東京里山農業日誌

東京郊外で仕事のかたわら稲作畑作などをしていましたが、2012年4月に故郷の山口県に拠点を移して同活動をしています。

柳井市大畠神西地区の史跡巡りウォーキング(2/3)

2023年06月30日 | 歴史探訪他ウォーキング

 大畠保育園を過ぎて旧道に入りました。近年日積と神西との間にバイパスができたためか、岩尾の滝がある光明寺の間の道は誰も歩いていません。軽トラックが時々歩いている我々を追い越していきます。道の左側は川が流れる谷が渓谷のようです。右は山が迫っています。緩い上り坂を歩いていると、岩尾の滝の案内板が見えてきました。

          滝に近づくと、飛沫を含む涼風が通り抜ける


 滝はゴーゴーと音を立て、大量の水が落ちています。以前は滝に打たれて修行する方々がたくさんいたようです。今でも時々修行する方がいるとのこと。しばらく滝を見上げた後、光明寺近くの広場に座って昼食休憩をしました。その頃、滝の上の方に車を駐車して来たらして、二人の方が滝を見にやって来ました。

  左は渓谷、右は山肌    滝と光明寺の案内板   光明寺に向こうに滝
  

 30分位の昼食休憩が終わると、おもむろに腰を上げて道を戻りました。同じ道の復路です。今度は右手に川音がする渓谷を見て、左手は山肌です。渓谷とは言っても木が茂っていて川底は見えません。川と風の音だけがする静寂な道をとことこと歩きました。

   岩尾の滝とぴんころ地蔵尊        多賀社への道しるべ石
 

 静寂な道を歩いていると、左手に多賀社への道しるべの石柱に気が付きました。滝に行く時は話に夢中で気が付きませんでした。この道しるべは、小行司の多賀社への道しるべとのことです。多賀社は命の神様と呼ばれ、戦時中、出征した息子の安全を願って大勢の母親たちが毎日のように参拝していました。そのことを知る人も今は少なくなりました。

      柳井市大畠の神西地区の史跡巡りウォーキングコース

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紅花の花弁、収穫期に入る

2023年06月29日 | 花,野草

 秋に種まきをした紅花がいっせいに咲き始めました。梅雨時の今、早く花弁を収穫しなければなりません。紅花の花弁には二色の自然染料が入っています。一色目は黄色です。二色目は紅です。このうち、黄色は水に溶けてしまいます。そのため、梅雨の雨で流れ去ってしまうのです。その後、黄色の染料が流れ去った花弁は紅色になります。

           一斉に咲き始めた紅花、急いで花弁を収穫


 ちなみに、紅花は紅色の方が貴重のようです。そのため、昔は紅花の黄色の染料を抜いて、団子のようにして乾燥して売っていたそうです。紅花は東北地方が主産地で紅花団子にして都に持って行ったそうです。

    咲いたばかりの紅花        雨に当たって黄色が抜けた紅花
 

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わら細工民具 ほぼろ版猫ちぐらを製作(7/7) やっと完成

2023年06月28日 | 綿栽培,糸つむぎ,織り,染色

  何度も作り直しながら、成猫用のほぼろ版猫ちぐらが完成しました。子猫用の猫ちぐらよりも全体時に大きくし出入口も大きくしたため成猫が入りやすいはずです。しかし、実際に猫さん達に気に入られるかどうかは分かりません。
 我家に愛猫のリンがいましたが5年前に死んでしまいました。そのため、我家ではテストできません。そこで、猫を飼っている知り合いの方々に使ってもらうことにしました。すると、思いがけず猫に気に入られているようでほっとしました。作ったかいがありました。

 ほぼろ版猫ちぐらでくつろぐ美猫さん、Kさん邸で ※右下は子猫用猫ちぐら


 最後に、猫ちぐらの底に円座を取り付けて完成です。掃除しやすいように、底部と屋根部を分離式にしても良かったのですが今回は一体化しました。次に猫ちぐらを作る時は、円座を分離できる構造にしてみようと思います。まずは、猫さん達が入ってくれたので良かったです。

  円座と屋根部を合体   内側から見下ろした底   内側から見上げた天井
  

 春のわら細工民具ほぼろ製作講習会で、ほぼろやわら籠などに加えて猫ちぐらを講習メニューに加えました。すると、参加者のうち2名の方が猫ちぐらを作りたいとのこと。猫ちぐらは1回の講習だけでは完成できません。夏、秋、冬~の講習を経て完成します。私もそうですが猫が大好きな方がいるのですね。

