将太の日記

将太の日記は、将太の非日常等、気の向くままに「書き留めておこう」と思ったものをアップしています。

2018年の振り返り

2018年12月31日 11時16分21秒 | Weblog
 今年も恒例の振り返り日記を書くことにします。毎年、振り返り日記を書くにあたって、過去の振り返り日記を参照しているのだが、年々積み重ねてきた振り返り日記も随分多くなり、事前準備である過去の振り返り日記を読む作業だけでも増えてきたので、ここでリンクを貼ってみることにしました。

2017年の振り返り
2016年の振り返り
2015年の振り返り
2014年の振り返り
2013年の振り返り
2012年の振り返り
2011年の振り返り
2010年の振り返り
2009年の振り返り

 こうして書いてみて初めて気がついたのだが、このブログは今日で丁度丸10年ということになったようである。流石に10年間も続けていると、色々なことがあったな、と改めて思う。個々の日記はより詳細に記載されている点も多いが、「どういう1年だったか」という点については、この大晦日の振り返り日記を読み返すと当時の情景が思い出される。

 さて、このブログの歴史はこれくらいにして、2018年の振り返りを書くとしよう。

<災害>
 今年は過去最悪ともいうべき災害が多数発生した1年だったと思う。
06月:大阪での震度6弱地震
07月:西日本~東海にかけての集中豪雨(大雨特別警報ラッシュ)、酷暑(各地で40℃超え)
08月:台風20号が日本列島を直撃
09月:台風21号が日本列島を直撃
10月:北海道胆振地方の震度7地震

とざっと思いついたものだけでかなりの数である。先ほど他のサイトで確認したところ、実際にはこの3倍くらいの災害が全国各地で発生していたようで、ここに挙げたものは代表的なものにすぎない。
個人的にも生まれて初めて自分が住んでいた地域で大雨特別警報が発令され、身の危険を感じたことが非常に印象に残っている。大雨特別警報は緊急地震速報等と同じように、夜中でもお構いなしに携帯がブンブン鳴り、周囲の状況を確認して避難すべきか否かの注意喚起がなされるが、実際に避難すべきか、避難する方が危険か、という判断の難しさも感じた場面であった。また、自分が住んでいた地域でも39℃~40℃の酷暑が連日続き、非常に辛かったことも鮮明に記憶に残っている。
2018年を代表する漢字が「災」と発表されたのも納得できる程、災害が多く、辛い1年だったといえよう。

<仕事>
 今年一番変わったことは、何と言っても職場環境であろう。長らく同じ担当として仕事をしていただけに、職場環境の変化によって生活のリズムも大きく変わり、引っ越し等もあって体力的にはかなりハードな1年だったと思う。不慣れな仕事で日々勉強の毎日でもあるが、これまでの業務経験を活かせることも多く、これらのバランスをうまく取って頑張っていければと思っている。


<将棋>
 職場環境の変化によって将棋の方も影響はあった。例年出場していた大会に出られなかったり、日々将棋に費やす時間は昨年以前と比較して少々減少した等もあってか、2018年の年間成績は29勝31敗(勝率4割8分3厘)と統計を取り始めて以来初めての負け越しに終わり、社団戦も2部リーグに降級する(個人でも7勝8敗で負け越し)等、苦しい1年だったように思う。ただし、すべてがダメだったわけでもない。5月のレーティング選手権A級では4戦全勝で準優勝することができたし、1月の将棋ウォーズ棋神戦では初めて予選を突破して決勝大会(TV朝日開催)に出場することができたのは、今年残せた数少ない結果だったと思う。将棋ウォーズについてはその他、全戦法コンプリートを達成できたのも今年であった。全戦法コンプリートはできたから何がもらえるというわけではなく、単に将棋ウォーズの楽しみ方の1つにすぎないので、「今年残せた結果」には当てはまらないだろうが、中々大変な作業ではあった。
来年は社団戦が2部リーグで戦うことになる関係上、今年よりは勝率は上がるはずであり、今年より悪い成績にしてはまずいとも思っているが、勝負事は相手もあるので、簡単に勝利できる試合は1つもないということを肝に銘じ、将棋を楽しむ気持ちを忘れずに今後も取り組んでいきたいと思っている。


<音楽>
 今年は引っ越し等でバタバタした1年だったためか、「今年の新曲」に限定すると、聞いた曲自体がとても少なかったように思う。米津玄師の「Lemon」、倉木麻衣の「花言葉」くらいだろうか。毎年継続していたピアノコレクションへのアップも今年はできなかった。音楽自体は将棋と同じくらい好きなので、徐々に今の仕事に慣れてくれば、ピアノをはじめ音楽全般を楽しむ時間も確保できるのではないかと思っている。

<運動>
 運動については、職場環境の変化に伴い、良い影響があった。今の職場の卓球部に参加させていただくこととなり、久々に卓球のラケットも渋谷の国際卓球に行って新しく作る等、本格的に卓球を楽しむことができるようになった。このおかげもあって、卓球部の活動の際は結構な運動量になるため、体重もそこそこ減って健康面では大きな改善が図られたといって良いだろう。卓球部は月1回の活動ということで、それほど大きな負担でもなく、今後も無理なく継続していきたいと思う。


