Sightsong

自縄自縛日記

「東京の沖縄料理店」と蒲田の「和鉄」

2014-04-06 07:50:53 | 関東

元OAM(沖縄オルタナティブメディア)の西脇さんに誘われ、蒲田からふた駅の街にある沖縄料理店に足を運んだ。元、というのは、既にNPO法人として解散してしまったからであり、敢えてそう呼んでいるのは、西脇さんご自身が今後の沖縄との関わりを模索しているからである。ぜひ、これまでの経験を本にして出してほしいと思う。

それはそれとして、もずくの天ぷら、ぐるくんの唐揚げ、豚軟骨、ひらやーちーなど、料理は旨いものだった。リーズナブルでもあった。しかし、店の人は吃驚するほど無愛想で、いや無愛想なだけなら朴訥で素朴な人柄なのかと思うこともできるのだが、最後はほとんど乱暴に空いた皿やジョッキを回収していき、飲み食いが終わったなら早く出て行ってくれと言わんばかりだった。まったく混んでもいないのに。

まあそんなわけで、これをもって「東京の沖縄料理店」を語ることはできないものの、東京において「コンテンツとしての沖縄」を使うことの哀しさ自体はかいま見えるわけである。

代償行為として、蒲田駅で降りて、ラーメンでも食おうとうろうろ。西口側の雰囲気は猥雑でとても良いのだが、うまく入りたい店が見つからなかった。(あとで西脇さんが、西口なら「インディアン」が旨いと教えてくれたが、ちょっと駅から遠い模様。)

結局、東口にまわってスマホで調べ、「和鉄」という店に入った。注文したニラそばは、刻んだニラがスープの表面にびっしり載っており、また焦がしネギも入っていて、少しピリ辛で旨かった。根津の名店「BIKA」がこのようなニラそばを看板メニューにしていて、学生時代から随分好きだった。他のラーメン屋でもメニューに取り入れてほしいところ。

●参照
蒲田のニーハオとエクステンション・チューブ


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2 コメント

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Unknown (24wacky)
2014-04-06 22:07:42
はるばる呼び出したのにやや残念な店で申し訳なかったです。
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いえいえ (齊藤)
2014-04-07 07:02:26
いえいえ、いろいろ面白い発見もありましたし、何しろ話もできたのでよかったです。ところで、蒲田の「インディアン」とか、鶏飯の店とか、平壌冷麺の店とか、ほとんど営業していない模様の「上弦の月」とか、興味シンシンです。
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