東京里山農業日誌

東京郊外で仕事のかたわら稲作畑作などをしていましたが、2012年4月に故郷の山口県に拠点を移して同活動をしています。

数年ぶり、陸稲の種まき

2023年04月25日 | 麦,穀類,雑穀

 私は水田を持っていないため、わら細工に使う稲を自己生産できません。そこで、今年は陸稲を栽培します。わら細工に一番適したわらは、稲穂ができる直前の青い稲です。そのため、稲穂が出る前の7月下旬に稲刈りします。
 ところで、数年前まで畑で陸稲を栽培していました。普通の稲は水田で栽培しますが、陸稲は畑で栽培する稲です。陸稲の栽培を止めてしまった理由は、畑では雑草や害鳥との戦いが尋常ではないからです。

           陸稲を栽培する畑を耕運機で丁寧に耕運


 水田は水さえ上手に管理すれば雑草はそれほど繁茂しません。また、日本は稲が成長する時期に梅雨があります。そのため、日本は水田栽培に適した国です。その一方、水田ができない山間などで細々と陸稲が栽培されてきた歴史があります。

  種まきする溝を掘る     陸稲の種まき      種の上に土寄せ
  

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