将太の日記

将太の日記は、将太の非日常等、気の向くままに「書き留めておこう」と思ったものをアップしています。

社団戦3日目の結果

2016年08月28日 19時33分08秒 | Weblog
 今日は社団戦3日目。関向さん・田村さんが不参加となったものの、森本の復帰は大きく、今日のメンバーは上から藤原大王・ケンローさん・葛山・O関・斎藤優・森本・私の7人。前回に引き続き、メンバーは揃ったと思う。前回・今回としっかりメンバーが揃うことも当たり前ではなくなってきているだけに、揃った時にはしっかりと白星を重ねたいところ。目標はチームとして3勝1敗と勝手に心の中で思っていた。


9回戦:対リコー

 今日の初戦は優勝候補の一角であるリコーチームと。この9回戦の試合開始が9時45分というところ、O関がメンバーにアナウンスした集合時刻が9時45分という大悪手があり、危うくメンバーが揃わないかと冷や冷やしたが、どうにか森本を除く6人はオーダー表交換に間に合った。森本は今日のチーム最年少ながら重役出勤する失態で、対局開始後数分して試合会場に現れたため、本来であれば大将のはずが、森本を七将とせざるを得ず。注目の対戦は、O関ー山田雄介戦、葛山ー中川戦、ケンローさんー山田洋次戦といったところ。私の相手は強豪武田さんに決まった。
 自分の将棋は武田さんの四間飛車穴熊対私の銀冠。序盤、少し欲張った構想を見せようとしたところ、武田さんに機敏に咎められてしまい、ど作戦負けからぶっ捌かれて一気に苦しくなった。しかし、その直後に武田さんに疑問手が出て、飛車こそ成り込まれたものの、こちらの端からの逆襲で難解な終盤戦に突入する。終盤で勝負手を連発したところ、武田さんに更に疑問手が出て、一時はチャンス到来かとも思ったが、武田さんはギリギリのところでこちらの攻めをうまく催促して来られ、最後は寄せ切られてしまった。元々が苦しい将棋だったのでしょうがなかったかもしれないが、終盤のワンチャンスで正確に指せば一山あったかもしれない。後で調べてみようと思う。

 その他の結果は、葛山が中川君のゴキゲン中飛車に順当に押し切られ、O関も横歩取りで空中分解して負け、齋藤優が山内君の4五歩早仕掛け相手に終盤であり得ない手抜きをして逆転負け、藤原大王・ケンローさんも敗れ、何と森本が勝っただけの1-6負けと大敗を喫してしまった。厳しい相手ではあったが、ここまで大敗するとは・・・。


10回戦:対翔風館ROB

 10回戦は翔風館ROBチームと。前回、優勝候補の天野チルドレンチームにも勝っており、こちらも強豪チームである。注目の対戦は森本ー桐山戦と藤原大王ー矢橋戦か。自分の相手は端山君に決まった。
 端山君との将棋は、端山君の振り飛車穴熊対私の銀冠。中盤、うまく抑え込んで優勢になったかと思った矢先、王手飛車狙いの大捌きを食らってしまい、目の前が真っ暗になった。しかし、終盤で強く切り合いに来られたらはっきり負けの局面で端山君に2度ほど緩手が出て、最後は指運の逆転勝ち。負け筋がいくつもあった危ない将棋であったが、どうにか拾うことができた。

 しかし、チームの方は葛山が順当に勝ち、藤原大王が矢橋さん相手に貴重な白星を挙げるも、森本が桐山さんに敗れ、斎藤優が早川君の居飛車穴熊相手に大優勢になるも、切り合いのタイミングを間違えて逆転負け、ケンローさんが中川氏に負け、O関が難しい将棋ながらややO関持ちと思っていた局面で何と時間切れで負け。O関と斎藤優のところは勝てるはずの将棋だっただけに、この2つを取られての3-4負けは激痛だった。


