東京里山農業日誌

東京郊外で仕事のかたわら稲作畑作などをしていましたが、2012年4月に故郷の山口県に拠点を移して同活動をしています。

新年に向けて、2種類の凧(たこ)作り

2020年11月30日 | 子供の育成関連

 田布施町子ども会育成連絡協議会(通称:町子連)主催の凧(たこ)作りがありました。一昨年も去年も仕事と重なったため参加できませんでしたが、今年は恥ずかしながら指導員の一人として参加しました。3年ぶりの凧(たこ)作りです。制作した凧は二種類です。やっこ凧風と六角形の凧です。3年ぶりのため、作り方をすっかり忘れていました。しかし、だんだん思い出しました。私は、子供達やその家族に教えつつ一緒に考えながら作りました。2時間位で全員完成にこぎつけました。家に持ち帰って凧を飾るデザインを描けば完成です。来年1月に今回作った凧を使って凧揚げ大会があります。「上昇賞」と「デザイン賞」があります。

         竹ひごを骨組みとして取り付けた2種類の凧


 そう言えば、最近お正月になっても凧を揚げている子供を見たことがありません。私が思うに、その転機の一つが30年位前にあると思います。それは凧の種類が大きく変わった年です。それまではやっこ凧や六角凧などの和凧が主流でした。ところが、30年位前にカイトと呼ばれる西洋凧にとって代わりました。凧は作るものではなく、買うものになりました。カイトは糸の調節が不要ですし、空高く簡単に揚がります。凧あげの技術はまったく不要です。ビデオゲームの興隆もあって、単なる消費財としてのおもちゃに成り果てました。そして、流行らなくなりました。

   凧の裾を作る     中心の竹ひご取り付け   全ての竹ひご取り付け
  

 やっこ凧風の凧は、初めての方には裾の張り方と竹ひごの取り付けが難しいと思います。一方で、六角形の凧は上下を間違えた方が少なくありませんでした。でもこの間違いは、尾を長くすれば解決します。両者の凧の最後の難関は、糸の取り付け方法です。風が強い時や弱い時など、風に合わせて調節する必要があります。
 凧作りが終わった後、用事で町内を車で通りました。すると、作った凧を空き地で揚げている家族を見かけました。糸の調整をしていたのでしょう。来年1月の凧揚げ大会がとても楽しみです。

    六角凧を作っている家族      完成して絵を描いている家族
 

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少年少女発明クラブ 中学校でリモコンロボット工作にチャレンジ

2020年11月29日 | 子供の育成関連

 前回の少年少女発明クラブ、用事のため休みました。そのため、今回は久しぶりの少年少女発明クラブでした。毎年のことですが、11月は田布施中学校で実験,体験,工作などをします。今年はリモコンロボット(クローラタイプ)模型の工作です。このプラモデル、簡単には制作できません。小学高学年生用模型ではないかと思います。最初に作るリモコンがまず難関です。十字キーを二個組み立てなければなりません。続いて、ギアボックスを二個組み立てなければなりません。たくさんの部品を前に、子供達は真剣に取り組んでいました。

     最初、リモコンロボット(クローラタイプ)模型工作の解説


 この工作を完成させるためには、たくさんある部品の説明書を読んで理解しなければなりません。そのため、説明書を読むことが工作のスタートです。また、説明書を読むだけでは組み立てることができない箇所が次から次へと出てきます。例えば、適度な力でしかもこじりながら通さなけばならない箇所がいくつもあります。部品はブラスチック製のため、力を入れすぎると簡単に折れてしまいます。また、バネをかませるように広げて固定する箇所もあります。そんな時は推理力が問われます。

  リモコンの組み立て    各種部品を選ぶ    早くもクローラ部完成
  

 工作好きの子供達ですので、もくもくと無言で組み立てていました。難しい組み立て作業の連続ですが、ギブアップして投げ出す子供は一人もいませんでした。予定では、今回の2コマ目で全員完成する予定でした。しかし、全員完成は無理と分かりましたので、来月12月に1コマ追加することになりました。工作している子供達を見ていると、隣の子供と相談しながら仲良く組み立てている子や、たった1人でもくもくと制作している子もいます。また、指導員に頼らないで制作する子もいれば、ためらわず指導員に相談する子もいます。工作の仕方にも個性があります。

