Sightsong

自縄自縛日記

ビョーク『Vespertine』、『Medulla』

2015-03-22 23:23:47 | ポップス

なおもビョークの旧作を順番に聴く。

■ 『Vespertine』(2001年)

ジーナ・パーキンスのハープが大きくフィーチャーされている。ストリングス中心の撥ねるような擦れるようなサウンドの中で、ビョークはやたらと内向的な詩を唄う。これに電子音がびよんびよんと加わると聴き疲れしてしまうが、ハーモニカだけのインストルメンタルが挿入されて救われる。

■ 『Medulla』(2004年)

一転して、コーラスなどの「声」が幾重にも重なって、しかしビョークの声はどこにあっても変わらず個性的。「Oceania」で雲が開けたような印象を覚え、目が醒める。

●参照
ビョーク『Gling-Glo』、『Debut』
ビョーク『Post』、『Homogenic』


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