<総括>
 総じて、2018年は個人的に激動の1年だったように思う。大変だったこと・辛かったことも少なくなかったし、中には失ったものもあった。しかしこうした変革は自分自身の成長につながるものであり、あまり変わり映えしなかった2015年から2017年と比較して大きな前進ができた1年でもあったように思う。年々周囲の環境も変わったりして、その年その年で何を優先して取り組むか、全体としてどのようにバランスを取って生活するか、もどんどん変わっているが、「自分らしさ」を見失わずに今後もエネルギー溢れる生活を過ごしたいと思っている。

長くなりましたが、皆様、どうぞ良いお年を。来年がより素晴らしい1年になりますように☆☆☆
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仕事納め&片付け

2018年12月30日 21時54分00秒 | Weblog
一昨日は仕事納め・・・と言いたいところであったが、昨日土曜出勤の電話当番だった関係で、昨日が仕事納めとなった。正直、昨日は「電話なんてかかって来ないだろう」と思っていたが、他の土曜出勤の日とあまり変わらない受電があってびっくり。まぁそれでも土曜日は17時で上がれるだけ平日より楽なのは明らかで、どうにか無事に今年の仕事を終えることができ、ホッとした。

連日の忙しさもあって疲労が溜まっていたためか、今日は夕方爆睡。年末の片付けはこれからというところ。録画したのにまだ観れていなかったTVドラマを観ながら片付けをしたり、最近サボり気味だったエアロバイクをしたりしようかと。今年1年の振り返りはまた明日記載予定です。
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竜王戦

2018年12月22日 21時30分18秒 | Weblog
昨日、ついに竜王戦七番勝負第七局が終局し、羽生竜王が残念ながら失冠し、27年ぶりの無冠転落となった。思えば、自分が将棋を始めた頃、既に羽生NHK杯選手権者となっていて、その直後に初タイトル竜王を獲得した。その後、竜王位を失冠し、一時的に無冠となるも、棋王獲得してからは27年間もの長期に亘ってタイトルホルダーであり続けたことは、将棋界のみならず、他の競技含めて例を見ない空前絶後の大記録だったものである。長らく続いたこの記録が途切れたことは、羽生ファンとして残念でならないが、タイトル100期獲得という大記録まであと一歩に迫っており、若手強豪の台頭が目覚ましい今日において、この記録がどこまで伸びるか、今後も注目したい。
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慶應名人戦の結果

2018年12月16日 21時13分53秒 | Weblog
今日は慶應名人戦に参加してきた。朝、試合会場に着くと、歴代の慶應名人獲得者の名前が載った一覧表があった。今回で第35期慶應名人戦となるが、獲得数最多は藤原大王の5回で、次いで坂本さんが3回、2回優勝者が8人・・・となっている。自分はというと、平成16年度に1回優勝経験があるが、近年はぱっとしない成績が続いている。今日は久々に気合十分のはずだったが・・・。

OB予選1回戦は浅井君と。最近研究を重ねた某戦形で、一時は誰が見ても必勝というほどの大差がついていたのだが、ここから凄まじい逆噴射を見せてしまい、大逆転負け。いつもならば「必勝を意識する大局観が誤り」と誰かから酷評されるところだが、今日は周りから「あの将棋を負けたのか?」と言われてしまう始末。中盤で研究以上の成果があげられた将棋だっただけに、もったいないことをした。

続くOB予選2回戦は抜け番で不戦勝。人数が奇数人だったためであるが、直前の大逆転負けから頭を冷やすには丁度良い休憩だった。

そしてOB予選3回戦は叶多さんと。矢倉中飛車から一方的に攻めまくって、この将棋も大優勢を意識したが、叶多さんが局面を複雑化して来られ、いつの間にか雲行きが怪しくなってしまった。詳しく調べれば逆転していたようにも思うが、この将棋は終盤で自玉の不詰みを読み切って何とか勝ち切ることができた。

どうにか予選2勝1敗で通過、といいたいところであったが、今日はOB予選通過者が7人と決まっており、2勝1敗の中から抽選で予選通過・敗退が決まる。確率は2分の1だったが、予想通りハズレ籤を引いて予選敗退。自分の最も多いパターンに陥ってしまった。過去、2勝1敗で抽選落ちというのが一番多いパターンという気がしているが、過去の日記を見返すと、2014年・2015年あたりは予選通過している時もあり、こればかりは運。ただし、今日は予選1回戦で必勝の将棋を勝てなかったことが最大の敗因であろう。

本戦の方は、自分に勝った浅井君が見事決勝進出。反対のブロックではO関に勝った一方井(現役)が決勝進出。2月の合宿で慶應名人が決まるが、今回は果たしてどちらが勝つであろうか。
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マグロ争奪将棋大会の結果