    説明書を前に組み立て        説明書をじっくり読む
 

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干柿用にたくさんの渋柿を収穫

2020年11月28日 | 樹木,果樹

 今年もたくさんの渋柿を収穫しました。去年よりも渋柿が少ないとのことでしたが、どうしてどうしてたくさんの渋柿を収穫できました。私は高めの脚立に乗って高い場所にある渋柿を収穫しました。収穫した渋柿は、肩に下げた大きめの袋に入れました。その袋か重くなると、脚立を降りて渋柿を選別する人に渡しました。今年は小さめの渋柿が多かったですが、一人あたり100個位に分けられそうです。

          収穫に参加した方に均等に分けた渋柿

 隣が田んぼの渋柿畑でしたが、思った以上に畑は地面がしっかりしていました。そのため、高い脚立を立てても揺れたり傾くことはありせんでした。そのため安心して高い場所にある渋柿を取りことができました。左手で渋柿をたぐり寄せ、右手に持った剪定バサミで渋柿を切り離しました。干しやすいように枝がT字型になるように切りました。こうして次から次へと渋柿を収穫しました。

  渋柿の畑に入る     ぶらさがる大量の渋柿   段ボールに入れる
  

 私などが渋柿をどんどん収穫し、残る二人が収穫した渋柿を大きさ別に選びました。そして、大きさ別に段ボール箱に入れました。収穫が終わると、近くあるコンビニから段ボール4箱を宅急便で送りました。その後、届いた段ボールを均等に分けて各自家に持ち帰ります。そして、皮をむいてから紐に吊るして天日干しにします。お正月頃に美味しい干し柿が出来上がると思います。

   脚立からの見た渋柿畑          たくさんの渋柿を選別
 

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柳井市 琴石山登山コースに沿う史跡巡り(2/4)

2020年11月27日 | 歴史探訪他ウォーキング

 日積の琴石山登山口に入ると、石風呂大師堂に寄りました。面白い名前の大師堂です。名前から推察するに、その昔この近くに石風呂があったのではないかと思います。今のお風呂は湯舟が当たり前ですが、鉄が貴重な江戸時代以前は鉄製の風呂釜は手に入れることができませんでした。代わりに石風呂でした。柳井市に石風呂とその家屋が残っています。3年前に見学したことがあります。石風呂跡やその地名が多くあることから、その昔は石風呂があちこちにあったようです。ちなみに、麻郷の鳥越の古地名に石風呂があります。

       日積側からの林道を、琴石山に向かって登る


 石風呂大師堂を過ぎると、日積の中村公会堂に行きました。途中、古いと思われる祠がありました。さらに進むと、公会堂横に南地蔵堂がありました。ここは公会堂があるためか、レンガ作りで綺麗に管理されていました。南地蔵堂から元来た道を100m位戻りました。そして、琴石山に向かう林道をどんどん登りました。軽自動車が通ることができる明るい林道です。時々涼しい風が吹いて、みなさんと談笑しながら楽しく登りました。

  琴石山登山道を進む     石風呂大師堂     中村公会堂近くの祠
  

 8年前にバイクで柳井港側から琴石山に登ったことがあります。林道をどんどん登り、琴石山山頂下の駐車場にバイクを置きました。駐車場からは歩いて琴石山に登りました。そして駐車場に戻り、今回登った林道を日積側に降りました。その時の林道は、水たまりがひどかったように覚えています。その後、この林道は整えられたのでしょう。道が綺麗になり、歩きやすくなっていました。

    公会堂傍の南地蔵堂          明るい山道をどんどん登る
 

  山頂直下の駐車場に行く手前で、林道から分かれて山道に入りました。そこからは急な上り坂が続きました。どんどん進んでいると、次第に視界が広がってきました。日積側が眼下に見え、頂上に着くと柳井湾が眼下に見えました。心地よい風が吹いていました。寒いかと思って防寒着を持ってきましたが不要でした。しばらく景色を楽しむと、皆さんと歓談しながら楽しい昼食休憩としました。

