東京里山農業日誌

東京郊外で仕事のかたわら稲作畑作などをしていましたが、2012年4月に故郷の山口県に拠点を移して同活動をしています。

西洋大鎌(scythe)の講習、草刈り刃の交換、郷土館の駐車場周辺の草刈り

2021年09月30日 | 草刈り,整地

 

 10月1日から田布施町郷土館で「国木田独歩生誕150年記念展示会」が開催されます。お客様が気持ちよく来館されるように駐車場周辺の草刈りをしました。草刈り前に、Mさんの草刈機の紐刃をチップソーに取り替えました。取り替えながら、それぞれの刃の特徴を説明しました。
 せっかくなので、皆さんに草刈機の歴史を解説しました。草刈機がなかった昭和30年代以前は鎌で草を刈っていました。そして、広い牧草地では西洋大鎌(scythe)を使っていました。かつて私の家は牧場を経営していました。そのため、私が子供の頃は毎日のように西洋大鎌(scythe)を使って牧草の刈り取りをしていました。今回、皆さんに西洋大鎌(scythe)を体験してもらいました。私を除く全員が、初めての西洋大鎌(scythe)体験でした。

         さっそうと西洋大鎌(scythe)を持つMさん
               「魔女と大鎌」? 
 


 実家に数年間置いてあったMさんの草刈機には紐刃がついていました。このままでは、公的な草刈りには使えません。そこで、購入したチップソーに交換することにしました。紐刃を取り外す時、回転止めのピンの差込口や逆ネジの外し方について教えました。紐刃内のバネがなぜか紛失していたので購入してもらうことにしました。次に、チップソーの取り付け方と、地面の上に数センチ浮かせるためのジズライザーの取り付け方を教えました。優秀な彼女は多少なりともこの作業をしたことがあるようで、すぐに覚えてくれました。 

 紐刃と逆ネジの外し方   ジズライザー取付け    大鎌を体験するY君
  

 草刈機の準備が終わり、続く西洋大鎌(scythe)の体験が終わると、郷土館駐車場周りの草刈りをしました。ハンマーナイフモアであらかた除草が済んでいましたので、私は紐刃でフェンス際の草を刈りました。Mさんにはチップソーで中心部の草を刈っていただきました。他の方々は隙間に生えた草を鎌で刈ったり引っこ抜きました。

       初めてにしては器用に西洋大鎌(scythe)をこなすMさん


 最後に刈り取った草を熊手で集草しました。ところどころに集草した草を山にしました。Mさん他、お疲れ様でした。これでお客様が気持ちよく郷土館に来館できると思います。ありがとうございました。

   竹の熊手で集草するMさん      綺麗になった郷土館駐車場周辺
 

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仕事の合間をみて、秋冬野菜の種まきを急いで済ませる

2021年09月29日 | 野菜:葉菜

 もうすぐ10月です。秋冬野菜の種まきは、10月初めまでに済ませておく必要があります。10月中旬以降は種まきしても育ちが悪いです。それは、すぐに寒くなるからです。
 そのため、今回は主要な野菜の種まきを済ませておきました。種まきした野菜は、小松菜、チンゲンサイ、ホウレンソウ、大根、のらぼう菜などです。我家は二人ですので、それほどたくさんの野菜を食べません。そのため各野菜共に10株程度になるように種まきしました。成長が早い小松菜は二週間後にもう一度種まきするつもりです。今後は、タマネギの苗を植え付ける畝や小麦の種まきをする畝を耕すつもりです。冬はすぐにやってきます。10月はのんびりできません。

     黒マルチの穴に小松菜、大根、チンゲンサイなどの種をまく


 ところで、先日種まきを済ませておいたタマネギの芽が出ていました。10月下旬か11月上旬には成長した苗を植えることができると思います。長ネギは根付いたのか、新しい葉が出ていました。また、ワケギも根付いて新しい葉が次々に出ていました。来週には収穫して食べることができそうです。ニンニクはまだ芽らしい芽が出ていません。そのうち出てくるでしょう。今後は、これから種をまく絹さやエンドウ豆,スナップエンドウ豆,グリーンピース,ソラマメなどの種を買おうと思います。
 そう言えば、紅花,砂糖大根,リネンなどの種まきを忘れてはいけません。それに、チューリップ,クロッカス,水仙などの球根の植え付けもあります。さらに、ひなげし,花菱草,ビオラなどの種まきもしなければなりません。休んでいる暇はないです。