2018年12月02日 18時20分14秒 | Weblog
今年も毎年恒例のマグロ争奪将棋大会に参加してきた。会場に着くと、花井さん・佐野さん等よく大会で顔を合わせる方々がいたのでご挨拶をした。周りを見てみると、アマ王将戦全国大会に昨日出場されていたアマ強豪が多数参加されており、今回はいつも以上に厳しい戦いになると思っていた。マグロゲットラインは5回戦して3勝であり、昨年は久々に3勝できたが、過去の日記を読み返してみると、ちゃんと3勝して3勝賞のマグロブロックをゲットできている年はあまり多くない。自分の実力不足といえばそれまでだが、A級は全国レベルの有名強豪が多数いて厳しい大会であることも間違いない。

1回戦は相矢倉から先後同型模様になった。自分の得意分野のはずだったが、途中から定跡を外され、よく分からない難しい展開になった。相手が受け一方の弱気な手を連発されたため、どうにか勝つことができたが、途中強気な反発の変化も何度かあって全般的には息苦しい将棋だったような気がする。何はともあれ白星スタートを切ることができてホッとした。

続く2回戦は、御徒町の強豪本間氏と対戦。駒を並べる際に王将を譲ろうとしたら、「過去負けていますから」と言われてびっくり。てっきり初めての対戦だと思っていたが、社団戦等で対戦したことがあったらしい。(対局後、過去の社団戦対戦表を確認すると、たしかに本間氏の言われたとおり、2017年に対戦していた記録が残っていた。)
本間氏との対戦は、本間氏の三間飛車対私の左玉模様となり、左玉に組む前のタイミングで速攻を仕掛けて来られた。やや無理気味な動き方でこちらが駒得となり優勢を意識したが、本間氏の必死の喰い付きに正確に対応することができず、最後は見事に押し切られてしまった。途中は優勢だったようには思うので、どうすれば良かったのか、後でゆっくり調べてみようと思う。


昼食は花井さんと一緒にとった。毎度のことながら、この大会の昼食はおにぎり3つとマグロ漬け・マグロあら汁が出て豪勢な印象を受ける。おにぎり3つとも食べると午後の対局に影響ありとみて、例年はおにぎり1個に留め、残りは持ち帰っていたのだが、今日は何故か食欲があり、1個半食べたところでセーブして持ち帰ることに。
また、今年も昨年に続き参加賞はみかんであった。一昨年までは乾燥わかめだったと思うが、参加賞を変えたのも何かの事情がきっとあるのであろう。持って帰る立場としては、カバンの中で潰れたりするリスクがある分、みかんの方が神経を遣う気はするが、いずれにしても昼食と参加賞、3勝未満で終わっても抽選があることを思うと、これで2500円はかなりお得だと思う。

3回戦は強豪伊藤蓮矢氏と対戦。今年のレーティング選手権全国大会で4位の強豪であり、胸を借りるつもりで挑んだ。戦形は私の矢倉対伊藤氏の居角左美濃急戦。中盤で角と銀桂の2枚換えで駒得を果たし、形勢は少し有利なのかと思っていたが、ギリギリのタイミングで伊藤氏の叩きを利かされてしまい、この利かされがあってみると、むしろ自信のない形勢になってしまった。その後は何とか必死に喰い付こうとしたものの、伊藤氏の指し回しは的確で、最後は完敗。何が悪かったのかは後程じっくり調べてみようと思うが、とにかくこの敗戦で1勝2敗となり、後がなくなった。

4回戦は飯田氏と対戦。相矢倉かと思いきや、飯田氏が雁木に変化してこられ、こちらの駒組がイマイチだったようで、あっという間に作戦負けに陥ってしまった。指す手に困って穴熊に潜った瞬間猛攻を食らい、一気に苦しくなった。その後、飯田
氏にも攻め損ないがあり、形勢は混沌としてきたところでこちらも悪手を指してしまい、内心かなり焦っていた。何度も心が折れかけたが、諦めずに辛抱していたら、どうにか余すことができ辛勝。本当に危ない将棋だったが、これで何とか2勝2敗。マグロゲットがかかった最終戦に挑むことになった。

5回戦はハブさんという方と。苗字だけを聞くと、それだけで投了しそうになるが、マグロがかかった大一番であり、こちらも気持ちを切らさずに対局に集中することに。戦形は角換わりから右玉を採用したのだが、序盤の駒組でポイントを挙げられてしまい、開始早々作戦負けに陥った。途中までずっと相手側を持って指したいと思ってしまうような展開にしてしまったのだが、中盤でハブ氏に致命的な勘違いがあり、これを的確に咎めてからは一気に形勢がこちらに傾き、最後は一方的に攻めまくって圧勝。序盤は息苦しい将棋だったが、何とかめげずに踏ん張って3勝賞のマグロブロックをゲットすることができた。

今日は全体的に苦しい将棋が多かった気がするが、諦めずに最後まで集中して指せたのが良かったと思う。全国レベルの有名な強豪が多数参加されており、中には全国トップクラスのアマ強豪でも3勝賞にとどかなかった方もいるハイレベルな大会だっただけに、3勝賞をゲットできたのはラッキーだったように思う。今日の将棋の反省については、改めて時間をとってしっかり分析し、今後に活かしたいと思う。
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