        史跡巡りしながら歩いた琴石山登山コース

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放課後学習 成器塾 手芸教室でポケットティッシュケース完成、手縫いマスク作り

2020年11月26日 | 綿栽培,糸つむぎ,織り,染色

 二週間ぶりの小学校放課後学習 成器塾「手芸と調理教室」でした。今年はコロナのため、約半年間教室はお休みでした。今回はポケットティッシュケースの完成と手縫いマスク作りでした。早くも手縫いマスクが完成した子は、そのマスクを薄い橙色に染めました。紅花染めです。家庭科の授業がまだ無い四年生は、当然のことながら裁縫キットや裁縫箱はありません。縫い方など、指導員が付きっきりで指導していました。私も、呼ぶ子供達の間を駆け回るように教えました。私は裁縫が得意な方ではないのですが、春先に手作りマスクを何十枚か縫った経験が役に立ちました。

        子供達が手縫いした布マスク片をアイロンがけ


 ほとんどの子供は、布をマスクの形に切り抜いたところからスタートしました。そのため、針と糸の運針から始めました。私が小学生の頃の家庭科でも運針が最初だったように思います。子供達の縫い方を観察すると運針があまり上手ではないように思いました。私が習った運針は、右手で針を持って固定し、布を持った左手をリズミカルに針に重ねるようにしていました。聞くと、私が習ったような運針をまだ教わっていないようでした。

   紅花の染色器具    針と糸でマスクを縫う   布マスクほぼ完成
  

 六年生は布マスクを早く作ることができました。縫い終わると、夏に収穫した紅花を使って染色しました。黄色に近い橙色に染めあがりました。染まると流水で余分な色を流します。天日で乾かして完成です。ところで、先月から続けてきたポケットティシュケースを全員が完成しました。下右画像が、子供達8人が制作した8個のポケットティシュケースです。次回は、全員が手縫い布マスクを完成して染色します。そして、できた子から順にクリスマス飾り作りに入ります。

    手縫い布マスクを紅花染め       完成したポケットティシュケース
 

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長ネギの苗床を除草

2020年11月25日 | 野菜:葉菜

 10月、長ネギの苗が店頭から消えたことがありました。お店に聞くと、入荷見込みないとの返答でした。そのため、急いで長ネギの種を購入して種まきしました。ところが、しばらくすると長ネギの苗が店頭に並びました。やられました!売れ残りをなくすため一時的に店頭から消えたのではないかと思います。その種まきした長ネギがだいぶ成長してきました。しかし、長ネギの成長に合わせて雑草も伸びてきました。今回、その長ネギの苗場に生えた雑草を取りました。

       長ネギの周辺に生えた雑草を取る


 か細い長ネギ苗を雑草と一緒に抜いてしまわないように細心の注意をしました。苗が売り切れたと思って種まきした、今となっては余った長ネギ苗です。そのため、必要な方がいれば差し上げようと思っています。今年を反省して、来年は苗の買い時をよく考えようと思います。

    雑草に囲まれた長ネギ苗      除草して綺麗になった長ネギ苗
 

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我家のカエデやアメリカフウなど、紅葉真っ盛り

2020年11月24日 | 樹木,果樹

 この田布施町も紅葉が見ごろになりました。すでに葉が散り終わった樹木も散見されますが、我家は紅葉した落葉が落ちて積もり始めました。この一週間ほどの間に、葉はどんどん変わっています。今年は暖かいのか、紅葉が遅めのような気がしています。例えば、7年前に植えたたアメリカフウ(和名:紅葉葉楓)、赤かったのが黄色くなって散り始めました。葉が大きいためか、風に吹かれて地上を走り回っています。