  茂ってきたワケギ     根がついた長ネギ    芽が出ていたタマネギ
  

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光市 峨眉山と海商通り周辺の史跡巡りウォーキング(3/4)

2021年09月28日 | 歴史探訪他ウォーキング

 峨眉山の南端の崖上に到着すると、素晴らしい景色が広がっていました。下見時はひどい風雨だったため逃げるようにこの崖上から退散しました。しかし、今回は休憩する前に絶景を堪能しました。象鼻ヶ崎と周防灘が一望できて最高です。真っ青な海に、緑の島に、紺碧の空です。立ったまま周りの絶景を皆さんと楽しんだ後、崖上にあったテーブルにリュックを広げて椅子に座りお昼休憩としました。

         峨眉山南端の崖上から見下ろした像鼻ヶ崎


 峨眉山の中ではここが一番景色が良いと思います。峨眉山の最高峰は、木が茂っており北側しか眺望がありません。また、フィッシングパークからの尾根道にも景色が良い場所がいくつかあります。しかし、この崖に勝る場所はありません。しかも、景色を楽しめるようにテーブルや椅子が設置されています。今回の史跡巡りに参加した方は、気分さわやかラッキーだったと思います。

  皇座山や長島方面     牛島が目の前に    祝島の向こうに九州
  

 祝日でしたので、家族連れが次々にこの崖にやってきました。やはり、雄大な景色に感嘆していました。30分位この崖で昼食をとりながら休憩したでしょうか。その後、8人位の若い家族連れに席を譲りました。田布施や平生など街の中はお年寄りの姿ばかりが目立ちますが、今回はヤングのパパママそして子供達が目立ちました。30年位前の私も、子供達を連れては各地の名勝に行ったものでした。

 周りの景色を見ながら崖上で昼食     休憩が終わると崖を下りる
 

 私が子供の頃の室積の一番思い出は、普賢寺のお祭りでしょうか。小さかった私は、人々の脚の林の中を歩いたように思います。そして、お店の前に出ると空間が開けました。私のお気に入りのお店は陸生ヤドカリのお店でした。南の国からやってきた石や枝に登るヤドカリです。小さなヤシガニだったのでしょうか。買ったそのヤドカリを水槽で飼っていました。今、そんなお店はないでしょうね。そもそも昔のように賑わっているのでしょうか。
 杵崎神社のお祭りも楽しかったように記憶しています。人々が取り囲んで見た相撲大会をかすかに覚えています。数年前に行った杵崎神社、相撲場や観客場には草が生えていました。残念ながら杵崎神社のお祭りはもう無いのでしょうね。

         今回巡った峨眉山や海商通り周辺の史跡

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我家でも、真っ赤な花が満開のヒガンバナ(曼殊沙華)

2021年09月27日 | 花,野草

 今はどこに行っても、真っ赤なヒガンバナが咲き誇っています。我家の裏庭のヒガンバナをすっかり忘れていました。今日行ってみると、どれも赤い花を咲かせていました。赤いじゅうたんのようです。10年ほど前はそれほど咲いていなかったのですが、ここ数年咲く場所も広がっているように思います。裏庭は昼からしか日か当たらないのですが、ヒガンバナの生育に合っているようです。

         あたり一面にヒガンバナの赤い花が満開

 ヒガンバナは花が咲いている時は、葉がまったくありません。花が散ると葉が地面から押し出すように出てきます。秋から春にかけて葉が茂るのですが、夏になるとその葉は枯れてしまいます。不思議な生体の植物です。面白いことに、イノシシはヒガンバナの球根を全く食べません。美味しくないか毒があるのでしょう。素人考えですが、サツマイモの間にヒガンバナを植えたらイノシシの被害は無くならないでしょうか。

