今日は社団戦3日目。関向さん・田村さんが不参加となったものの、森本の復帰は大きく、今日のメンバーは上から藤原大王・ケンローさん・葛山・O関・斎藤優・森本・私の7人。前回に引き続き、メンバーは揃ったと思う。前回・今回としっかりメンバーが揃うことも当たり前ではなくなってきているだけに、揃った時にはしっかりと白星を重ねたいところ。目標はチームとして3勝1敗と勝手に心の中で思っていた。
9回戦:対リコー
今日の初戦は優勝候補の一角であるリコーチームと。この9回戦の試合開始が9時45分というところ、O関がメンバーにアナウンスした集合時刻が9時45分という大悪手があり、危うくメンバーが揃わないかと冷や冷やしたが、どうにか森本を除く6人はオーダー表交換に間に合った。森本は今日のチーム最年少ながら重役出勤する失態で、対局開始後数分して試合会場に現れたため、本来であれば大将のはずが、森本を七将とせざるを得ず。注目の対戦は、O関ー山田雄介戦、葛山ー中川戦、ケンローさんー山田洋次戦といったところ。私の相手は強豪武田さんに決まった。
自分の将棋は武田さんの四間飛車穴熊対私の銀冠。序盤、少し欲張った構想を見せようとしたところ、武田さんに機敏に咎められてしまい、ど作戦負けからぶっ捌かれて一気に苦しくなった。しかし、その直後に武田さんに疑問手が出て、飛車こそ成り込まれたものの、こちらの端からの逆襲で難解な終盤戦に突入する。終盤で勝負手を連発したところ、武田さんに更に疑問手が出て、一時はチャンス到来かとも思ったが、武田さんはギリギリのところでこちらの攻めをうまく催促して来られ、最後は寄せ切られてしまった。元々が苦しい将棋だったのでしょうがなかったかもしれないが、終盤のワンチャンスで正確に指せば一山あったかもしれない。後で調べてみようと思う。
その他の結果は、葛山が中川君のゴキゲン中飛車に順当に押し切られ、O関も横歩取りで空中分解して負け、齋藤優が山内君の4五歩早仕掛け相手に終盤であり得ない手抜きをして逆転負け、藤原大王・ケンローさんも敗れ、何と森本が勝っただけの1-6負けと大敗を喫してしまった。厳しい相手ではあったが、ここまで大敗するとは・・・。
10回戦:対翔風館ROB
10回戦は翔風館ROBチームと。前回、優勝候補の天野チルドレンチームにも勝っており、こちらも強豪チームである。注目の対戦は森本ー桐山戦と藤原大王ー矢橋戦か。自分の相手は端山君に決まった。
端山君との将棋は、端山君の振り飛車穴熊対私の銀冠。中盤、うまく抑え込んで優勢になったかと思った矢先、王手飛車狙いの大捌きを食らってしまい、目の前が真っ暗になった。しかし、終盤で強く切り合いに来られたらはっきり負けの局面で端山君に2度ほど緩手が出て、最後は指運の逆転勝ち。負け筋がいくつもあった危ない将棋であったが、どうにか拾うことができた。
しかし、チームの方は葛山が順当に勝ち、藤原大王が矢橋さん相手に貴重な白星を挙げるも、森本が桐山さんに敗れ、斎藤優が早川君の居飛車穴熊相手に大優勢になるも、切り合いのタイミングを間違えて逆転負け、ケンローさんが中川氏に負け、O関が難しい将棋ながらややO関持ちと思っていた局面で何と時間切れで負け。O関と斎藤優のところは勝てるはずの将棋だっただけに、この2つを取られての3-4負けは激痛だった。
11回戦:対紅萌
11回戦は京都大学OBチームである紅萌チームと。残留に向けた競争相手でもあり、ここは負けると相当厳しくなるため、是非とも勝ちたいと思っていた。自分の相手は京大OBの強豪三和さんに決まった。
