最近、レコードの音があまりにもひどいので、何がまずいのだろうと思って、とりあえずカートリッジを交換することにした。いままで使っていたオーディオテクニカのカートリッジ、実は10年くらい交換していない（笑）。
帰りにお茶の水のオーディオユニオンに寄って、良さそうなオルトフォンのカートリッジ「2M red」とシェルとを買ってきた。気を使って装着しなおしてみると、嘘のように良い音になった。オーディオを馬鹿にしてはいけない。ごめんなさい、レコードたち。
浅川マキ『ふと、或る夜、生き物みたいに歩いているので、演奏者たちのOKをもらった』（1981年）の好きなB面を聴いた。「ボロと古鉄」「あの男がピアノを弾いた」での坂田明のソロ、「ふしあわせという名の猫」での杉本喜与志とのデュオが、いままでよりライヴな雰囲気できこえる。
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Yutaka Takahashi＋野津昌太郎＠千駄木bar isshee
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ぼくはLPを何枚もっているか忘れましたが、間違いなく「マキ」「マキII」「ライブ」の3枚はあるはずです。
厚生年金ホールだとか渋谷のジャンジャンに何度も足を運びました。
「そこのボク、そんな前の方で見てて大丈夫？ 気絶しないようにね」
なんて言われたりして。道頓堀劇場じゃないですよ。
真っ黒な衣装で、今なら「千と千尋」の「顔なし」みたいな格好でしたね。
ステージにコップの水を置いて、それを飲みながら唄ってました。
「ゴービンダジャヤジャヤ」
思いもよらぬ反応が（笑）。マキさん好きですか。私もここ何年か足を運んでいませんが、もう幾度となく聴きました。もう潰れた文芸座ル・ピリエという場所も最高でした。
山下洋輔だの稲葉国光だの、ものすごい人がバックをやってます。
1970年から73年のリリースで、そのころ夢中になっていたんですね。
紀伊国屋ホールのチケットが挟まっていたので、通っていたのは厚生年金ではなく、紀伊国屋ホールだったようです。
その後勤務先を変わって、一緒に行く仲間がいなくなったせいかぱったり。
ところで、ぼくもそろそろカートリッジを買い替えようかと。
お気に入りのピッカリングやサテンの針を交換できればいいのですが、知る限りですが入手不能です。
すり減った針がレコードを傷つけることは重々承知しているのですが、なかなか。
6月にピットインでライブがありますね。
ン十年ぶりに出かけてみようかと思い立ちました。
いいきっかけをありがとうございます。
その中では『BLUE SPIRIT BLUES』を持っていません。私がはじめてマキさんのライヴを聴いたのは95年ころなので、当然、後からの入手です（当たり前ですね）。70年代に聴きに行かれたというのは羨ましい限りです。
いまは、東京ではほとんど新宿ピットインですね。以前に文芸座ル・ピリエにも行きましたが、それが潰れる前のラストの回でしたし・・・。川端民生さんはもう鬼籍に。
ところで、舞台以外でのマキさんは想像できません。道で遭ってもわからない気がします。
そういえば、enja recordsの創立者ホルスト・ウェーバーは日本人のジャズ歌手は全く認めていなかったけど浅川マキは好きだったという話を耳にしたことがあります。
もう２０年以上前ですが、電車でそれらしき方のお姿をお見かけしたこともあります。やっぱり違いましたから…。
ホルスト・ウェーバーとは意外です。山下洋輔つながり、ということもあるのでしょうかね。三上寛なんかも好きだったりして・・・。
浅川マキ・プロデュースのCDの中にも、トリスタン・ホンジンガーのアルバムがありますね（怪しい雰囲気がたまりません）。あと、宮澤昭『野百合』がとても好きなのであります。