東京里山農業日誌

東京郊外で仕事のかたわら稲作畑作などをしていましたが、2012年4月に故郷の山口県に拠点を移して同活動をしています。

ワケギを朝食に

2024年03月31日 | 野菜:葉菜

 冬の間食べていた小松菜,白菜,そして大根葉などは、花が咲いて食べることができなくなりました。そのため、ネギ類の葉を食べることが多くなりました。ネギ類の中でもワケギが分げつして大量に茂っています。そのため、ワケギを食べることが多くなりました。そして、まだ収穫できるシイタケを合わせて食べています。

           今朝もワケギとシイタケを朝食に


 早朝とは言えだいぶ暖かくなりました。そのため、朝起きると最初に野菜畑に行きます。そして、何の葉を食べるか考えながら畑内を歩きます。その後シイタケを取りに行きました。今朝はワケギとシイタケとお肉を合わせた野菜炒めです。そして、トーストにコーヒー牛乳です。のんびり新聞を読みながらの朝食が私の一日の始まりです。

  わけぎを抜いて収穫     ワケギを洗う     野菜炒めにトースト
  

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わら細工で座布団(円座)を作る(3/5)

2024年03月30日 | 綿栽培,糸つむぎ,織り,染色

 暇を見ては、わらを継ぎ足しながら円座を作り続けました。中心部は緑麻で、次いで黄麻で、最後に青麻で縛りるように編みました。予定の直径40cmに達したので末端処理をして完成としました。この直径は、人が座りやすくかつ猫が寝転びやすい大きさです。
 完成した円座を改めてみると、黄麻はあまり目立ちませんでした。橙色に染めた麻の方が良かったように思います。染めた麻紐の種類が少ないので仕方ありません。ヘナは比較的橙色に染まります。今後はヘナで染めた麻紐を使ってみようかと思います。


        完成した丸座布団(円座) 径40cm、ご満悦?の猫さん


 完成した円座ですが、よく見るとわらのほつれがあちこちに出ています。特に穂がほつれ気味です。次に円座を作る時は穂の部分を取っ手から作った方が良いと思われます。ハサミやニッパでほつれを切った後、かるく炎で焼こうと思います。
 この円座は猫ちぐらの底としても使えます。猫を飼っている友達に貸して、猫が気持ちよく乗ることを確認しました。一方で座布団として座ってみました。硬めの座布団でした。もう少し厚くしてふわふわにした方が良いかも知れません。

 黄麻の紐に切り替え     外周は青麻で編む     やっと完成径40cm
  

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トラクタの一時的修繕

2024年03月29日 | 農機具,工具

 トラクターのエンジンがかかりにくい状態が続いています。キーをガチャガチャするとエンジンがかかることがあります。またエンジンがかかっても燃料計やタコメーターが動作しないこともあります。特にストップソレノイドの動きが怪しく、キースイッチ関連の電気系統の接触不良ではないかと思われました。そこで、ダメ元でキーの差込口に接点復活材を注入しました。すると、少しずつエンジンのかかりが良くなってきました。その後、トラクターの総点検を依頼しようとクボタに電話をかけました。その結果、四月にトラクターを引き取りにくることになりそうです。

          エンジンを掛けるためのキースイッチ


 総点検のついでにロータリーの刃を取り替えてもらいます。長年畑を耕したためすり減って刃先がひょうたんのように減っています。耕運機の場合は自分で刃を交換しましたが、トラクターは刃が大きく数も多いので自分で交換すると疲れそうです。今回はプロに任せることにしました。

  動きが怪しいストップソレノイド      キー差込口に接点復活材
 

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わら細工で座布団(円座)を作る(2/5)

2024年03月28日 | 綿栽培,糸つむぎ,織り,染色

 前回円座を作り始めましたが、わらと紐の色が同じでした。これでは講習会などで教える時、紐の編み方や通し方が分かりにくいのではないかと思いました。そのため、最初に戻って円座を作り直しました。わらはそのままで、色が付いた麻紐を使って円座を作ることにしました。紐の色を、緑色>黄色>青色と途中で変えようと思います。

           緑色の細い麻紐で円座を編み始め


 円座は中心から編み始めます。直径2cm位のわら束をアンモナイトのようにクルクル回しながら緑色の麻紐で縛るように編みました。やはり曲がり針が太いのでわらを通しにくいです。
 円座の大きさは直径40cm位を予定しています。この大きさは、座るのに良い大きさですし猫が寝転ぶのにちょうど良い大きさです。つまり人と猫の共用になるかと。