       左:一週間ほど前のアメリカフウ 右:現在


 紅葉しているのはアメリカフウ以外にモミジがあります。真っ赤になり、道に絨毯のように積もり始めました。近くの林に行ってみると、一ヶ月前と比べてずいぶん明るくなりました。この林は、コナラやクヌギなどの落葉樹が多く生えています。そのため、落葉したため枝を通して空がより見えるようになりました。そのため、林全体が明るくなったのです。

 真っ赤なモミジ      明るくなった林     枝を通して見た青空
  

 ところで、どのようにして紅葉するのだろうと常々思っていました。たまたまアメリカフウの葉を日々撮影していました。すると、葉全体がじわじわと紅葉するのではないことが分かりました。葉の周辺から中央に向かって紅葉するのです。下左の写真を見ると、葉の中央はまだ緑のままです。下右の写真は紅葉が終わった葉です。紅葉し終わると、落葉するのです。今の季節は自然の移り変わりを知る良い季節です。落葉し終わると、いよいよ冬の到来です。

   葉の中央はまだ緑           紅葉が終わった葉
 

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我家の婆様がまたもや転倒、やむなく風呂の改修を検討

2020年11月23日 | 田舎暮らし

 我家の婆様は93歳です。何年か前に絨毯につまずいて、運悪く背骨を骨折してしまいました。治療が良かったためか治りました。しかし、10m位歩くと背骨が傷むようです。そのため、我家には10m間隔で休憩用椅子が置いてあります。その後、玄関で転倒しました。気を失ったそうですが、何とか無事でした。ところが先日、今度はお風呂で転倒してしまいました。あわや腰の骨折かと思いましたが、運よくマットが敷いてあったため骨折は免れました。原因は風呂場と着替え室の段差約8cmを登れなかったためのようです。たった8cmの段差で転倒とはねえ。いつかは・・・・と覚悟しておかなければなりません。そうなると、仕事やボランティアなどを減らさなければと思うと憂鬱です。

        着替え場とお風呂の段差約8cm


 再度転倒したら骨折は免れないと思い、業者を呼んでお風呂の改修を検討しました。その結果、大々的な風呂工事はせず、着替え場と風呂場の段差にもう一段段差を取り付けると良いのではとのことになりました。段差の解消方法はケアマネと相談です。なお、40年近く使ってきたシャワー装置が使いづらく、お湯の量が極端に少なくなってきため取り換えました。絨毯の裾やちょっとした段差で転倒するなど信じられません。90歳近くなると足が上がらなくなるのでしょう。私もいずれそうなるのでしょうか。

  取り外した古いシャワー装置        点検調査中の業者の方
 

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修理中、壊れた古い足踏み糸紡ぎ機(5/x)

2020年11月22日 | 綿栽培,糸つむぎ,織り,染色



 修理中の足踏み紡ぎ機、前回は足踏み部分の木材を切り出しました。今回はその木材を組み立てて、実際に足踏みできるようにしました。足踏みミシンのように足踏みしますが、両足を交互に踏めるようにしたほうが良いのでは、とのアドバイスがありました。そのため、左足用の踏み板を改善しました。そして、左足で踏み上げることができるようにしました。すると、はずみ車がスムーズに回り、回転むらがなくなりました。次回からは、糸が紡げるように糸車を修理しようと思います。

      左側は右足用の踏み板、右側は左足用の踏み板


 各板のつなぎ目は木工用ポンドで接着しました。ボンドだけでは弱いため、木ネジで強く固定しました。木ネジを使うと、木材がひび割れることがあります。そのため、木ネジを通すための細いガイド用穴をあけておきました。ボンドが乾くまで約半日かかります。そのため、木ネジで固定した後、半日ほど待ちました。

  木工用ボンド塗布     木ネジで固定      固定された板
  

 次々に板を組み上げました。最後に足を踏む板に土踏まず用の板を固定して終わりです。半日後、足踏みできるか試してみました。すると、スムーズに足踏みすることができました。とても静かで、はずみ車もちゃんと回りました。はずみ車と糸車に糸を通しました。そして、足踏みすると、はずみ車が回ると共に糸車がくるくる回りました。これで、足踏み部分の修理は完了しました。次は糸車の修理に入ります。