三和さんとの将棋は三和さんの矢倉対私の矢倉中飛車。序盤早々、仕掛けを封じられてしまい、作戦負けを意識していた。放置すると相手にばかり有効な手があると思い、多少無理気味でも気合で仕掛けていった。少しずつ苦しい展開にしてしまったが、終盤で三和さんがこちらの飛車を攻めるB面攻撃をして来られた手が効果薄で徐々に難しくなり、辛抱が実って逆転勝ち。
その他の結果は、ケンローさん・葛山が勝ち、藤原大王・斎藤優・森本が負けて、3-3でO関が残ったが、O関はギリギリの将棋ながら見事勝ち切って、4-3勝ち。残留に向けて競争相手を叩く大きな1勝であったと思う。
12回戦:対スーパーゴールド
今日の最終戦はスーパーゴールドチームと。元奨励会三段の鈴木純一さん・愛さんを中心に、元奨励会の方が多い強豪チームである。スーパーゴールドは花井さん曰く、元奨励会二段の岡田氏の復帰が大きく、今日ここまで3連勝と好調とのことであったが、こちらも残留に向けて1戦でも多く勝っておきたい。注目の対戦は葛山ー愛戦とO関ー鈴木戦、森本ー岡田戦か。自分の相手は強豪伊藤氏に決まった。
伊藤さんとの将棋は、私の矢倉対伊藤さんの左美濃右四間に。中盤、こちらが相手の攻めに全部素直に応じる構想を見せたのが良くなかったのか、いつの間にか苦しくなっていた。終盤、一瞬難しくなったかと思う場面もあったが、振り返ってみると、冷静にこちらが少し足りなさそうであり、実戦も順当に押し切られ、完敗。
隣の葛山も愛さんに圧敗し、チームはさすがに負けたのか、と思っていたが、藤原大王も敗れたものの、森本が岡田氏に勝ち、ケンローさん・斎藤優が勝ち、O関が鈴木さんを破る金星を見せて何と4-3勝ち。好調だったスーパーゴールドチーム相手にまたもや貴重な勝ちをあげることができた。
・・・ということで、今日はチームとして2勝2敗。トータル5勝7敗となり、残留に向けては入替戦には進めそうな感じになってきた。最終日の結果次第では、入替戦にすら進めずに即降級になる可能性だってあると思われるが、この調子で最終日もいい結果を出して何とか1部リーグ残留できればと思っている。
9回戦:対リコー
今日の初戦は優勝候補の一角であるリコーチームと。この9回戦の試合開始が9時45分というところ、O関がメンバーにアナウンスした集合時刻が9時45分という大悪手があり、危うくメンバーが揃わないかと冷や冷やしたが、どうにか森本を除く6人はオーダー表交換に間に合った。森本は今日のチーム最年少ながら重役出勤する失態で、対局開始後数分して試合会場に現れたため、本来であれば大将のはずが、森本を七将とせざるを得ず。注目の対戦は、O関ー山田雄介戦、葛山ー中川戦、ケンローさんー山田洋次戦といったところ。私の相手は強豪武田さんに決まった。
自分の将棋は武田さんの四間飛車穴熊対私の銀冠。序盤、少し欲張った構想を見せようとしたところ、武田さんに機敏に咎められてしまい、ど作戦負けからぶっ捌かれて一気に苦しくなった。しかし、その直後に武田さんに疑問手が出て、飛車こそ成り込まれたものの、こちらの端からの逆襲で難解な終盤戦に突入する。終盤で勝負手を連発したところ、武田さんに更に疑問手が出て、一時はチャンス到来かとも思ったが、武田さんはギリギリのところでこちらの攻めをうまく催促して来られ、最後は寄せ切られてしまった。元々が苦しい将棋だったのでしょうがなかったかもしれないが、終盤のワンチャンスで正確に指せば一山あったかもしれない。後で調べてみようと思う。
その他の結果は、葛山が中川君のゴキゲン中飛車に順当に押し切られ、O関も横歩取りで空中分解して負け、齋藤優が山内君の4五歩早仕掛け相手に終盤であり得ない手抜きをして逆転負け、藤原大王・ケンローさんも敗れ、何と森本が勝っただけの1-6負けと大敗を喫してしまった。厳しい相手ではあったが、ここまで大敗するとは・・・。