  Kさん邸、関心を示す猫さん達      くつろぐEさん邸の猫ちゃん
 

 子猫用の猫ちぐらは、小さくて成猫は入らないだろうと思いました。しかし、ダメ元でEさん邸に持って行き使ってもらいました。すると、一匹の猫さんが狭いにもかかわらずギューギューと押し入ったようです。しかし、窮屈のためか今は爪とぎ兼用になっているとのことです。成猫が入りやすい大きさが良いですね。

    窮屈にも関わらずギューギューと押し入った猫ちゃん、Eさん邸

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柳井市大畠神西地区の史跡巡りウォーキング(1/3)

2023年06月27日 | 歴史探訪他ウォーキング

 少しばかり天候が怪しかったのですが、柳井市大畠の神西の史跡巡りウォーキングに行ってきました。田布施に住んでいると、神西地区に行くことはまずありません。岩国との往復時に必ず通過するのですが、立ち寄りことはまずありません。せいぜい名所「岩尾の滝」に行く位なものでしょうか。通過でしか通らない神西地区をのんびり歩きました。

          滝川に沿って作られた花壇の花を見入る


 JR田布施駅とJR柳井駅で乗り合わせた参加者は、JR大畠駅に10:00に降車しました。そして、神西地区に向かって歩きました。小雨が降ってもおかしくないような曇り空の中です。最初、二年ほど前に立った巨大な鉄塔前に立つ詩碑に行きました。荒れた瀬戸山自然公園です。そのため、下見時に詩碑があることに気が付きませんでした。巨大な鉄塔が邪魔をして詩碑が見えなかったのです。

 スタートしたJR大畠駅   巨大な鉄塔下を歩く     詩碑と大島大橋
  

 詩碑から大島大橋を眺めた後、元の道に戻り神西地区に向かいました。途中、大畠ゴルフやうずしお壮跡を横目で見ながらどんどん進みました。うずしお壮は記憶にあるので、その昔一度は利用したことがあると思います。緩い下り坂を下りていくと滝川に着きました。

   うずしお壮跡と古い看板        小さな公園のミカントイレ
 

 滝川に着くと、道を左にとって滝の上流に向かって歩きました。途中、消防署、大きなミカン(実はトイレ)が設置された公園がありました。その公園のペンチに座って補水休憩を取りました。その後、大畠保育園を右手に見て、アジサイをはじめとする梅雨の花を観賞しながら滝川沿いを歩きました。

      柳井市大畠の神西地区の史跡巡りウォーキングコース

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毛糸の単糸を紡ぎ終わり、双糸を紡ぎに入る

2023年06月26日 | 歴史探訪他ウォーキング

 これまで、暇をみながら少しずつ毛糸を紡ぎ続けてきました。やっと2ボビン分の単糸を紡ぎ終わりました。今回から、その単糸を使って双糸を紡ぐ作業に入りました。単糸はS字撚りですので、双糸はZ撚りにしました。しかし、単糸ばかり紡いでいたため、最初双糸が紡ぎにくいこと。それでも、紡いでいると慣れてきて、7月の終わりには双糸を紡ぎ終わりそうです。

     紡いだ単糸2ボビンから糸を繰り出し、合わせて紡いで双糸に


 単糸を紡ぎ始めたのはいつの事だったか忘れました。晩秋だったように思います。仕事やほぼろなどで忙しく、それらの合間をみてはのんびり紡いだ単糸でした。紡ぎ終わるのに半年もかかってしまいました。

  取り出したボビン    右端のボビンに双糸を    単糸の2ボビン
  

紡いだ毛糸は、海田ファームで2年位前にいただいた羊(きなこ)の毛です。一頭分いただいた毛なので、まだ使い切っていません。今年も山口ウール展に作品を出そうと思っていますが、どんな作品にしようか思案中です。今までと同じような物でなく、変わったオリジナル作品にしようかと思います。頭の中でいくつか考えています。

    双子を紡いでいる途中         ボビンに巻かれた双糸
 

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雨の日を避けて、ようやく小麦を脱穀

2023年06月25日 | 麦,穀類,雑穀



 天日干ししていた小麦をようやく脱穀しました。一週間ほど前に麦を刈り取って干していました。しかし、雨が続いてなかなか脱穀することができませんでした。晴れても勤務日ならば脱穀できません。それでも、ようやく脱穀する日がやって来ました。

     天日干しした麦を一束ずつ取り外しては、ハーベスタで脱穀


 1年ぶりにハーベスタを農機具小屋から出しました。ディーゼルエンジンを勢いよく回すと、小気味よい音をたてながらエンジンが回り始めました。脱穀ドラムなどがちゃんと動作するか確認後、ハーベスタを小麦畑に移動しました。

