Sightsong

自縄自縛日記

清水ケンG『Bull's Eye』

2017-02-14 08:00:45 | アヴァンギャルド・ジャズ

清水ケンG『Bull's Eye』(Noke Jazz、1996年)を聴く。

Kenji Shimizu 清水ケンG (ts)
Shunji Murakami 村上俊二 (p)
Satoshi Kawasaki 川崎聡 (b)
Shoichi Takayama 高山昌一 (ds) 

わたしはこの前作の『The Reason』を当時聴いたのみだから、随分と久しぶりだ。

ちょっと香りのある音で前へ前へと吹き進むテナーは、スタイリッシュでもあり、ビリー・ハーパーを思わせる。ぜひナマで観たいものだ。気が付いたら清水ケンGさんはケンG、そして清水賢二さんに改名されている。山口や福岡で活動しつつ、ときどきは関東にも来ているようであり、次の機会をねらうことにしよう。

サウンドには、Sun Shipとも共通する愁いと熱さとがあって、実際に、Sun Shipの村上俊二と川崎聡がここでも参加している。村上さんのピアノは、散弾銃か撒き菱のようにばばばばばと音を散らして奔流を創りだす感覚で、とてもいい。

●参照
Sun Ship@大塚Welcome back(2016年)


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