先日2008/5/28、下北沢アレイホールでの、姜泰煥(カン・テーファン)(アルトサックス)、高橋悠治(ピアノ)、田中泯(舞踏)。
私が田中泯の存在を知ったのは、デレク・ベイリーと「白州アートキャンプ」において1993年に共演した映像をおさめた『Mountain Stage』(Incus)による。その後、ミルフォード・グレイヴスとの共演(1998年)、アルトーの『征服』(1998年)に行ったりして、よく考えると10年ぶりに観たということか。グレイヴスのパーカッションと共演したときは、途中からほとんど全裸になり(もっとも、何やら保護具だけはつけていたが)、グレイヴスがげらげら笑いながら叩いていた記憶がある。
それ以上のことは知らなかったが、ついさっき調べると、デレク・ベイリー、ミルフォード・グレイヴスとの共演は、1981年の『MMD計画』に遡る。また、ベイリーとの共演盤『Music and Dance』も、白州の映像と同じもので、舞踏を音で想像するのもなあ、と勘違いしていたが、実は1980年の記録だった。まだレコードを入手できるだろうか。
田中泯はまさにこの週末も、都内のあちこちで踊っているらしい。今日は入谷か。(>> リンク)
それにしても、イルフォードの印画紙がなかったので買ったオリエンタルのRCペーパーは、いろいろな意味で使いにくい。贅沢は言えない状況なのだが。
姜泰煥 Leica M3、Elmarit 90mmF2.8、Kodak TMAX-3200、オリエンタル・ニューシーガルVC-RPII、3号フィルタ
向こうに佇む田中泯 Leica M3、Elmarit 90mmF2.8、Kodak TMAX-3200、オリエンタル・ニューシーガルVC-RPII、3号フィルタ
高橋悠治ににじり寄る田中泯 Leica M3、Elmarit 90mmF2.8、Kodak TMAX-3200、オリエンタル・ニューシーガルVC-RPII、3号フィルタ
田中泯 Leica M3、Elmarit 90mmF2.8、Kodak TMAX-3200、オリエンタル・ニューシーガルVC-RPII、3号フィルタ
姜泰煥 Leica M3、Elmarit 90mmF2.8、Kodak TMAX-3200、オリエンタル・ニューシーガルVC-RPII、3号フィルタ
田中泯 Leica M3、Elmarit 90mmF2.8、Kodak TMAX-3200、オリエンタル・ニューシーガルVC-RPII、3号フィルタ
高橋悠治 Leica M3、Elmarit 90mmF2.8、Kodak TMAX-3200、オリエンタル・ニューシーガルVC-RPII、3号フィルタ
田中泯+デレク・ベイリー『Moutain Stage』(Incus)