 ブルーシートを外す   小麦傍にハーベスタを置く   小麦の脱穀を開始
  

 天日干ししていた小麦を覆うブルーシートを外し、その隣にハーベスタを横付けしました。そして、小麦の脱穀を開始しました。干していた小麦を一束ずつ外してハーベスタに入れました。その小麦の束は吸い込まれるように脱穀ドラムを通り、反対側に放り出されました。
 このようにして次々に小麦を脱穀しました。準備や後始末には時間がかかりますが、脱穀そのものは15分程度で終わりました。
後日、脱穀した小麦を日光消毒しさらに乾燥させます。

  小麦の束が次々に吸い込まれる    脱穀後に放り出された小麦わら
 

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発明工夫の工作、少年少女発明クラブ

2023年06月24日 | 子供の育成関連

 4月から始まった少年少女発明クラブ、今取り組んでいるのは発明工夫展向けの工作です。ただ単にプラモデルを作るような工作ではなく、何か役に立ったり生活が便利になる工作です。私は全体を見ています。そのため、指導員が休んだ班の子供達を、指導員の代わりにみています。

           エアコンが無い工作室、窓を全開にして活動


 大人もそうですが、何を工作するかそのアイデアを考えることが一番大変です。普段生活して困ったりしていることを題材にすることがあります。例えば、掃除,洗濯,料理,ペットの世話の時などに困っていることです。それを解決する手段をアイデアとして考えるのです。そして、子供が考えたそのアイデアを実現できるように指導員は子供に付き添います。

ノミを使って板に穴あけ     板の長さを測る    試行錯誤しながら工作  
  

 今年度は子供の数が少なかったため、指導員はゆとりを持って指導しているように見えます。一人の指導員が見ることができる子供の数はせいぜい3人でしょうか。それ以上の人数だと指導が行き渡らないような気がします。9月上旬の提出日まで子供と指導員の二人三脚が続きます。

    工作中のものを図と確認         いろいろな形の穴あけ
 

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わら細工民具 ほぼろ版猫ちぐらを製作(6/7)

2023年06月23日 | 綿栽培,糸つむぎ,織り,染色

 ほぼろ版猫ちぐら製作の最終工程にさしかかりました。閉じた屋根の上と裏の両側を蜘蛛の巣編みして、最後に底の円座を取り付ければ完成です。今回は、屋根の上と屋根裏を編みました。屋根は人が一番目にする場所です。そのため、綺麗に編むことが求められます。

            屋根の中心を、点対称形に蜘蛛の巣編み


 前回、ほぼろの円周に沿って結び目を編みました。その結び目を元に屋根の中心に向かって蜘蛛の巣編みしました。二年ほど前は綺麗に編めませんでしたが、最近慣れました。シンメトリックに綺麗に編めると嬉しくなります。

  結び目を起点に編む   中心に向かって編む    屋根の中心に到着
  

 屋根が編んで閉じ終わると、次は屋根裏です。屋根裏は手が届きにくいため、曲がり針がないと編みにくいです。同じように結び目を起点に、屋根裏の中心に向かってぐるぐる回りながら編み進みます。そして、屋根上と屋根裏を編み終わりました。次回は底に円座を取り付けます。

   屋根裏も同じように編む        中心部に向かって編み進む
 

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雨中、ジャガイモを収穫し、月桃,藍,緑綿の苗を植え付け

2023年06月22日 | 野菜:芋類

 せっかくの休みなのに、朝からずっと雨です。雨があがるのを待っていては野良仕事がはかどりません。雨の中、春に植え付けたジャガイモを食べる分だけ掘り上げました。そして、その跡に月桃の苗を植え付けました。月桃の種を蒔いたのですが、さっぱり芽が出ません。そのため、種からの発芽を諦めて苗を購入して植え付けました。その乾燥葉を撚って紐にして、ほぼろの手提げ紐などに使えないか考えています。

         しとしと降る雨の中、ジャガイモを掘り上げる


 ジャガイモは早ければ2月末に植え付けます。今年は1ヶ月位遅れた3月末に子供達に植え付け体験をしてもらいました。そのため、芋はそれほど大きくありませんでした。しかし、我家で食べる分には十分な量を収穫できました。

  土から出てきた芋   水を入れたバケツで洗う   美味しそうなジャガイモ
  

 3株のジャガイモを収穫し、その跡に月桃の苗3本を植え付けました。初めて植える苗です。生姜に少し似ています。寒さに弱く冬には枯死するそうで、暖かい沖縄では越冬するとのこと。晩秋に根茎ごと掘り上げて、暖かい室内で越冬できないでしょうか。