  花弁は丸まり花粉管はひげのよう      群れるように咲く花
 

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始動ローブを引いてもピクリとも動かない草刈機の修繕

2021年09月26日 | 農機具,工具

 昨日のことです。郷土館で仕事をしていると、Mさんが草刈機を持ってやってきました。実家にあった草刈機が動かないため、修理できないかとの相談です。ボランティアで田布施川の堤防の草刈りをするために使うそうです。
 その草刈機の始動ロープを何度引っ張ってもピクリともしません。むなしく空回りするだけです。お話を聞くと、実家に数年間放置してあった草刈機とのこと。それがヒントとなり、あっけなく治りました。治った草刈機を29日にMさんに渡します。その時、一緒に郷土館で草刈りしてもらおうと思います。草刈り女子の誕生ですね。素晴らしい!

          新しく作った混合ガソリンを草刈機に入れる


 草刈機修理のセオリーに従って、最初にプラグを外して始動ロープを引きました。すると、綺麗な火花が飛びました。プライマリポンプも正常です。残る故障原因は主にキャブレターかガソリン周りです。数年間放置してあった草刈機とのことで、ガソリンの変質を疑いました。

   動かなかったクボタ製草刈機      チョークの効きを確認
 

 そこで、新しく作った混合ガソリンと入れ替えました。その後、始動ロープを引いていると、最初ポロッとエンジンがかかりました。さらに始動ロープを引くと、ポロロロッとエンジンがかかり、最後にブオーッとエンジンがかかりました。長期放置によって古いガソリンが変質していたようです。キャブレターを分解清掃する工具を持って来ましたが、使うことはありませんでした。
 治った草刈機を29日に渡します。ところで、公的に草を刈る場合は紐刃は使えません。チップソーを購入して持ってきてもらうことにしました。

        新しく混合ガソリンを作って草刈機に入れる

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開館が迫った田布施町郷土館、國木田独歩生誕150年展準備で大忙し!

2021年09月25日 | 歴史探訪他ウォーキング

 28日から田布施町郷土館は開館の予定です。とは言え、県外からのお客様は入館できません。その他、いろいろな制限はありますが、10月1日からの国木田独歩生誕150年記念展示会は予定通り開催できそうです。準備している私としては、やれやれひと安心です。
 しかし、展示する写真,書籍,手紙などが予想より多くなりました。そのため、今てんやわんやです。それに、独歩が生まれてから亡くなるまでの明治時代40年間の年譜も展示します。この年譜には田布施の出来事も記載しているため数mの長さになります。全体として、国木田独歩の田布施での関わりが分かるように工夫しました。なんせ初めての企画ですので、何度も掲示位置を変えたり説明文を変えたりしました。久しぶりに準備に疲れています。

          準備中の国木田独歩生誕150年記念展示会


 一番工夫しているのは、独歩が行った田布施の場所,関わった人,書いた小説や手紙などを、どう関連付けて解説するかです。最初は、大きめの地図から関連する詳細説明まで紐を張っていましたが、蜘蛛の糸みたいで見苦しいことに気が付きました。そのため、今は地図上の場所に番号付けして、その番号順に解説するように変更しました。私は学芸員ではないため、歴史のビジュアルな解説方法は素人です。ですが、素人なりに分かりやすく解説しようと思います。

   古地図の場所に番号付け        独歩が小説を発表した雑誌
 

 独歩は亡くなるまでにたくさんの小説を書いています。なるべく多くの作品を展示しました。我家にも国木田独歩の小説がありましたので、持参して展示しました。また、國木田独歩が田布施の子供達と親しく交流していました。その子供達は小説や手紙によく登場します。その子供達の小学校での成績表も展示します。さらに、当時の子供達が学んだであろう明治時代の教科書もたくさん展示します。

