Sightsong

自縄自縛日記

『ドラえもん のび太の人魚大海戦』

2010-03-15 00:07:33 | アート・映画

子ども2人を連れて、近くのシネコンで『ドラえもん のび太の人魚大海戦』を観る。と言うと大変なようだが、実は自分が楽しんでいる。

結局、数年前から毎年1回観に来ている。ちょうど、絵柄が変わった『のび太の恐竜2006』(2006年)以来だ。そのとき、均一な太さから、筆ペンで描いたような味の線になった。線が変わると動きの柔軟性も変わるようで、大画面で観るのはとても楽しい。それにしても、1年が経つのは早いな。

今回の作品は、古代から海底に棲んでいる人魚族との出会いと冒険と別れ。このパタンは見事に踏襲しており、ほとんど『男はつらいよ』である。彼らは、古代に他の星から漂流し、地球にやってきたのだった。なんだか、『ウルトラセブン』の「ノンマルトの使者」を思い出してしまった。しかし、そこまでの哀しさや罪深さはなかった(当たり前だが)。

ドラえもんはいつでもお薦めである。

●参照
『ドラえもん 新・のび太の宇宙開拓史』(2009年)
『ドラえもん のび太と緑の巨人伝』(2008年)


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