  円座の巻き始め      曲がり針で編む    アンモナイトに似る
  

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ねぎ坊主切除の季節がやって来る

2024年03月27日 | 野菜:葉菜

 小松菜や白菜などが、とうが立ってきて花が咲くようになりました。花が咲くと、もう野菜として収穫できません。近いうちに抜こうと思っています。
 一方で、ネギはネギ坊主がたくさん出ていました。これから数週間はネギ坊主を切除する毎日です。ネギ坊主を放置すると、ネギの花が咲いて種ができます。するとネギ本体が弱ります。ネギ坊主を切除し続けると、ネギ坊主が出て来なくなる日がやって来ます。すると、ネギらしい長い葉が次々に出てきます。

           出てきたネギ坊主をハサミで切除


 同じネギでもワケギはネギ坊主が出ません。今どんどん分げつしており、夏までに枯れていきます。葉が枯れる頃に根を掘り上げて球根を取り出します。その球根を晩夏に植えると秋から初春にかけて美味しい葉を収穫できます。同じネギ類でもやぐらネギはネギ坊主の代わりに頭頂部に芽が付くようになります。その芽をもいで畑に移植するとネギとして育ちます。

  長ネギを植えた畑      根元にネギ坊主     切除したネギ坊主
  

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ボケの花が咲き、桃などが咲きそう

2024年03月26日 | 樹木,果樹

  梅がだいぶ散りました。次の花が次々に咲いています。今満開なのはボケの花ですが、すでに散り始めています。その他では、桃,スモモ,ハナズオウ,そして桜がもう少ししたら咲き始めます。
 今日は雨が降っていて寒い事、クラフト小屋内で練炭に火を付けました。練炭の火で暖まりながらわら細工をしました。もう少し暖かくなって欲しいものです。

        満開のボケですが、散り始めた花弁もちらほら


 レンギョウが雨の中で咲いています。桜は、雨続きで寒いためかつぼみのままです。いつもは桜の後に咲く桃の方が今にも咲きそうです。土手などを見るといろんな野草がすでに花を咲かせています。ホトケノザが一番多く咲いているようみ見えます。遠くからみるとピン色に見えます。季節がどんどん変わっているのが分かる毎日です。

  今にも咲きそうな桃   ハナズオウのつぼみ   雨粒にまみれたレンギョウ
  

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わら細工で座布団(円座)を作る(1/5)

2024年03月25日 | 綿栽培,糸つむぎ,織り,染色

 わら細工における円座(円形の座布団)にはいろいろな作り方があるようです。私が作るのは、猫ちぐらを作った時に底部にする円座です。あるいは、ポシェットの底にする楕円形の円座です。今後、数種類の円座を作ってみようと思います。まずは紐をぐるぐる巻いてわらを締め付ける方法です。

    円座の中心部が出来上がる、今後はさらにぐるぐるとわらを巻く


 最初のとっかかりをいくつか試してみました。その結果、最初にわらの根元を折ってから巻き付ける方法が一番良いのではないかと思います。そして、紐を通す時に使う針に苦労しました。使った針はほぼろを作る時に使う曲がり針でです。しかし、太いため通すことが困難でした。力任せで指が疲れました。円座用にもう少し細い針を作ってみようかと思います。

    円の中心にしたとっかかり      わらを縛りながら巻き付ける
 

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タマネギ畑の除草

2024年03月24日 | 野菜:葉菜

 タマネギ畑が遠目にも雑草が目立つようになりました。タマネギ畑にはたっぷりと元肥を入れています。そのため、雑草も青々としており他の雑草より元気にみえます。このまま放置するとタマネギが負けてしまいます。最近腰が痛いのですが、昨日我慢して雑草を取りました。これで初夏には美味しいタマネギを収穫できると思います。

            タマネギ畑の傍に座ってもくもくと除草


 他にもタマネギ畑があるのですが、雑草がまだ小さい2月に除草しました。考えて見れば雑草が遠目に目立つ今よりも、目立たない先月除草しておけば良かったと反省です。畑や山を眺めると、もう春の気配です。雑草も伸び、小松菜などの野菜はとうが立って花が咲いています。樹々は芽吹く寸前です。今年も忙しい畑作業や草刈りが始まります。

     除草前のタマネギ畑         除草後のタマネギ畑
 

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細工用にくるみと楮の皮を剥ぐ(2/2)

2024年03月23日 | 綿栽培,糸つむぎ,織り,染色

 前回はブリキ缶を使って、クルミ,楮,そしてシダを煮ました。ブリキは薄いので使い続けると錆びて穴が開く恐れがあります。そこで今回、より丈夫なドラム缶を使って煮てみました。
 前回は練炭を使って失敗したため、最初から薪を使って火をおこしました。火力が強かったのか一時間位で熱湯になりました。30分位煮続けてから取り出しました。冬の間は皮をそのまま剥がすことができませんが、煮た直後は容易に皮を剥ぐことができました。ドラム缶は正解でした、クルミの枝はまだたくさん残っているため、五月までに再度煮て皮を剥ごうと思います。

