将太の日記

将太の日記は、将太の非日常等、気の向くままに「書き留めておこう」と思ったものをアップしています。

聖の青春

2016年11月27日 23時19分39秒 | Weblog
この週末はひたすら休息することにした。爆睡に加え、マッサージにも行って体の疲れを癒すことができて良かった。

さて、そんな中、昨日「聖の青春」の映画を観てきた。自分が高校時代に村山八段が亡くなった時のことは今でもよく覚えており、過去にも本で読んだことがあったので、非常に懐かしい感じがした。また、東出さんが演じた羽生先生はびっくりするほど羽生先生によく似ていた。過去にも「ふたりっ子」の羽柴なんかも羽生先生を意識したキャラだったが、あれは見た目こそ若干似ているものの、現実の羽生先生とはまるで違うキャラである。しかし、今回の羽生先生の設定は現実の羽生先生にかなり近い気がした。まぁ一部だけは羽生先生が絶対に言わないであろう台詞なんかも出てくるのだが、映画としては逆にあのシーンこそ名場面という感じでうまく仕上げている。

映画を観て改めて感じたことは、「今を精一杯生きること」の大切さ。自分は自分なりに何事も一生懸命頑張っているつもりでも、他人から見ると「全然本気じゃない」「もっと死ぬ気で頑張れるはず」と思われることもあるのかもしれない。「本当の本当に精一杯頑張っていますか?もっと本気度を上げることができないですか?」と問いかけられているような気がした。色々と考えさせられるものが多い映画であったが、気持ちを入れ替えてもっと頑張ろうと前向きに考えることもできたので、また1つ1つ前を向いて何事も頑張ってみようと思う。
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相模原市将棋大会の結果

2016年11月23日 17時49分09秒 | Weblog
今日は相模原将棋大会に参加してきた。朝日アマ名人戦首都圏ブロック大会で2日目に残れなかったため、相模原将棋大会に参加したが、会場に着いてみると、元奨励会三段の菅野君が来ていた。この他にも井桜さん・村山さん、明治の斎藤さん・水井さん等の姿があり、ローカル大会とはいえ、やはり賞金がかかった大会では簡単には勝たせてもらえない。

1回戦の将棋は相手の急戦矢倉に対し、「歩越銀には歩で対抗」の格言通りに相手の左銀を押し返して序盤は作戦勝ち。しかし中盤で致命的な見落としがあり、一時は大ピンチに陥っていた。しょうがないので半ばやけくそ気味に敵陣に喰い付いたところ、意外に厳し攻めだったようで徐々に逆転、最後は相手の時間切れで終了。危ない将棋だったが、どうにか白星スタートを切ることができた。

続く2回戦は明治OBの斎藤Aさんと。現在は埼玉県にお住まいとのことで、葛山の名前もご存知のようであった。将棋は相矢倉から斎藤さんが少々欲張った指し方をして来られた。相手の注文を全部通すと作戦負けに陥りそうだったので、こちらも突っ張った指し方で対抗し、難しい力戦模様に進んでいった。中盤の難所で斎藤さんに大きなミスが出てこちらが優勢となったが、終盤は難しい泥仕合に突入した。難しいながら何とか相手の攻めを余し、最後は即詰みに討ち取ることができたが、最後の方まで難しい将棋だったと思う。


ここまで快調に2連勝。周りを見てみると、菅野君が1回戦で負けていて、その相手も2回戦で負けていた。これは久々にローカル大会を制するチャンスが来たかと思ったが・・・。3回戦の相手は強豪村山さん。村山さんはここまで1勝1敗だったが、2連勝者の数の関係もあって村山さんと対戦することになった。戦形は村山さんの中飛車穴熊対私の居飛車穴熊となり、端歩突きの緩手を咎め、序盤は作戦勝ちに。うまく指せばリードを広げられるはず・・・と思って指していたが、中々うまうリードを広げることができず。一方的に飛車を成り込んでやや指せるかと思ったものの、と金を作られて焦らされる展開となり、終盤は銀損の猛攻を喰らって最後は完敗。途中までは居飛車が良さそうな将棋だったが、自分の棋力では優勢にもっていくことができなかった。感想戦で井桜さんに教えていただいた手順が非常に勉強になったが、中々実戦では思いつきづらい手順だと思った。