生姜の葉を肉厚にしたような月桃の苗   3本の月桃をジャガイモ跡に植え付け
 

 明日からしばらく仕事が続きます。その間、野良仕事ができません。そのため、藍と緑綿の苗も植えておきました。藍は毎年3月に種をまくのですが、今年は遅れて4月上旬に種まきしました。それでも、だいぶ育ってきたため植え替えする時期です。また、緑綿も大きくなったため植え替えました。ちなみに、白綿(バルバゼンセ)は別の畑に植える予定です。

    1列に植え替えた藍の苗         植え替えた緑綿の苗
 

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わら細工民具 ほぼろ版猫ちぐらを製作(5/7)

2023年06月21日 | 綿栽培,糸つむぎ,織り,染色

 ほぼろ版猫ちぐらを製作していますが、大きさによって難しさが違うようです。小さなものは編み台を使って容易に早く作ることができます。しかし、大きな物はわらもたくさん使いますし編み方に工夫が必要です。
 作り方に慣れれば、猫のサイズに応じた猫ちぐらを用意することができそうです。例えば、猫の成長に合わせて小,中,大の大きさがあると良いのかも知れません。猫には贅沢か。

    編み直している途中の屋根、だんだん猫ちぐらの形になってくる


 前回は屋根の編み方に失敗しました。そのため、今回は竹を組んで作った輪を内側にはめ込んで屋根を作り直しました。その他、編む位置をもう少し長く円周の縁から8cmにしました。そして、円周の縁に沿って、回りながら屋根を編んでいきました。

内側に竹の輪をはめ込む    縁から8cmを編む   周りながら屋根を編む
  

 屋根を編んでいくと、屋根の中心が定まってきます。すると、はみ出してくるわらが分かるようになります。そのはみ出たわらをハサミで切りそろえました。まるで散髪をしているようです。こうすることによって、屋根の中心がピッタリ閉じます。計算通りピッタリ閉じると嬉しくなります。

中心が一点で閉じるよう切りそろえる      屋根がだんだん閉じる
 

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今年度も始まった放課後学習 成器塾

2023年06月20日 | 子供の育成関連

 令和5年度の地元小学校の放課後学習 成器塾が始まりました。開講式が終わると、六年生~四年生の生徒さん達が家庭科室にやってきました。半数は四年生です。男の子も数人います。四年生はまだ裁縫箱を持っていないため、私が持ってきた針,糸,チャコなどを使ってもらいました。制作するのは、比較的容易に作ることができるポケットティッシュケースです。

    好きな柄の布を選んだ後、型紙,チャコなどを使って製作開始


 始まりが肝心ですので、直立し号令をかけて「裁縫と料理コース」を始めました。最初、好きな柄の布を選んでもらいました。次に、全員に型紙を渡しました。その型紙を布に当てて、ハサミで切ったり、折ったり、縫ったりする箇所をチャコで絵取ってもらいました。一時間半程度の短い時間でしたが、去年作成した子の1人がポケットティッシュケースを完成させました。
 子供達を見ていると、丁寧で正確な子、運針が早い子、マイベースな子、隣と相談しながら作る子など、さまざまです。次回で完成です。今回完成させた子は2個目に挑戦します。

   最初に開講式     好きな柄の布を選ぶ   ガヤガヤと楽しく製作
  

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わら細工民具 ほぼろ版猫ちぐらを製作(4/7)

2023年06月19日 | 綿栽培,糸つむぎ,織り,染色

 大きな猫が入ることができるように、試作品より大きな猫ちぐらとなりました。しかし、大きくなるに比例して作るのが難しくなることが分かりました。例えば、全体的にふにゃふにゃして軟らかくなります。そのため、正確な位置に針を通して編むことが難しくなりました。
 そこで、竹で輪を二個作って猫ちぐらにはめ込み形を安定させました。おかげで正確な位置に針を通しやすくなりました。猫ちぐらが完成すれば竹の輪は取り外します。猫ちぐらを作るための竹細工?

          猫ちぐらの形を安定させるための竹の輪


 竹林に行って適度な竹を切り出しました。そして、適当な幅の竹になるように何度か縦割りしました。久しぶりに鉈を使っての作業です。さらに、輪にするためには竹を薄くする必要があります。鉈を使って、容易に曲がる薄さに竹を剥ぎました。

   竹を四つ割りに     さらに鉈で縦割り     竹を薄く剥ぐ
  

 竹を薄く剥ぐと、円座の外周と同じ直径の輪にしました。そして、輪がほどけないように両端を紐で強く結びました。この竹の輪をほぼろ版猫ちぐらの内壁に埋め込みました。これで、猫ちぐらがふにゃふにゃすることが無くなります。この状態で再度屋根を編みました。工夫したり試行錯誤することばかりです。

     試しに竹を丸めて輪に      円座の外周に竹の輪を合わせる
 

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今年もビワの実を収穫、小さくても美味しい!

