東京里山農業日誌

東京郊外で仕事のかたわら稲作畑作などをしていましたが、2012年4月に故郷の山口県に拠点を移して同活動をしています。

フラワーフェスティバル2

2001年04月29日 | 田舎暮らし
 今日は、昨日より人手が多いフラワーフェスティバルでした。出した竹の子はあっと言う間に売り切れてしまいました。椎茸、そして黒米もよく売れました。赤米は少し残ったようです。例年行っている真綿体験と石臼によるきな粉作り体験は好評でした。

              小さな子供が興味を持ったのか真綿の体験            


 私は石臼を支援しました。去年来た子供がまた石臼を挽きに来ました。大豆で作る黄な粉の匂いに惹かれるのか、大人よりも子供の方が興味を持ったようです。何人もの子供が並んでくれました。

       石臼は重いので二人で回し、もう一人が炒った大豆を入れる


 七輪で軽く炒った大豆を石臼で挽くとこおばしい香りがあたり一面に漂います。挽いたきな粉は持って帰ってもらいました。

     一生懸命に石臼を回す            引いた粉を網でふるう
 

 ユギ・ファームのコーナーでは、しいたけ,黒米,赤米,小豆などの無農薬自然野菜を売りました。毎年のことですが、あっと言う間に売れ切れてしまいます。

             コーナーで売った無農薬自然野菜
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フラワーフェスティバル1

2001年04月28日 | 田舎暮らし
 今日は連休の最初の日です。のんびり昼まで寝ようかと思っていましたが、午前中は畑の草取りをして、桜木中学校の田植え体験のための苗を早期に育てるためにビニールを苗場にかぶせました。使ったビニールは2畝の半分を覆うような大きな物です。しかし、風が強いうえに例によってぬかるんで身動きがとれず、何度か転びなんとかかぶせることができました。家に帰って全部着替えました。その後、フラワーフェスティバルを応援に行きました。

          応援したフラワーフェスティバルのユギ・ファームコーナー


                近くのコーナーでは筵編みの実演


            近くのコーナーのNPO長池では竹を使った調理を実演


            ユギ・ファームコーナーで野菜などを販売


 フラワーフェスティバルが終わってから、帰る途中に苗場に行ってみたら・・・・唖然としました。せっかくかぶせたビニールが無くなっていました。苗場のあらぬところに飛んで、タラリと沈んだビニールを回収しました。革靴だったので、仕方なく靴下のまま苗場に入りましたが、回収とかぶせる作業で、またまた泥だらけになってしまいました。とんだ一日でした。
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桜木中学校、米作り体験依頼

2001年04月24日 | 田舎暮らし
 私のところに区立桜木中学校から、米作り体験依頼の電話がかかってきました。その陣容ですが、中学2年生2クラス 72人 先生6人+医務担当1名です。日付は、6月2日(土)。そこで、大変ではありますがなんとかやってみようと思います。
 6月初旬だと小さいままの苗で田植えすることになります。このため、苗の成長を少しでも早めるため、その中学校分の苗にビニールをかけて保温することにしました。

             ビニールを掛けて保温することにした苗


 小中学校の体験教育が文部省の通達でも言われており、農業雑誌でも話題になっています。今後、このような依頼が増えるとも思われます。そのためのノウハウ吸収にも良い機会かなと思います。どこまでこのようなニーズに対応できるか試す良い機会かなと思ってます。八王子市内の学校からの依頼が一番うれしいのですが。

 その中学校は世田谷区のほぼ中央にあり、下高井戸まで電車で出れば、あとは京王線で堀の内駅まで来れるような距離ですが、バスの可能性もあります。バスの駐車場は公団に掛け合ってみようと思います。田植え後の休憩時の飲み物として牧場の牛乳を出そうと思っています。
 田植えの場所は、ため池隣の広い田んぼ2面がよいと思っています。さらに、次のような体験と組み合わせるのもいいかと思います。例えば、・前日の苗取り・田んぼに面するところを広く刈り払う作業・トイレの設置(原始的ですが穴を掘って周りを囲む)を検討・・・・野糞体験もいいかも (笑)・・・ボーイスカウトでよくやってます。・当日の誘導又は指導・中学校用の苗は、成長を早めるため保温折衷苗代にする。着替え用テントはボーイスカウトから借ります。見取り図や計画等は私が作り、下見に来る先生と詰めます。
 田植えそのものよりも生徒達の動きをどううまくコントロールするかがポイントかなと思っています。地元の方に迷惑をかけないことも大事です。さらに、一番大切なことは事故がないことです。汚れた手足を流すため、ため池か小川からポンプを使って水を吸出して簡易シャワーみたいなものを作ろうかと思っています。サンショウウオに田植え体験、やれやれ5月から6月にかけて忙しくなりそうです。
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種ふり終了