・・・ということで、4回戦を前に敗れてしまったため、決勝に進出することはできず。最後の4回戦は小学生か中学生くらいの女の子と対戦することになったが、先後同型矢倉の難しい将棋となり、定跡のかなり先の方まで指定局面のように進んでいった。結果的には自分が選択した作戦がかなり有力だったようで、難解ながら徐々にペースを掴み、最後は快勝。感想戦でこちらが悪くなる変化が1つも見つけられなかったのは意外でもあったが、作戦としては結構有力というイメージも持てたので、機会があれば今後も試してみたいと思う。


結局3勝1敗で今日は敢闘賞に留まった。3回戦で勝っていれば3連勝が田中氏・白井氏・私の3人になっていて、久々の神奈川新聞への棋譜掲載も間近となっていただけに、作戦勝ちの将棋を落としたのはもったいなかったが、3回戦は途中から村山氏との力の差を見せつけられた将棋だったので、やむなし。またこれに懲りず、鍛え直すしかないだろう。


さて、今夜から明日にかけて関東でも雪が積もるとの予報が出ている。11月に雪が降るというのは自分が生まれて以降、一度も記憶がない。今年は札幌でも記録的な積雪の速さが話題になっていて、10月に夏日と積雪の両方を記録するほど急激な気温の低下が発生しているらしい。先ほどニュースで見たところ、11月に雪が降るのは1962年以来54年ぶりとのこと。異常気象といって良いのか分からないが、極めて珍しいことなのは間違いない。明日の通勤時間帯のダイヤの乱れが心配である。
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三田祭、朝日アマ名人戦首都圏ブロック大会の結果

2016年11月20日 17時56分04秒 | Weblog
昨日は三田祭に参加してきた。現役とOBの合同食事会も今年で参加するのが何回目になるだろうか。島先生の角換わり腰掛銀の講座を拝見し、夕食会はいつもの中国飯店。今回は現役とOBが混ざって座るという座席配置となり、自分のテーブルはOB陣が葛山・大野・山崎、現役は1回生の遠藤君、2回生の高橋君・関口君となった。さすがに私や葛山は現役とは随分世代が離れており、自分のことなど誰も知らないと思っていたのだが、何と私のブログを関口君が読んでいると聞いてびっくり。葛山が私のブログの注意点(?)のような話を現役陣にしており、何故か随分警戒しているようだったが(笑)、嘘は書いていないので、特段注意する必要はないはず。

楽しい食事会を終えた後は、寺尾さん・任田さん・牛山さん・前田さん・葛山・O関と二次会へ。二次会ではまたもや現役時代のリーグ戦の棋譜並べをしたが、懐かしい記譜が多く、この記譜並べは非常に楽しい。まぁ中にはひどい記譜などもあり、結構な辛口コメントも飛び交っていたが、とにかく懐かしい記譜で今から見ると歴史を感じる。

翌日が朝日アマ名人戦首都圏ブロック大会ということもあり、3次会には出席せず、帰宅。


そして今日は朝日アマ名人戦首都圏ブロック大会に参加してきた。ここ数年あまりぱっとしない成績だったこともあり、今日は頑張ろうと思っていたが・・・。今日は2勝通過2敗失格の予選で、その後はトーナメントという方式。昨年は予選が1勝通過だったが、やはり2勝通過2敗失格のシステムが一番メジャーのような気がする。