2023年06月18日 | 樹木,果樹

 今年もビワの実を収穫しました。去年までは袋掛けしていたのですが、今年は忘れていました。今朝果樹園に行ってみると、美味しそうなビワがたくさんぶら下がっているではありませんか。
 袋掛けも摘果もしなかったため小さな実ばかりでした。でも、何と甘くて美味しいこと。房ごと家に持ち帰って食べました。

             枝にたくさんぶら下がるビワの実


 ビワは薄皮を外して食べます。中に硬くて大きな実があるため、種がある中心部を避けるようにかぶりつきます。実が小さいため、丸ごと食べて種だけペッペと吐き出してもいいかも知れません。
 ビワの隣にスモモの樹があります。上を見上げると、赤く色づき始めていました。来週にはほんのり甘く美味しいスモモを食べることができそうです。さらにその隣には袋掛けした桃の樹があります。これまた楽しみです。

    家に持ち帰ったたビワの房       薄皮を剥いで実を食べる
 

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わら細工民具 ほぼろ版猫ちぐらを製作(3/7)

2023年06月17日 | 綿栽培,糸つむぎ,織り,染色

 ほぼろ版猫ちぐらの側面が完成したため、側面の両端を繋ぎ合わせて屋根部分を編みました。ところが、絞り過ぎたため尖りすぎた屋根になりました。そして、全体的にいびつな形になりました。とても満足できる形ではありません。屋根の傾斜をも少し緩くするため、屋根を作り直すことにしました。そのため、せっかく編んだ屋根を全部解きました。

          屋根部を作る前、底になる円座と位置合わせ


 猫ちぐらの側面両端の繋ぎ目が分からない工夫してみました。縄を切って結び、その上にわらを挟んで繋ぎ目を隠しました。二個目の猫ちぐらですが、試作品より大きいため試行錯誤する箇所がまだあります。側面両端を繋ぐと、次は屋根部を編みましたが、意外に大変で失敗までした。

   側面結合前の縄      側面結合後の縄    屋根部の編み始め
  

 屋根部の失敗の原因は。結束するわら数が多かったことです。さらに、編み位置が円周位置から5cmだったのも原因でした。結果として屋根が尖りすぎてしまいました。全体の形状も円柱型ではなく円錐型になってしまいました。屋根を解いて再度屋根を編むことにしました。やれやれ、今回も一進一退です。

   屋根を編むものの絞り過ぎ        屋根先端のわらが余る
 

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丁寧に防鳥網を外し、成熟した小麦を刈り取り

2023年06月16日 | 麦,穀類,雑穀

 5月下旬以降、雨が降る日が多くなりました。小麦が成熟してきたのですが、毎年の今頃はいつ小麦を刈り取るか悩みます。刈り取りに良い日なのに出勤だったり、休日なのに雨が降ったりします。心の中は穏やかではありません。
 ようやく晴れた休日がきたため、急いで小麦を刈り取りました。一年ぶりに刈り取り機を動かしました。刈り取り機はノロノロ動くので、農機具小屋から小麦畑まで移動するのにとても時間がかかります。小麦畑に着くと、刈り取りはすぐに終わりました。

           防鳥網を外した後、小麦を次々に刈り取る


 刈り取りそのものは5分位で終わりますが、その準備に数時間かかるのです。その準備とは防鳥網の取り外しと天日乾燥棚作りです。
 最初、5月上旬に小麦に掛けた防鳥網を全て外しました。来年も使う防鳥網ですので丁寧に外しました。防鳥網を支えていた支柱やロープを張った杭も全て外しました。次に、刈り取った小麦を天日乾燥する棚を作りました。

  防鳥網を丁寧に外す    外した網を束ねる    網を外した小麦畑
  

 ところで、刈り取り機の調子が悪くて刈り取った小麦の1/3が結束に失敗しました。そのため、結束に失敗してバラバラになった小麦を手で縛りました。これがとても手間でした。
 続いて、結束した小麦束を次々に棚に掛けていきました。明日以降雨が降るとの天気予報でしたので、濡れないようにブルーシートを掛けておきました。一週間後頃の晴れた日に脱穀する予定です。

     刈り取り直後の小麦       雨除けにブルーシート
 

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