
バンクーバー冬季五輪が始まりました。雪不足が心配されましたが直前に雪が降り中止となる競技もなく一安心です。
この冬季五輪の開会式に当りスノーボード男子の国母選手の欠席の報道がなされました。
同選手の腰パン(公式服装)スタイルが服装の乱れと批判され、12日日本選手団の橋本聖子代表とともに記者会見した。
端元代表は、「国母選手の服装が選手団の行動規範に違反したとして開会式出席を自粛を決めた」と説明し本人も反省しているようでした。
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昨夜は冬季五輪の関係からスポーツコメンテーター小谷実可子さんと某男性ゲストが招かれ上記の「国母選手の問題」が話されていました。
小谷さんは、シンクロスイミングの代表選手として五輪に出場した経験から、国母選手の今回の問題に対し熱く語っておられました。
当然国の代表と出ること、またスポーツ選手としてのお考えからの発言でそのお気持ちが強く感じられました。
選手に渡されるルールブックを片手に、国の代表選手として規律ある行動が代表選手には求められることが語られていました。すると傍らにゲストとし参加している某男性が「ルール、ナンセンス、試合に勝てばいいんだよ」と語りました。この発言をする前から今回の「国母選手開会式欠席」に不満の意向を示す発言をしていただけに、小谷さんもビックリ、三宅さんも「まいったなあ」という感じでのコメントで回避していました。
この某男性ゲスト、名前がわかりませんでした。何かの評論家とすれば私のこれまで見た評論家の中で最低のレベルの人でした。
この某男性は、「腰パンがなぜ悪い」と、規制するのは「日本の狭い考え方」だなどとも言い、しきりに国の代表という考え自体にも何かのトラウマか反対していました。
「アフロヘアー、鼻ピアス、腰パン」今回は刺青はないようですが、これを日本のファッションという悲しい現実、人格とは関係がないともいいますが、これを善しとしてしまったニッポン、悲しく思います。
それにしてもこの男性ゲストの名が知りたいと思います。多分どこかで名が出て栗と思いますが、どういう人物なのか知りたい欲求に駆られました。
各国のテレビ局の記者が、国母の服装を見て、「呆れる」とか「バカらしい」、「常識欠如」というコメントが流れた後だったので、驚きました。
この人物は雑誌、ニューズウィークの編集長の竹田氏です。いつも、他のコメンテーターと反対の意見を言い、自分のポジションを際立たせようとしていますが、今回は沈没したようです。
小谷実可子さんがオリンピック規約から服装について説明し、明らかに国母がルールに反しているという解説をしたところ、「ルールなんて破って構わない」というバカらしいコメントをしていましたね。
これが編集長ですから、ニューズウィークの質が分かります。
そんなに、自分らしくいたいんやったら
そもそもオリンピックなんて出るな!
成人式妨害している若者観てて同じ事感じた。
成人式に出なきゃいいのにって。
それと同じ感じです。
オリンピックは国民の協力があってこそ出場出来るって事、考えてほしい。
竹田みたいに、小さい事って言うヤツの神経を疑う。小さい悪がやがて多きな悪に変わる!
竹田って人、平気で公道にゴミ捨てしている
大人みたい。竹田お前が小沢幹事長の献金問題
を語る資格はない!
ほんと、元五輪の選手が言っている事を否定する様な発言バカかと思いました。
あの服装を認めたら中、高生が「ならいいんだ」ってまねるでしょう。
学校には校則、社会にはルール、なぜ竹田って人判らんのかねー。
>シュガー様
>かず様
コメントありがとうございます。
職場でも聞いたところ、竹田圭吾氏でした。
今となれば、悲しい人に思えてなりません。
過去が現在の彼を作り出したすれば、彼には相当な屈折を身に纏う過去があったと思います。
あくまでも思考の部屋ですので、彼がそうあらねばならないのか。
彼の永劫未来、今がそのまま続く世界、同情に絶えません。
それにマスコミも国母さんが病気だった友人を助けたというエピソードを見つけてからは態度変えましたよね。日本てマスコミに乗せられてすぐに皆が一方向に走ってしまいますね。民主党の選挙の時もそうでした。
でも、いろいろ国母さんについてネットで調べたところ、大学に抗議電話するとかの批判はやりすぎだというコメントが多くみられたので安心しています。マスコミに流されすぎず、自分でしっかり考えましょう。マスコミが流す情報は少なからず何らかの意図や考えで加工されてるんですもんね。
コメントありがとうございます。
『無門関』の中に「非風非幡」という問答があります。
風にたなびく旗を見ながら、二人の僧が言い争っています。
一人の僧は「これは、幡が動いているだけだ」と言い、
相方の僧は「いや違う。風が動いているのだ」と言う。
二人はこのように、自分の説が正しいことを主張しあい譲ろうとしません。
ちょうそこへ通り掛かった僧侶が言います。
「君たち何を言ってるのかね。」
「幡が動くのでも、風が動くでもない。君たちの心が動いているのだよ」
と説きます。
これが禅宗六祖慧能の有名な話です。
認識思考は、他者の言動を内に受け解釈します。常に幡のごとく揺らぐものです。
「揺らぐことがある。」ということをしっかり受け止めることが一番重要だと思います。
国母選手(國母と書くそうですが)に、善行・悪行が見えるのは、この世に善・悪の分別はそもそも論理的に不自然ではなく、人間はそうなのだ、人はそう見るということです。
悟れば無分別知の境地と言いますがそのようなことは戯言で、自分の心の動きが見えるということです。
>マスコミに流されすぎず、自分でしっかり考えましょう。<
おっしゃるとおりです。現実の世界においては熟思(じゅくし)が大切だと思います。
今後もよろしくお願いします。