2001年04月21日 | 田舎暮らし

 朝から肌寒い一日でしたが、無事種ふりを終わりました。曇り空の中、朝8時頃に開始しました。早朝に種ふりする理由は、山に囲まれたこの田んぼではこの時間帯が一番風が吹かないためです。

     数日間水に漬けていた種籾          品種別の印を用意
 

 普通の雨靴を履いたため冷たい泥水がどさっと入ってきました。それに、ぬかるみに足をとられてしまって転びそうになりました。ですが、懸命にふんばって種ふりしました。

              よろけそうになりながら種籾をふるう


 蒔いた種は、まんげつもち,絹光,コシヒカリ,そして古代米の赤米,黒米,改良黒米です。6月初旬には苗取りができることと思います。

                 水底に点のように見える種籾


 このままでは、種ふりをした後にどじょうや水草を食べるために水鳥が入ってきます。入って来た水鳥は苗場内で水をかき混ぜてせっかくまいた種籾をだいなしにしてしまいます。また、その水鳥を狙って狸などが侵入します。 これらを防ぐために苗場全体を網を覆いました。

                   苗場全体を網で覆う

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田んぼはレンゲ満開

2001年04月18日 | 田舎暮らし
 田んぼはレンゲが満開中です。この連休中もずっとレンゲが鑑賞できます。少年少女の頃に戻って、レンゲのじゅうたんに体をうずめてみてはどうかと思います。

               レンゲの花がじゅうたんのように広がる


 今日会社から早く帰ったので、夕方近く苗場に行ってみました。そしたら、種をふれるようにちゃんと準備が整っていました。この様子だと土曜日か24日に、予定どおり種ふりができると思います。

                   ピンクの色が綺麗なレンゲの花


 ところで、この冬に修理した耕耘機が、雑誌「現代農業」に1975年の写真として写っているのを発見しました。この耕運機は25~30年前に発売されたようですね。少しうれしくなりました。
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農機具修理、代かきなど

2001年04月15日 | 田舎暮らし
 午前中は古いエンジンの修理をしました。とっても古いエンジンなんですが、分解してみると吸入と排出のカムが反対に付いていました。何十年か前に農機具屋さんが分解修理をミスしたようです。ちゃんとカムをセットしてみたら今度は吸気と排気がうまくいくようになりました。石油タンクには大穴があいていたため、溶接しようかと思っています。直るには当分時間がかかりそうですが、機械技術習得にはよい勉強になります。
 午後は田んぼ周辺を歩いてみました。草むらの会のバーベキュー大会だったようで、ため池の周辺はにぎやかでした。また、ため池も釣り場の板を修復していて、これまたにぎやかでした。ところで、クレソン田近くの小川が崩れており、修復するためのくいが打ってありました。そして、少し土嚢が積んでありましたが、かたくりの会の方でしょうか?それとも野鳥の会?手伝えればと思っています。
 苗場を耕運機で均しました。写真だと軽快に歩いているように見えますが、けっこう力が入っています!

              泥が粘っているため、耕運機と歩くだけでも大変
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苗場の代かき

2001年04月14日 | 田舎暮らし
 今日は苗場作りをしました。先週苗場の畦を作って耕しておきましたので、思った以上にはかどりました。

                 事前に塗っておいた苗場の畦


 トラクタが去年のようにはまり込んで動かなくなるのではと冷や汗をかきましたが、無事に田んぼを出られたのでほっとしました。

                 トラクタのロータリーで代かき


 その後、耕運機にかご車輪をつけてならしました。しかしながら、修理した耕運機は重いうえにけっこう力が必要で、転びそうになったりして大変でした。使い慣れたいつもの軽い耕運機の方がいいですね。

               疲れた体を休めるため休憩して食事


 来週には種ふりをできそうです。作業の途中、アオガエル・おけら・どじょうなどがいました。周りをよく見ると、いろいろな雑草の花が咲きはじめています。
 レンゲも一面に咲き始めました。明日は、自宅で農機具の修理をするつもりですが、時間を少し空けて、田んぼや山を歩いて雑草などを観察してみようと思います。

                    代かきが完了した苗場


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センチコガネ

2001年04月10日 | 田舎暮らし
 苗場まわりの田んぼを耕していたらセンチコガネがいました。触覚をピンと立ててこちらの様子をうかがっていました。動物の糞に集まる虫で、牧場の周りでもよく見かける昆虫です。苗場の近くに牛糞がおいてありましたので、田んぼに紛れこんだのでしょう、あやうく耕運機で踏み潰すところでした。