予選1回戦:対狼谷君
 
 予選1回戦は同期狼谷君と。過去に朝日アマ名人戦南関東予選で対戦した時に勝ったものの、その後2連敗中だったか。とにかくここ1,2年で負けている印象が強く、今日もあまり自信はなかった。
 狼谷君との将棋は狼谷君の中飛車対私の玉頭位取り。今年の新春小平将棋大会で近藤さん相手に使って快勝した将棋と非常によく似た展開となり、序盤は作戦勝ちだったと思う。中盤、相手の銀を撤退させようとしたところ、抑え込みを嫌って受けただけのような角打ちが飛んできた。受け一方の手だと思い込んでじっくりした手を指した途端、狼谷君が猛攻を仕掛けてきた。これが機敏な仕掛けでこちらは桂損が避けられず、その後も相手の駒ばかりが働きまくる最悪の展開となり、最後は圧敗。一見何も手がないと思い込んでいた自分の目算が甘すぎであり、むしろ自分から踏み込んで攻めて行けばかなり面白い展開になったと思う。日頃から勝率が割と高い戦型で自信もあったのだが、この将棋については完敗だった。


予選2回戦:対井桜氏

 予選2回戦は昨年に引き続いて井桜さんと対戦。昨年の予選でも井桜さんと対戦しており、昨年は井桜さんが赤旗名人戦の神奈川代表になられた直後の対戦で、相手の勢いに押されないよう神経を遣った記憶がある。
 今日の将棋は井桜さんが戦形をはっきりさせないような怪しい序盤だったにもかかわらず、振り飛車党なので振り飛車だろうと決め打ちしたような指し方をしたら、序盤で大損となってしまった。一方的に二歩手持ちにされてしまい、ど作戦負けに。それでもつぶされないように我慢をしていたらところ、こちらの角だけ成り込むことに成功し、徐々にこちらのペースとなり、何度か井桜さんが勝負手を逃したこともあって、最後は快勝。序盤の作戦は大いに反省すべき将棋だったが、中盤からはうまく手を作って指せたように思う。


予選3回戦:対白井氏

 予選通過をかけた一戦はまたもや同じ神奈川の白井氏と。戦形は白井氏がカニカニ銀チックな動きを見せて来られ、非常に戸惑った。やや無理気味のような指し方にも思われたが、意外と咎めるのも難しい。中盤の難所は指し方が難しくかなり悩んだ。それでもこちらが暴発せずに辛抱を重ねたのが良かったようで、少しずつリードを広げることができ、最後は圧勝。見慣れない戦型で戸惑ったが、どうにかうまくまとめることができ、2勝1敗で辛うじて予選通過となった。

 葛山も予選では池田将さんとの先後同型矢倉の将棋で敗れたが、残り2戦を順当に勝ち、何とか予選通過。


 予選通過後は葛山とすき家で昼食を取った。午後の対局で眠くならないように食べる量もセーブしていたはずだったが・・・。本戦1回戦は角換わりから右玉に構えたのだが、玉頭から桂交換された後、端から攻められてしまい、どうしようもなく完敗。この将棋は悪手を指したというよりも構想が悪くて即死したといった内容だったかと思う。

 葛山も小林康広さんとの角換わり腰掛銀の将棋で構想に難があったらしく、小林さんに的確に咎められ、最後は圧敗。お互い、本戦1回戦敗退の上、全く将棋にならず、構想が破綻して即死してしまった。


・・・ということで、今年もまたもや本戦1回戦で散るという結果に。5年前南関東予選で決勝進出したのが遥か昔のことのように思えるほど、最近はロクな結果が出せていない。まだ今年の大会はいくつも残っているので、また気持ちを入れ替えて鍛え直したいと思う。
 
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試験終了

2016年11月13日 22時08分54秒 | Weblog
今日はまたもや試験を受けてきた。寒川王座戦とバッティングしていたが、先月会社で受けた試験の出来が良くなかったこともあり、ここはリベンジしておこうと受験することに。いつもならば将棋の試合と試験とがバッティングした時に、将棋の試合を優先しないことは滅多にないのだが、試験を受けることにしたからには、きちんとリベンジしたいと思っていた。受験した手応えは、先月会社での試験よりは遥かに良かったと思うが、所詮は手応えという曖昧な感触にすぎない。試合をキャンセルした甲斐があったかどうかは結果次第。果たしてどうなるか・・・。
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アマ王将戦東京大会の結果