   踏み板を支える板を繋ぐ       土踏まず用の板を固定
 

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春野菜の種まきなど

2020年11月21日 | 野菜:葉菜

 春の花の種まきや球根を植え終わりました。今回は、春の野菜の種まきをしたり球根を植えました。種をまいたのは絹さやエンドウ豆とソラマメです。また、球根類は、追加移植したわけぎやジャンボニンニクです。数年前までは、絹さやエンドウ豆に加えて、スナップエンドウ豆とグリーンピースも作りました。しかし、後者二つはそれほど多く食べないため、今は作らなくなりました。ちなみに、赤い花が咲く絹さやえんどう豆を毎年栽培しています。花が咲くとスイートピーのように綺麗だからです。なお、園芸店で売れ残っていた極安サラダ苗も植え付けておきました。

        耕した後、絹さやエンドウ豆の種まき


 まずは、夏にアマランサスなどの雑穀を育てていた畝を綺麗に片づけて耕運機で耕しました。耕運機を何度も往復させて耕しました。その後、絹さやえんどう豆とソラマメ用の畝にしました。この場所は、豆類を5年以上育てていません。最初、絹さやエンドウ豆を種まきしました。1ヵ所3粒の種をまきました。初春までに1本に間引きします。次にソラマメの種まきをしました。我家では、収穫した豆をソラマメご飯にする程度でしか食べません。そのため、少な目に種まきしました。私が子供の頃はたくさんのソラマメを収穫していました。その豆を、確か油であげていました。もっぱら子供のおやつでしたが、とても硬かったです。そのおかげでか、歯が丈夫になったと思います。

絹さやエンドウ豆の種     ソラマメの種      ニンニクの球根
  

 サラダの苗ですが、売れ残っていた貧弱なポット苗でした。ポットの中には、色違いのいろいろな種類のサラダ苗がありました。それぞれの苗をすべて分離して、畑の畝に20cm位の間隔で植え付けました。今は小さな苗ですが、根付けば美味しいサラダになるのではないかと思います。これでようやく、春の花や野菜の種まきや植え付けがひと段落しました。あとは、山の下草刈りやシイタケ用の木の伐採などの作業が残っています。私一人で作業するので、3月頃までかかります。これらの野良仕事、今後10年続けることができるでしょうか。

    売れ残りのサラダ苗         サラダ苗を植え付け
 

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ようやく紅花の種まき

2020年11月20日 | 綿栽培,糸つむぎ,織り,染色

 先日紅花の種を収穫した後、なかなか種まきする機会がありませんでした。今回ようやく種まきをする時間が取れました。種をまいた場所はサツマイモを収穫した畝です。サツマイモの残渣を取り除いた後、耕運機で何度も往復して耕しました。1ヵ所3粒程度の種を。30cm位の間隔を空けてまきました。芽生えた後、芽欠きをして1本/株だけ残そうと思います。
 今回種まきした紅花は花用ではなく染色用です。大株に育つと思われるため1本だけにします。花弁は大きく、しかも数多く咲きます。背も人の背丈ほど伸びます。

          30cm位の間隔を空けて紅花の種まき


 これまで紅花を育てた経験から、移植はしない方が良く育ちます。気候が寒い東北地方で多く育てられていることから、春に種をまいて育てるより秋に種まきした方が大きく育ちます。つまり冬越しした方が良く育ちます。当然ながら花も大きく数多く咲きます。来春はたくさん紅花の花弁を収穫できることと思います。

     種まきした紅花の種子       巻尺を使い、等間隔で種まき
 

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そろそろ焚火の季節、トウモロコシを焼いて食べる

2020年11月19日 | 田舎暮らし

 本格的な冬はまだですが、もうすぐ12月です。急いで冬支度をしなければなりません。今一番急いでいるのは、畑の冬支度です。夏に生えた雑草の刈り取り、冬春の野菜や花などの種まき。落葉拾い。農機具小屋の整理などです。刈り取った雑草がだいぶ乾いてきたので、焚火をして燃やしました。燃やしたついでに、先日収穫した硬質トウモロコシを火であぶりました。少しばかり焼きすぎて焦げ目が黒くなりすぎました。しかし、硬い実が柔らかくなっていました。じっくり噛むと、昔ながらの懐かしい味を楽しむことができました。食べながら焚火の揺れる火を見つめていると、何故か子供の頃を思い出します。