         明治時代の子供達が、学校で学んだ当時の教科書

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今年は三種類のニンニクの種球を植え付け

2021年09月24日 | 野菜:根菜

 國木田独歩生誕150年記念展示会の準備が忙しくて、なかなか農作業ができません。今回、仕事をなんとか早めに切り上げてニンニクの植え付けをしました。先日園芸店に寄った時に、ヨーロッパ産ニンニクの種球を見つけました。このニンニクの見た目は日本の在来種と変わりません。違いは、春に花芽が出るか出ないかの違いです。ヨーロッパ産のニンニクは花芽が出ないとのこと。一掴み購入してみました。今回、このニンニク,先日掘り上げた在来のニンニク,そしてジャンボニンニクの三種類のニンニクを植え付けました。

           黒マルチに植え付け中のニンニクの種球


 植え付けた場所は先日耕して黒マルチをした畝です。三種類のニンニクを間違えないようにそれぞれを離して植え付けました。今回初めて植え付けたヨーロッパ産のニンニク、育てやすく美味しいのならば来年も続けて栽培しようと思います。一方、在来のニンニクは花芽の茎を収穫して美味しく食べています。ジャンボニンニクは、球が大きくニンニク臭が少ないです。今のところ栽培だけはしているのですが、何の料理に使ってよいのか分かりません。来年は栽培を止めようかとも思っています。

 ヨーロッパ産ニンニク    ジャンボニンニク    皮を剥いで植え付け
  

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かいたファームでいただいた、きなこちゃんの原毛を洗浄

2021年09月23日 | 綿栽培,糸つむぎ,織り,染色

 一昨日須金のかいたファームさんからいただいた、羊(きなこ)の原毛をさっそく洗浄してみることにしました。羊の品種はコリデールとのこと。調べると、毛と肉の両用種で毛質は中程度とのこと。性格は温厚で飼いやすいそうです。ブドウ園で飼われているきなこちゃんは可愛く人気者です。食べられる品種だなんてとても想像できません。さて、いただいたきなこちゃんの原毛、汚れがひどい場所を避けて少量を試しに洗浄しました。

          一度目の洗浄、とても綺麗な白い毛


 これまで、私が使ってきた羊の毛は二つです。一つ目は瑞穂農芸高校で飼われている羊(なずな)の毛です。そして、二つ目は田布施農工高校で飼われている(ろく,茶々丸,しるく)です。どの羊も雑種です。コリデール種は初めてです。ざっと触った感触は、毛が細く長いように思いました。この毛を使うと、今より細い毛糸を紡ぐことができるかもしれません。

  少量を試しに洗浄     お湯を手洗に張る   洗剤を入れて押し洗い
  

 田布施農工高校でいただく羊の毛は、生徒さんが毛刈りしたものです。生徒さんにとっては、生まれて初めての毛刈りです。たまに羊の皮膚を傷つけることがあるようです。毛刈りを見ているとハラハラします。ところで、田布施農工高校では紡いで糸にしたことはこれまでないそうです。フェルト細工にして、農工祭などで使うことが多かったそうです。
 今回は一回目の洗浄をしました。白く綺麗でしっとりとした羊毛となりました。もう二度ばかり洗浄して、カーディンクして紡いでみようと思います。そうすれで、これまで使ってきた羊の毛との違いが分かると思います。

    汚れた水を洗い流す         再度水で汚れを洗い流す
 

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光市 峨眉山と海商通り周辺の史跡巡りウォーキング(2/4)

2021年09月22日 | 歴史探訪他ウォーキング

 峨眉山護国神社から再び山道に入りました。緩い下り坂をしばらく歩くと、東屋がある明るい広場に出ました。ここから眼下に見える海岸に降りますが、風雨で角が丸くなっているためとても滑りやすい急坂です。そのため、足腰に不安がある方は東屋でみなさんを待つことにしました。私はその急な下り坂を下りました。その直前、釣りをしていた方が登ってきました。イカを釣りに来たとのことですが、疑似餌に抱きつかず不漁とのことでした。急斜面を下りると広々とした砂浜に付きました。数人の方が岩場で釣りをしていました。

      広々とした鼓ヶ裏の砂浜、遠くの岩場で数人の方が釣り


 鼓ヶ浦の砂浜から南を望むと、佐合島,牛島,祝島,上関の皇座山や長島,大分県の姫島,そして四国の佐多岬などがよく見えました。今回は本当に快晴で島々がよく見えました。そして、上関の上盛山に並ぶ風車が回っているのがよく見えました。ところで、この砂浜には年に一度大量のフグが産卵にやって来るそうです。砂浜を散策すると、再び急坂を上って東屋がある広場に戻りました。