2016年11月06日 18時50分46秒 | Weblog
今日はアマ王将戦東京大会に参加してきた。先週の東関東大会の内容が悪すぎたので、今日こそはまともな将棋を指したかったのだが・・・。会場に着くと、慶應からは葛山に加え、先日社団戦でファインプレーを見せてくれた中山君も来ていた。
今日の予選は2勝通過2敗失格のいつものシステム。まぁこの方が一般的という気はするが、前回の東関東大会は初戦から負けたら終わりのトーナメント方式だったので、最低二局は指せる予選システムの方が個人的には良いような気がする。

1回戦は相手の角交換型四間飛車に対し、序盤工夫が足りなさすぎた上に、危険な駒組をして相手に咎められてしまい作戦負けに。中盤、相手の端攻めがやりすぎで持ち直したかに見えたが、終盤際どいながら相手に持ち堪えられてしまい、負け。内容自体がイマイチすぎて幸先の悪いスタートとなった。葛山は田尻さんの振り飛車にボコボコにされて完敗、という展開だったように思われたが、何故か詰むや詰まざるやというところまで追い込むことができたらしい。田尻さんの玉には手つかずで終わるはずの将棋に見えたが、その後どうなったのだろう。まぁとにかく自分も葛山も負けという寒いスタートになってしまった。

続く2回戦は神奈川の野村さんと。過去2,3回対戦しているが、毎回内容が悪く、こちらは初戦の内容も悪かったため、自信はなかった。将棋は角換わりからこちらは右玉に構えたものの、こちらの構想がまずかったようで、何となく作戦負けのような気がした。終盤も難しい将棋であったが、最後は何とか即詰みに討ち取ることができ、辛勝。

予選3回戦は相手の向飛車に対し、こちらは少々強引な駒組で左玉に組むことに成功。その後は相手の無理攻めもあって、一方的に攻めまくって快勝。苦しい予選であったが、どうにか予選通過することができた。

一方の葛山は、予選2回戦で勝った後、予選3回戦で蒲田の笛木氏相手に大苦戦。早く対局を終えて昼飯に行こう、などと思っていたが、いつの間にか葛山が土俵際まで追い詰められていた。最後はツキがあったようで、何とか勝ち・・・と言ったら葛山は不満そうなことを言っていたが、実際かなり危ない将棋だったことは間違いない。


昼飯は葛山とラーメン屋へ。ここで私はつけ麺並盛を注文したが、葛山はつけ麺大盛を頼む悪手を指し、午後の対局で睡魔が襲っていたらしい。やはり試合の日の昼食は食べ過ぎないことが重要だと私は思っている。


午後の初戦は本間氏と。今流行の後手△8五歩型右四間だったが、こちらの駒組がうまくいったためか、右四間側が仕掛けられず、序盤はまずまずの展開に。近年、先手矢倉に対する脅威にもなっている後手△8五歩型右四間だっただけに、この戦形は今後も研究しておきたいと思っている。その後、穴熊に潜ることができて作戦勝ちになり、相手の指しすぎもあって徐々にこちらが優勢になり、最後は細い攻めを何とかつないで制勝。難しい将棋で勉強になった。

葛山は本戦一回戦で秋山太郎さんを引いてしまい、序盤の構想で決着がついてしまい、仕掛けられた時点で将棋は終了していた、といっても過言ではないほど作戦選択の失敗が勝敗に直結し、圧敗。後で葛山に並べてもらい、秋山太郎さんの指し手が非常に勉強になった。

私の方は本戦二回戦でも再び木田さんの後手△8五歩型右四間を相手に序盤まずまずの展開となった。そして中盤無条件で香得する理想的な展開で大優勢となったのだが、ここからがいけない。葛山に「ゴール寸前といっても良いほど大差の局面で逆走して自爆した」との酷評を受けたが、たしかにこれを否定することはできず。先週の渡辺壮大氏との将棋もそうだったが、大優勢の局面から自爆することが多く、この辺が自分の大きな課題であろう。

・・・ということで、今日は午後くらいからようやくエンジンがかかり始めた、と思っていた矢先、凄まじい逆噴射を見せて二回戦敗退という結果に終わった。ちょっとここ最近の将棋の壊れっぷりは重症という気がするので、気持ちを落ち着けてまた鍛え直したいと思う。
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