        焚火に近づけて、トウモロコシをあぶる


 焚火をするには注意することがあります。飛び火しないように窪みで燃やしたり、すぐに消火できるような準備が必要です。そのため、畑中央ににクワで深く穴を掘って焚火をしました。また、焚火の近くまで消火用のホースを引き込みました。そして、ちゃんと水が勢いよく出ることを確認しました。これから3月までの間、伐採木や枯草などを燃やします。灰は肥料になります。当然のことながら、家庭ごみは燃やしません。

  クワで窪みを掘る      消火用ホース     燃え続ける焚火
  

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春に開花する花の球根を植え付け

2020年11月18日 | 花,野草

 春に咲く花の球根の植え付けをしました。植え付けた球根は、水仙,クロッカス,ラナンキュラス,アネモネです。水仙はコットンクラブの方にいただいた球根を植え付けました。大きな球根と小さな球根がありました。どんな形の水仙が咲くのか楽しみです。その他の球根は、花期が終わった今年5月に掘り上げた球根です。少し心配なのは、ラナンキュラスとアネモネの球根です、乾燥しすぎたのかカラカラに乾いていて縮んでいました。土の中に埋めたので、少しずつ水分を吸収して球根が太るのではないでしょうか。

           球根を植え付ける前に耕運機で耕す


 球根を植え付けた花壇は、トウモロコシを育てていた畑です。トウモロコシの根や茎を綺麗に伐採した後、耕運機で何度も往復して耕しました。残渣はすべて畑の外に持ち出しました。クワで鞍型畝を作り、レーキで綺麗に整形しました。その後、球根を植え付けました。植える球根を畝の上に置き、次々に土の中に埋めました。本来ならば10月内に終わらせるべき植え付け作業でしたが、近年の温暖化で11月も10月なみに暖かくなっているような気がします。元気に芽を出してくれると思います。

 レーキで畝を整形     水仙の球根を並べる    クロッカスの球根
  

 この春に花壇だった場所を耕そうとして、花菱草の幼苗を見つけました。こぼれ種が発芽して育ったのです。このまま耕してしまうと、せっかく育った苗がダメになってしまいます。そのため、花菱草の苗だけは避けて耕運しました。一部の苗は離れた場所で芽生えていたため移植しました。今回植え付けた各種球根、来年も今年の春のように花が咲いてくれることでしょう。

  こぼれ種から芽生えた花菱草      ラナンキュラス球根の植え付け
 

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柳井市 琴石山登山コースに沿う史跡巡り(1/4)

2020年11月17日 | 歴史探訪他ウォーキング

 快晴の秋空の下、柳井市の琴石山に登りました。その道すがら、史跡もいくつか訪ねました。登山者が多く登るのは、柳井市街方面から登るコースです。今回は、比較的登山者が少ない琴石山北側の日積から登ってみました。その日積に行くために、JR大畠駅から日積へと続く坂道を延々と歩きました。
 先月の室積海岸ウォーキングは比較的楽な歩きでしたが、今回の琴石山ウォーキングは久しぶりに足が鍛えられるウォーキングでした。なおこの2月、柳井市が主催する琴石山健康ハイキングで全く同じコースを歩きました。

        日積の「琴石山登山口標識」前にて


 朝10時少し前、みなさんと同じ電車でJR大畠駅に着きました。駅の外に出ると、さっそく法光山不動院に向かいました。小高い場所にあるこの不動院には、たくさんのお地蔵様が安置されていました。今回のウォーキングの安全を祈願しました。不動院を過ぎて、大畠中学校前を通り過ぎました。瀬戸海を見下ろせる高台にある中学校です。耐震補強がしてあるものの、何かしら昭和を思い浮かべる校舎が並んでいました。