  鼓ヶ浦の砂浜     祝島や牛島などの島々    海岸の北側は峨眉山
  

 東屋のある広場に戻ると、毛利敬親公顕彰碑横の小道を通って岩場に登りました。高所恐怖症の方なら歩けないような高い岩場ですが、眺めは最高です。さきほど歩いていた海岸を眼下に見下ろすことができました。海岸から周防灘の島々がよく見えましたが、この岩の上に上がるとさらに見晴らしがききました。

   急階段を海岸から広場に戻る     岩場から見下ろした海岸
 

 下見の時は雨に降られて、逃げるようにこの岩場を退散しました。そして東屋に逃げ込みました。今回は台風一過で紺碧の青空でした。日差しはまだ射すように強いのですが、海風は涼しく心地良かったです。この岩場の先端に備えられたテーブルに座って、皆さんとしばらく休憩をとりました。

          今回巡った峨眉山や海商通り周辺の史跡

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秋晴れの中、須金のかいたファームでブドウ購入,羊の原毛,そしてチクチク体験

2021年09月21日 | 綿栽培,糸つむぎ,織り,染色

 10ヶ月ぶりでしょうか、須金のかいたファームに行ってきました。秋晴れの祝日のため、たくさんの方が訪れていました。かいたファームに行った理由ですが、美味しいブドウをまた食べたくなったことと、羊の原毛を購入するためです。さらに、羊のチクチクを体験させていただきました。いろいろな嬉しいことがあった一日でした。
 まずはブドウですが、私の大好きなピオーネ2房とシャインマスカット1房を購入しました。私が子供の頃、父親がブドウを栽培していました。しかし、あまり美味しなかったように思います。その後品種改良されたのでしょう、美味しくなっていて驚きました。羊の原毛の方は、かいたファームさんのご好意で一頭分(コリデールのきなこちゃん)をいただきました。綺麗に洗浄して、大切に使わせていただきます。ありがとうございました。

     かいたファームで購入したブドウ3房とチクチク体験した羊さん


 たくさんの人で混雑していたため、売り切れるかも知れません。そのため、到着するとすぐにブドウを購入しました。そして、かいたファームさんで毛刈りした羊の原毛を購入するつもりでした。しかし、まだ洗浄しておらず汚れているとの理由でしょうか、思いがけず一頭分をいただくことになりました。かいたファームさんをありがとうざいます。続いて、羊のチクチク体験指導をしておられるSさんのテーブルに向かいました。たまたま椅子が空いていたため、羊のぬいぐるみに羊毛をチクチクして着せました。Sさん、楽しいお話を聞かせていただいてありがとうございました。

 いただいた羊の原毛   チクチク羊体験コーナー   完成したチクチク羊
  

 ブドウ園に行って羊さん達を見ようと思いました。しかし、たくさんの人が出入りしていたので、羊さんは落ち着かないようでした。そのため、今回は羊さんに会うのは止めました。いつもは静かな須金フルーツランドでしたが、今日は、祝日に加えて秋晴れでしたので、家族連れがたくさん来ていました。須金を後ろに見ながら帰りました。帰り着くと、さっそく美味しいブドウを堪能しました。また、暇をみては羊の原毛を洗浄しようと思います。汚れた原毛が真っ白に変身するのは気持ちが良いものです。心も綺麗になるような気がします。

 チクチクのための羊を制作するSさん  訪れたかいたファーム、とても賑やか
 

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光市 峨眉山と海商通り周辺の史跡巡りウォーキング(1/4)

2021年09月20日 | 歴史探訪他ウォーキング

 いつもの仲間と、2ヶ月ぶりの史跡巡りウォーキングに行ってきました。最高の秋晴れの元、みなさんとのんびり史跡を巡りながら歩きました。今回は、光市にある峨眉山東端の峰を含む史跡を歩きました。休日でしかも快晴でしたので、たくさんの家族連れとすれ違いました。やっぱり、青空下のウォーキングはいいですね。昼から新たに二人と合流し、談笑しながらの楽しい史跡巡りとなりました。