              田んぼを耕運中に見つけたセンチコガネ


 今は亡き僕の祖母は、「小さな虫にも命があるんだからね」と僕によく言っていました。祖母は、道を歩く時も小さなアリを踏まないように左右によろよろと歩く姿をよく覚えています。代かきシーズンに入ると、今度はオケラやアメンボを見ることが多くなります。そして、ミズスマシやゲンゴロウも現れます。
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ボーイスカウト、今後の農作業予定

2001年04月08日 | 田舎暮らし
 富士見台公園でボーイスカウトの活動をしました。今回は公園近くに生えている野草を採取して食べる活動です。子供たちに食べられる野草を教えた後は自主的に採取させます。その上で、これらの野草を中心にして料理を作ります。

      採取したナズナなどの野草           子供自信で料理
 

 私はカブ隊の福隊長として子供達が事故のないように見守りをしました。今回注意したのは、食べられない野草を誤って食べないように、料理で火を使うので火傷事故がないように、そしてみんなが協力して料理することです。

            出来上がった野草のてんぷら、くるくるドーナツなど


 料理が出来上がると、各隊でデンリーダーの下に集まって食べます。広々として公園のシートを広げて楽しく食べました。

               隊ごとに集まって野草料理を食べます


 ところで、これから苗場作りなどの田んぼ作業が忙しくなってきます。去年までは、トラクタでも田おこしをしていましたが、田んぼで動けなくなったりして大変でした。今年からは、なるべくトラクタは使わない方向でいけたらといいかな思っています。軽い機械の方が、能率は悪くても軽快に作業できますので。5月連休までには種ふりを済ませたいと思っています。

                     水入れを待つ苗場



 今後の予定は次のとおりです。
  4月14日:堆肥入れ、苗場に水入れ。
  4月21日:畦塗り、代かき。4月28日:籾の選別と浸種、網張り、代かき。
  5月3日:種ふり(このころフラワーフェスティバル)。
  5月中旬以降:苗場以外の田んぼの耕運と水入れ。
  6月は畦塗りと代かき、田植えの順となります。

 ところで、熊沢さんが米作りをやめるとのことで、古い農機具をもらうことになりました。私が譲り受けてボーイスカウトの場所にでも保管しようかなと思っています。たくさんあるようならば、私の家で保管しようと思っています。汗がにじんだ貴重な農機具、廃品や屑鉄にはしたくありません。それに、古い機械ほど子供達に体験させるのに適していると思いますので、今後有効に利用しようと思っています。
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苗場準備とサンショウオ観察予定

2001年04月07日 | 田舎暮らし
 今日は暖かい日差しの中、苗場作りをしました。五月連休後半には種ふりをしなければならないため、苗場作りを先行して作業しました。苗場のレンゲを丁寧に刈り取った後、水漏れがないように中ほどに畦を一つ作りました。

              苗場のレンゲは開花を待たないで刈り取り


 水は、レンゲがきれいに枯れる来週入れます。なお、苗場以外の田んぼのレンゲは、花が咲き終える5月下旬に刈り取り予定です。

            二台の耕運機で田んぼを耕す(左は私、右はYさん)


 お昼の弁当を食べて元気が出た後は、耕運機で苗場を全部きれいに耕転しました。道に近いところほど水気が多くてやりにくかったですが、無事に終わりました。

 ところで、都立大学の草野先生からサンショウウオの観察会に出席OKとの連絡をいただきました。カエルなども研究されているとの事でしたので、サンショウウオ以外の勉強もできればと思っています。
 観察会の予定日ですが、フラワーフェスティバルや種ふりが終わって一息つく5月12日(土曜)午後を計画しています。サンショウウオの幼生が生息する3箇所程度を、里山散策をしながらの観察会兼勉強会にしたいと思います。動物保護について意見交流ができればと思っています。里山の小動物などに興味がある方に来てもらえばと思っています。
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すばらしい桜日和

2001年04月01日 | 田舎暮らし
 今日は、本当に良い桜を見ることができました。昨日が雪だったため、よけいに桜が美しく映えていました。午前中は富士見台公園で、ボーイスカウトで子供達にナイフの使い方を教えたり、火の起こし方を教えました。その合間に桜を見ましたが本当にきれいでした。

             ボーイスカウトの子供たちに火のおこし方を教える


 午後は、野球試合を観戦したあと、2時過ぎから苗間の畦を修理しました。レンゲが二つ三つぽつぽつと咲き始めました。五月連休には、すばらしいピンクのじゅうたんになると思います。

                    田んぼの畦を修理中のYさん


 夕方7時から多摩丘陵の自然を守る会の田んぼなどの勉強会に参加しました。ところで、サンショウウオについては観察会をする方向で検討することにしました。サンショウウオの引越しについては賛否両意見がありすぐには結論付けられないため、まずは都立大学の専門家である草野先生に声をかけてみて、現地の谷戸で観察会をすることにしました。これからその観察会の企画書を作ります。

                田んぼの畦周りの修復完了
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