  JR大畠駅の駐車場     不動院に到着     たくさんのお地蔵様
  

 大畠中学校を過ぎてしばらくすると、これまた昭和を思わせる住宅が眼下に見えてきました。市営か町営住宅ではないかと思います。数軒が繋がった長屋です。長屋には物置小屋が作られていました。住宅は借家ですので、法律的には大家である市や町に許可なく敷地内に物置小屋など建物を建ててはいけません。昔の話ですが、どこかの市か町で住人がこの物置小屋を勝手作ったとのことで裁判がありました。そのニュースを覚えています。今こうして物置小屋が残っているので、大家である市や町が敗訴したのでしょうか。

    昭和の風情の長屋住宅           大畠温泉に到着
  

 昭和の趣がある長屋住宅を過ぎると、だんだん坂道がきつくなってきました。これが延々と日積まで続きます。途中に大畠温泉の看板が建っていました。そして、その温泉が出る蛇口がありました。住民がここに寄って、温泉の水を持ち帰ることができるのでしょう。どなたかが蛇口をひねったようですが、温泉の水は出てこなかったとのこと。大畠温泉を過ぎて1時間ほどのんびり歩くと、ようやく日積に着きました。そして、琴石山登山口の標識が見えてきました。

       史跡巡りしながら歩いた琴石山登山コース

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田布施コットンクラブ 藍の採種、小麦の種まき、小豆の鞘取り、どんぐり収集など

2020年11月16日 | 綿栽培,糸つむぎ,織り,染色

 今週のコットンクラブは、秋らしい野外活動をしました。まずは、枯れた藍から種子を収穫しました。収穫した種は、来年の春に種をまきます。なお、並行してドライフラワー用のどんぐりも収集しました。続いて、天日乾燥した小豆の茎から鞘をもぐ作業をしました。1月の放課後学習成器塾で、収穫したこの鞘から小豆を取り出す体験を子供達にしてもらいます。小豆の鞘取り作業と並行して、小麦の種まきもしました。手押し式の種まき機や手で種をまきました。来年の夏に小麦を収穫します。やはり成器塾で、パスタやホットケーキ作りに使おうと思っています。

   みなさんと一緒に、カラカラに乾いた小豆の茎から鞘を取る


 藍の種の収穫ですが、房状のようになった殻を手ですくい取るように収穫しました。確認のためにその殻を擦ると、ゴマ粒大の黒光りする種が出てきました。藍畑はどんぐりの一種であるクヌギの下にあります。たくさんの丸いどんぐりが落ちていました。ドライフラワーやリースのするのでしよう、どんぐりやその帽子状の殻を集めました。このどんぐりは真ん丸なので、コマにしたり、笛にすることもできます。隣に綿畑があります。ついでに綿やその殻も収穫しました。

   藍の種子を収穫     どんぐりを収穫     小麦の種まき準備
  

 みなさんが藍の種を収穫している間、私は麦の種まき準備を始めました。それが終わると種まきをしました。最初、手押し式の種まき機を使って種まきしました。ところが、小麦の種に混じっていたゴミが穴が詰まってしまいました。そのため、途中から手まきに切り替えました。種まきが終わると、二人の方に土寄せをしていただきました。

    手まきで小麦の種まき        種まきが終わると土寄せ
 

 藍の種の収穫が終わると、小豆の鞘を収穫しました。去年はカメムシ大発生で収穫ゼロでしたが、今年は去年の反省をもとに、種まきを一ヶ月早めました。それが大成功で、バケツ二杯分の小豆の鞘を収穫できました。1月の成器塾の料理教室で鞘から小豆を取り出します。余るであろう小豆を、田布施コットンクラブで美味しいお汁粉にしようと思っています。野外活動が終わると屋内に移動しました。そして、密にならないように座って楽しいコットンタイムをしました。参加された方々、お疲れ様でした。

  小豆の鞘を収穫     バケツいっぱいの鞘   楽しいコットンタイム
  

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