました。

 

見るのは目ですが認識するのは脳です

参加者の皆さん理屈では分かっていらっしゃるのですが、実際はどうなんだと・・・それぞれ実感してもらうためにカラスの写真2枚を見比べて発見してもらいました。どう発見したのかはネタバラシになるのでここには書きません!(^^)!

 

さて、隠したドングリを回収

チームをA・Bと二つにしましたので相手チームの隠したドングリを探し出すのだろうと考えていらっしゃったようです。おっとどっこい!自分が隠したドングリを自分が探し出すのです。一見簡単そうですがまさか自分が隠したものを…と思っていらっしゃるので全部発見した人はほんの一握りでした。カケスやヤマガラ・またリスなどは貯食をして冬の間に掘り出して飢えをしのぐのですが隠したものを見つける確率は90%以上だとか。今日の参加者はそれより少ない人が多かったです。動物なら飢え死にするレベルでしょうか!(^^)!鳥は現れてくれませんでしたが、何とか野鳥観察を終了できました。

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2023年12月13日(水)「干支に登場する動物たち!?」in百年公園

2023-12-13 20:21:25 | 百年公園散策会

12月も半ば、もうすぐ今年も終わります。干支も卯から辰へバトンタッチ。そんな季節の散策会なので、干支にちなんだ植物を紹介しました。

 

酉(鳥)・・・ハコベ

酉といえばニワトリですが、今回紹介したのはハコベ。ハコベは「ひよこ草」とも言われており、小鳥やひよこの餌になります。

 

午(馬)・・・アセビ

アセビは漢字で「馬酔木」と書きます。アセビには毒となる成分が含まれており、アセビを食べた馬が酔っ払ったように歩いたことからつけられたと言われています。

 

干支が徐々にそろってきました

紹介した植物を一覧表にはっていきます。果たして12種類、集まるのか!?

 

龍!

番外編。参加者の方が、「あの切り株、龍に見えますね!」と教えてくださいました。確かに龍です!案内人は下見の時にも気づきませんでした。いろいろな人の目があると、気づきも多くて楽しいですね。

 

12種類そろいました

干支がすべてそろいました!ちょっとこじつけの動物もいた気がしますが、実物を見ながら案内することができて一安心。

 

年内の散策会は今日で終了しました。来年1月はお休みで、2月からスタートになります。寒い日が続くかと思いますが、また森で元気にお会いしましょう!

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巣箱のメンテナンス in 百年公園

2023-12-11 20:04:09 | その他

昨年も営巣してくれたところ

毎年のことですが、この時期に巣箱の掃除と設置場所の見直しをいたします。この巣箱は昨年も営巣してくれた場所のものです。今シーズンもばっちりヤマガラが入ってくれました。

 

かなり斜めに設置

この場所も昨年ヤマガラが営巣してくれたところです。張り出した枝がかなり斜めなので最初は無理かも??と思っていたのですが設置3週間目ぐらいから巣材を運び入れていたのです。今シーズンも巣立ちまでしたようです。

 

広場の電話ボックス

この巣箱は高さが2mほどの位置です。鉄筋の電話ボックスなので覗き込もうとすれば簡単に見ることができる高さなのです。ここにもヤマガラが営巣してくれました。ちょっとメタボのヤマガラだったので出入りが窮屈そうでした!(^^)!さらに笑っちゃうのはこの時期既に入居者がいたことです。ヤモリのカップルでしょうね。巣材を出そうとふたを開けたところ中から出てきました。掃除をしてまた入ってもらいました。

 

地図

 

全部で11か所設置しました。ヤマガラやシジュウガラなど7組が入居利用してくれました。今シーズン入ってくれなかった場所の巣箱は場所を変えましたので、来年は何とか入ってくれないかと期待しているところです。地図の番号のところに設置してありますので来春お出かけの折は気に留めて観察してみてください。もしかしたら小鳥たちが出入りしているかも!(^^)!

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