       湯気が出て熱いドラム缶内から、束ねたシダを取り出す


 ドラム缶と地面の間はブリキ缶より隙間を開けました。炎をドラム缶に直に当てるためです。火のつけ方ですが、新聞紙を丸め、その上に小枝を、さらにその上に薪を載せました。昔から焚火などで火の扱いには慣れています。すぐに火が大きくなりました。なお、延焼にそなえて水道からホースを伸ばして万が一の時にはすぐ消火できるようにしておきました。

ドラム缶下に火をおこす    湯気が多く出る     楮の枝を取り出す
  

 シダを煮るために来たIさんにクルミと楮の皮剥ぎを手伝っていただきました。ありがとうございました。ところで、クルミの枝に節があると少し皮が剥ぎにくいことが分かりました。枝を切り出す時、真っすぐで太めの枝を選ぶと良いです。
 真っすぐなクルミの枝を入手するためには、伐採後に伸びた枝を二年後に切ると良いと思います。剥ぎやすく良い皮が得られると思います。皮を剥ぐだけでもたくさんのノウハウがあることに気が付きました。

    節ありのクルミの皮を剥ぐ       左は楮、右はクルミの皮
 

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我家も春の訪れ

2024年03月22日 | 花,野草

  晩秋に球根を植えたクロッカス,アネモネ,水仙,チューリップがようやく咲き始めました。10月に植えるべきでしたが11月に植えました。植える時期が遅れたため心配していましたが、ちゃんと咲いたので良かったです。
 ところでラナンキュラスは葉は出ているのですがまだ咲いていません。もう少し経たないと咲かないのかも知れません。クロッカスは花が落ちそうです。その他の花も次々に落ちると思います。来月中頃には球根を掘り上げて天日乾燥しようと思います。そうすれば、この秋にまたその球根を植えることができますので。

             咲いたアネモネの綺麗な紫の花


 ところで梅の花はほとんど散ってしまいましたが、桜の花がもう少ししたら咲くと思います。我家の裏山に十本以上桜が植えてあります。その桜は三十年以上前に亡き父親が植えたものです。今では大木になっています。そのため、桜が咲き始めると我家は桜に囲まれます。我家の白色、桜の桃色、空の青色のコントラストがとても映えます。その桜が散り始めると、交代するように桃やスモモの花が咲き始めます。

  咲いたクロッカス     咲いたチューリップ    咲いたラッパ水仙
  

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久し振りに、たぶせ少年少女合唱団の第21回定期演奏会

2024年03月21日 | ふるさと

 コロナ惨禍などのため、たぶせ少年少女合唱団の定期演奏会をなかなか見ることができませんでした。たぶん6年ぶりにその定期演奏会を見ることができました。懐かしいメンバーがたくさん歌っていました。
 見ることができなかった年数分、子供達は成長していました。合唱団を卒業した子、小学生だった子が高校生に、赤ちゃんだった子が小学生にと、みんな成長していました。しばらくぶりに会うとすっかり背が高くなり、顔も童顔から少女の顔に成長していました。ハイハイしていた子は小学校低学年生になっていました。私の孫達もどんどん成長している一方で、どんどん年老いていく私がいます。

      田布施のマスコットのたぶちゃんらぶちゃんの歌、初披露


 用事があったため開幕に少し遅れて会場の西田布施公民館に行きました。ところが駐車場は満杯でやむなく田布施西小学校まで戻って駐車しました。歌を聞いたのは第一部の途中からでした。その後、田布施のマスコットであるたぶちゃんとらぶちゃんの歌、お菓子の夢の歌、そして恒例の新作オペラ「たぬきばやし」を鑑賞しました。子供達に加えて、知り合いにたくさん出会いました。久し振りに楽しかった午後のひと時でした。

 会場の西田布施公民館     お菓子の夢の歌    新作オペラたぬきばやし     
  

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充電式電気チェーンソーの掃除と刃の交換

2024年03月20日 | 農機具,工具

 以前、エンジンチェーンソーを使ってきましたが、よくエンジンの故障に悩まされました。草刈機はエンジンが簡単なのでキャブレターを分解したりして今でもよく直しています。しかし、チェーンソーも同じ2サイクルエンジンなのに時々しか使わないので故障すると往生します。
 そのため、去年から充電式電動チェーンソーを使っています。電圧が40Vのためか強力に樹を伐採してくれます。ガソリンも必要ないし充電さえしっかりしておけば使いやすいです。自動車もモーター式になっているので、農機具も電動化が進むのでしょうか。