      峨眉山護国神社に並ぶ列柱前で蛤御門の変について解説


 集合したのは普賢寺裏にある駐車場です。最初に象鼻ヶ岬八十八箇所霊場の一番箇所に行きました。一番のお地蔵様はお社の中に安置してあるので、気が付かないことがあります。次に、道から10m位外れた箇所にある貴妙院稲荷神社を参拝しました。その後、だんだん車が多くなり賑やかになってきました。どうも、山大付属小中の運動会のようでした。たくさんの警備員が車の誘導をしていました。

  史跡巡りスタート     貴妙院稲荷神社     山大付属小中の脇道
  

 運動会で賑やかな山大付属小中学校脇の道をしばらく歩くと、峨眉山の登山道入口に付きました。そこから、峨眉山の登り道に入りました。この山は人の手がいっさい入らない自然林で、著名な照葉樹林帯とのことです。峨眉山には照葉樹の一つであるヤマモモの樹がたくさん生えています。下見ウォーキングした時はヤマモモの実が無数に落ちていて、その実が発酵した匂いが漂っていました。

   照葉樹林帯の峨眉山を登る        峨眉山護国神社に到着
 

 峨眉山を下っていると峨眉山護国神社に到着しました。境内にはたくさんの石の列柱が並んでいます。この列柱の外側は明治維新時に亡くなった方々を祀ってあります。主に京都での蛤御門の変で亡くなった方の名前がたくさん刻んであります。この列柱を前に、みなさんに蛤御門の変について解説しました。続いて、毛利敬親公顕彰碑に向かいました。

          今回巡った峨眉山や海商通り周辺の史跡

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四苦八苦! 手紡ぎ毛糸を使った織り

2021年09月19日 | 綿栽培,糸つむぎ,織り,染色

 この春、田布施農工高校で飼われている羊の原毛を手に入れました。そして、洗浄などを経て手紡ぎし、さらに草木染めした毛糸で布を織っています。しかし、四苦八苦しています。一番困っているのは、経糸が頻繁に切れることです。次に、織った布がだんだんすぼまってくることです。今年は試作品で、来年にかける方がいいのではと思うこともあります。ですが、せっかく織り始めたので最後まで織ってみようと思います。仕事や農作業の合間に織るので遅々として進みません。それでも数mmずつ織り進んでいるので、いつかは完成するはすです。気の長い話です。

       二色の横糸の交差点、経糸が切れないように優しく


 私はシャトルを多く持っていません。そのため。ある色の横糸を織り終わると、その横糸をシャトルから外します。そして、空いたシャトルに次に織る色の横糸を巻き付けます。色を変えるたびにその繰り返しです。ところで、経糸が単糸のため相変わらずよく切れます。その対策の一つとして、綜絖を上下するたびに櫛で櫛けずることを思いつきました。絡みついた経糸が櫛によって離れるからだと思います。そのため、切れることは少なくなりました。それでも、今回もまた経糸が一本切れてしまいその修復にてこずりました。

 黄色の毛糸を巻きつけ    経糸を櫛けずる    今日も経糸が切れる
  

 織るにあたって、経糸が交互に綺麗に交差することが必須です。しかし、隣同士の経糸が絡みついてしまうことが非常に多いです。その絡みつきのために、経糸が伸びたリ、切れたり、綺麗に交差しなかつたりします。それを補正したり手直しするので、なかなか布が出来上がりません。この様子だと、10月中旬にずれ込むかも知れません。忍耐力が試される織りです。やれやれ!