10回戦:対翔風館ROB
10回戦は翔風館ROBチームと。前回、優勝候補の天野チルドレンチームにも勝っており、こちらも強豪チームである。注目の対戦は森本ー桐山戦と藤原大王ー矢橋戦か。自分の相手は端山君に決まった。
端山君との将棋は、端山君の振り飛車穴熊対私の銀冠。中盤、うまく抑え込んで優勢になったかと思った矢先、王手飛車狙いの大捌きを食らってしまい、目の前が真っ暗になった。しかし、終盤で強く切り合いに来られたらはっきり負けの局面で端山君に2度ほど緩手が出て、最後は指運の逆転勝ち。負け筋がいくつもあった危ない将棋であったが、どうにか拾うことができた。
しかし、チームの方は葛山が順当に勝ち、藤原大王が矢橋さん相手に貴重な白星を挙げるも、森本が桐山さんに敗れ、斎藤優が早川君の居飛車穴熊相手に大優勢になるも、切り合いのタイミングを間違えて逆転負け、ケンローさんが中川氏に負け、O関が難しい将棋ながらややO関持ちと思っていた局面で何と時間切れで負け。O関と斎藤優のところは勝てるはずの将棋だっただけに、この2つを取られての3-4負けは激痛だった。
11回戦:対紅萌
11回戦は京都大学OBチームである紅萌チームと。残留に向けた競争相手でもあり、ここは負けると相当厳しくなるため、是非とも勝ちたいと思っていた。自分の相手は京大OBの強豪三和さんに決まった。
三和さんとの将棋は三和さんの矢倉対私の矢倉中飛車。序盤早々、仕掛けを封じられてしまい、作戦負けを意識していた。放置すると相手にばかり有効な手があると思い、多少無理気味でも気合で仕掛けていった。少しずつ苦しい展開にしてしまったが、終盤で三和さんがこちらの飛車を攻めるB面攻撃をして来られた手が効果薄で徐々に難しくなり、辛抱が実って逆転勝ち。
その他の結果は、ケンローさん・葛山が勝ち、藤原大王・斎藤優・森本が負けて、3-3でO関が残ったが、O関はギリギリの将棋ながら見事勝ち切って、4-3勝ち。残留に向けて競争相手を叩く大きな1勝であったと思う。
12回戦:対スーパーゴールド
今日の最終戦はスーパーゴールドチームと。元奨励会三段の鈴木純一さん・愛さんを中心に、元奨励会の方が多い強豪チームである。スーパーゴールドは花井さん曰く、元奨励会二段の岡田氏の復帰が大きく、今日ここまで3連勝と好調とのことであったが、こちらも残留に向けて1戦でも多く勝っておきたい。注目の対戦は葛山ー愛戦とO関ー鈴木戦、森本ー岡田戦か。自分の相手は強豪伊藤氏に決まった。
伊藤さんとの将棋は、私の矢倉対伊藤さんの左美濃右四間に。中盤、こちらが相手の攻めに全部素直に応じる構想を見せたのが良くなかったのか、いつの間にか苦しくなっていた。終盤、一瞬難しくなったかと思う場面もあったが、振り返ってみると、冷静にこちらが少し足りなさそうであり、実戦も順当に押し切られ、完敗。
隣の葛山も愛さんに圧敗し、チームはさすがに負けたのか、と思っていたが、藤原大王も敗れたものの、森本が岡田氏に勝ち、ケンローさん・斎藤優が勝ち、O関が鈴木さんを破る金星を見せて何と4-3勝ち。好調だったスーパーゴールドチーム相手にまたもや貴重な勝ちをあげることができた。
・・・ということで、今日はチームとして2勝2敗。トータル5勝7敗となり、残留に向けては入替戦には進めそうな感じになってきた。最終日の結果次第では、入替戦にすら進めずに即降級になる可能性だってあると思われるが、この調子で最終日もいい結果を出して何とか1部リーグ残留できればと思っている。