            充電式電動チェーンソーの刃を交換


 今回は刃が摩耗したため交換しました。これまで丸ヤスリで刃を磨いてきましたが、刃がだんだん小さくなってついに交換することにしました。ついでに、チェーンソー内にたまった木屑やおが屑も綺麗に掃除しておきました。エンジンチェーンソーを長年使っていたため、刃の交換やメンテナンスは楽々です。刃の予備も購入しておきました。

 チェーン刃部分を分解    木屑を綺麗に掃除    掃除と刃のを交換完了
  

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約一年ぶりにトラクターで畑を耕運

2024年03月19日 | 草刈り,整地

 あまり調子が良くないトラクター(クボタ製 GL21)、なんとかエンジンがかかりました。エンジンを止めるといつエンジンがかかるか分かりません。そのため、エンジンが途中で止まらないように細心の注意をしながら、畑まで運転して耕運して帰りました。これまで耕運機を使って耕してきましたが、さすがにトラクターは早く耕運できます。耕運だけでなくローダーのよる掘り起こし,吊り上げ,そして運搬にも役に立ちます。

         エンジンを止めないように注意しながら畑を耕運


 ところで、電気系統の故障でエンジンがかからないように思います。またロータリー爪がだいぶ減ってきました。少しばかり費用がかかりますが、オーバーホールと爪の交換をクボタに頼もうと思っています。
 年齢的に重いものを運んだり、土を掘り起こしたりするのがきつくなり始めました。草刈りも特に夏場はきつくなりました。これからは機械に頼ろうかと思うようになりました。

   ゆっくりと耕運    エンジンを止めず休憩    耕運が終わった畑 
  

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令和五年度、少年少女発明クラブ閉講式

2024年03月18日 | 子供の育成関連

 先日、令和五年度の閉講式がありました。今年度はクラブ員が少なかったのに、いろいろ忙しかったことを思い出します。
 一番はチャレンジ創造コンテストの全国大会出場です。コロナ前の全国大会に出場した経験から、今年度の出場は危ういと思っていました。ところが、今年度から企画が変わっことと子供達の頑張りもあり出場することができました。会場は中部国際空港そばの国際展示場でした。残念ながら上位出場できませんでしたが、子供達はよく頑張ったと思います。
 そして、二番目はコロナ以来の山口県内の発明クラブ交流会です。暑い中をKDDI維新ホールに行ったことです。コロナ前はバスで行きましたが、今回はJR田布施駅から電車で行きました。
 何故だか忙しかった今年度の少年少女発明クラブでした。

       今年度少年少女発明クラブ閉講式 クラブ員代表の言葉


 閉講式では会長挨拶とのことで、私が就職した時にとても苦労した営業経験のお話をしました。営業職に就いてから失敗することが多く散々な思いをしました。手前味噌ですが、その失敗を反省するなどして半年後にお客様に感謝されるようになったお話をしました。いろいろな失敗から学び取ることが、自分を成長させるとの意味を込めました。通じたかどうか分かりませんがそんなお話をしました。

   今年度の活動をスクリーンで       行儀良く聞き入るクラブ員
 

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底と側面を別々に作るポシェットを試作(2/2)

2024年03月17日 | 綿栽培,糸つむぎ,織り,染色

 ポシェットの側面が完成したため底と合体させました。何度か編んだ経験が役に立ち比較的容易に合体できました。肩に掛ける紐は、マオランから取り出した繊維を使いました。手で揉むように二重撚りした紐です。紐をポシェットに取り付けると、ポシェットの口をふさぐ紐を取り付けて完成となりました。
 今回の製作を通じて、底と側面を別々に製作した方が容易にポシェットを作ることができることが分かりました。そのため、次回のほぼろ製作講習会ではこの方法をお勧めしようと思っています。

          底と側面を別々に作ったポシェットが完成


 底から側面を立ち上げて作るポシェットは、側面の隙間がだいぶ空きました。しかし、今回制作した方法では隙間はほとんどありませんでした。そのため、隙間から物がこぼれ落ちる心配はありません。作り方によってこれほど差があるとは思いませんでした。底から側面を立ち上げて作るポシェットは上級者向けです。

 隙間が無い今回制作したポシェット       底と側面の接合部
 

 マオランの繊維を二重撚り紐を取り付けた後、余ったわらを散髪の要領で綺麗に切り取りました。これでポシェットの完成です。
 ほぼろの技術を応用したわら細工製品は、これで次の六種になりました。
  ①ほぼろ
  ②ポシェット
  ③買物籠
  ④ペットボトルケース
  ⑤猫ちぐら
  ⑥リュック
 今後開催するわら細工ほぼろ講習会では、この六種から選んでもらって製作していただこうか思っています。

     ほぼ完成のポシェット      余ったわらをハサミで切り揃える
 

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