アンドレ・メマーリ+アントニオ・ロウレイロ『Duo』(Estúdio Monteverdi、2016年)を聴く。
André Mehmari (p, syn, Rhodes, fl, g, mandolin, accordion, voice)
Antonio Loureiro (ds, vib, voice)
取っつきやすく聴きやすいのだが、このブラジルのふたりは実はとんでもない。ポップスか、新時代の民族音楽か。
アンドレ・メマーリはピアノのみならず多くの楽器をこれでもかと扱う。何をやっているんだろうという煌びやかさである。アントニオ・ロウレイロはパッと点いて消える火花のようなドラムスもいいが、ヴァイブも声もまた深く快適。