  横糸が等間隔に並ぶことを確認       時々緩めて前後を確認
 

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早川電気製の古いトランジスタラジオBM-350の修理(2/x)

2021年09月18日 | 古ラジオ修理工房

 このところの雨で農作業がまったくできません。そんな時は、壊れたラジオを修理するに限ります。今回は、筐体がバラバラに割れたラジオを修理することにしました。ラジオの修理と言うと、電子部品を交換したり電圧を調整したりする電子的な修理のイメージがあります。しかし、ハードの故障がけっこう多いものです。そのハードの修理をしました。具体的には筐体や電池Boxの割れを直しました。割れた箇所に接着剤を塗布した後、圧着して固定するだけです。ですが、複雑な割れは指が届かないなど大変です。

         最初、端子が外れた電池Boxの割れを直す

 最初に単一電池を六個搭載できる電池B0xの割れを修復しました。電池が六個ですので、このトランジスタラジオは9V(ボルト)で動作することが分かります。交流100Vで動作させる時は、ラジオ内部にあるトランスで9Vに変換して、最終的に直流9Vにしているのでしょう。面白いことに、この電池Boxはイヤホンジャックのような端子で本体と繋がっていました。そのため、そのジャックを取り外して電池Boxだけで掃除や割れの修復ができます。便利な構造です。

   醜く割れた箇所     マイナス端子箇所    筐体の割れも修復
  

 軽く雑巾で拭くと、割れた面に瞬間接着剤を塗りました。そして、割れた面と面を強く押し付けました。根着性の瞬間接着剤のためすぐには接着しません。固定具を使って固定しました。そのまま一日放置すると、硬く接着していました。ただ、いくら接着しても経験上割れる前より弱くなっています。電池を長時間挿入しておくことは避けた方がよいでしょう。

    粘着性瞬間接着剤を塗布      割れた面を手で強く押し付け
 

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田布施町郷土館 國木田独歩生誕150年記念展示会の準備(1/2)

2021年09月17日 | イベント,行事

 今年は、國木田独歩生誕150年目に当たります。それを記念して、國木田独歩が多感な二十歳頃を過ごした田布施町で10月~11月展示会を開催します。独歩の小説である「帰去来」,「酒中日記」,「富岡先生」,「非凡なる凡人」などの田布施町に関わる資料を展示します。そして、独歩と親しく関わった人々や、独歩が親しんだ山,川,海,島などの古い写真なども展示します。また、当時に使われた明治の教科書や田布施町と独歩の年譜も展示もします。さらに、10月と11月に独歩に関わる史跡や地域を訪ねるウォーキングをします。私が歩きながら解説します。田布施町郷土館で、それらの準備をしている最中です。

      田布施仮寓時代の國木田独歩に関わる写真や資料を掲示中


 國木田独歩が田布施町に残した足跡がたくさんあります。それを、年代的に、地域別に分かりやすく展示しようと奮闘しています。私は博物館や歴史館に勤める学芸員ではありません。しかし、それに負けないような展示会になるように同僚と考えています。あと二週間後の展示会開催に間に合うよう努力しています。なお、コロナ惨禍のため9月末まで田布施町郷土館は閉館中です。コロナが収束せず、このまま閉館が続かないかと危惧しています。

   展示のためのワークスペース    展示するたくさんの古写真など
 

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染色用ヘナの葉の2回目収穫

2021年09月16日 | 綿栽培,糸つむぎ,織り,染色

 8月初め、毛糸を染色するためにヘナの葉を収穫しました。その後、葉が無くなった枝から葉が出て回復しました。そして、元通りに葉が茂るようになりました。日本の真夏、ヘナは良く育ちます。葉を取っても1ヶ月位で元通りに回復するようです。前回と同じように、手でこそげ取るようにして葉を収穫しました。ヘナは4本しか栽培していないため、1度の収穫で毛糸2束程度しか染めることができません。この冬はもう少し多くのヘナを越冬させて、夏にたくさんの葉を収穫しようと思います。

         手でこそげ取るようにしてヘナの葉を収穫


 ヘナは、髪の毛を染色するために多く使われているようです。日本では育たないとされ、すべてのヘナはインドなど熱帯の国から輸入するようです。そのためか、日本では糸の染色用に使われてる例を知りません。ただし、日数を経ると脱色するかも知れません。ヘナを使って橙色に染めた毛糸の脱色状況に今後注意しようと思います。ちなみに、皮膚も橙色または茶色に染まります。面白い染料だと思います。

    枝からこそげ取った葉       穴あきトレイに入れて天日乾燥
 

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