11回戦:対紅萌

 11回戦は京都大学OBチームである紅萌チームと。残留に向けた競争相手でもあり、ここは負けると相当厳しくなるため、是非とも勝ちたいと思っていた。自分の相手は京大OBの強豪三和さんに決まった。
 三和さんとの将棋は三和さんの矢倉対私の矢倉中飛車。序盤早々、仕掛けを封じられてしまい、作戦負けを意識していた。放置すると相手にばかり有効な手があると思い、多少無理気味でも気合で仕掛けていった。少しずつ苦しい展開にしてしまったが、終盤で三和さんがこちらの飛車を攻めるB面攻撃をして来られた手が効果薄で徐々に難しくなり、辛抱が実って逆転勝ち。
 
 その他の結果は、ケンローさん・葛山が勝ち、藤原大王・斎藤優・森本が負けて、3-3でO関が残ったが、O関はギリギリの将棋ながら見事勝ち切って、4-3勝ち。残留に向けて競争相手を叩く大きな1勝であったと思う。


12回戦:対スーパーゴールド

 今日の最終戦はスーパーゴールドチームと。元奨励会三段の鈴木純一さん・愛さんを中心に、元奨励会の方が多い強豪チームである。スーパーゴールドは花井さん曰く、元奨励会二段の岡田氏の復帰が大きく、今日ここまで3連勝と好調とのことであったが、こちらも残留に向けて1戦でも多く勝っておきたい。注目の対戦は葛山ー愛戦とO関ー鈴木戦、森本ー岡田戦か。自分の相手は強豪伊藤氏に決まった。
 伊藤さんとの将棋は、私の矢倉対伊藤さんの左美濃右四間に。中盤、こちらが相手の攻めに全部素直に応じる構想を見せたのが良くなかったのか、いつの間にか苦しくなっていた。終盤、一瞬難しくなったかと思う場面もあったが、振り返ってみると、冷静にこちらが少し足りなさそうであり、実戦も順当に押し切られ、完敗。
 隣の葛山も愛さんに圧敗し、チームはさすがに負けたのか、と思っていたが、藤原大王も敗れたものの、森本が岡田氏に勝ち、ケンローさん・斎藤優が勝ち、O関が鈴木さんを破る金星を見せて何と4-3勝ち。好調だったスーパーゴールドチーム相手にまたもや貴重な勝ちをあげることができた。


・・・ということで、今日はチームとして2勝2敗。トータル5勝7敗となり、残留に向けては入替戦には進めそうな感じになってきた。最終日の結果次第では、入替戦にすら進めずに即降級になる可能性だってあると思われるが、この調子で最終日もいい結果を出して何とか1部リーグ残留できればと思っている。


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休息

2016年08月22日 21時29分49秒 | Weblog
ブログ更新をサボってしまった。先週は仕事も忙しい中、試験があったり、急な外出があったり・・・と肉体的な疲労がピークを迎えていた。この週末は「ゆっくり休む」ことを目的として、温泉に行ってきた。天気が悪かったこともあって、あちこち出かけることもできなかったが、久々の温泉で疲れを癒すことができて良かった。

そうそう、いよいよリオ五輪もクライマックスというところで、日本の陸上男子100m✖4リレーが銀メダルという快挙。これにはかなりびっくりした。ジャマイカに次ぐ2位でアメリカを上回る大活躍。一人も100m9秒台の選手がいない日本であったが、抜群のバトンワークで素晴らしい好タイムだったと思う。

そして、個人的に楽しみにしていたバレーボール男子決勝も凄かった。予選ではギリギリの通過だった地元ブラジルが、かつての王者イタリアを相手に3-0でストレート勝ち。近年はブラジルの方が世界ランキングも上ではあったが、予選落ちする可能性もあったところからの金メダル獲得は凄かった。サッカーの決勝のブラジルードイツ戦もPK戦にもつれ込む大接戦を制したブラジルだったが、バレーボールもいい内容でサッカーに続くメジャー競技での金メダル獲得はお見事。非常にレベルの高い決勝戦で面白かった。

今回のリオ五輪は日本勢の活躍が多く、観ていて面白い試合が多かったし、「簡単には諦めない」という姿勢も勝負事に欠かせない、という点で非常に勉強にもなった。オリンピックに限らず、また色々な大会での好勝負が多く観られることを願っている。
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横浜名人戦の結果

2016年08月14日 16時10分49秒 | Weblog
今日は横浜名人戦に参加してきた。平成最強者戦で2日目に進めなかった強豪が多数集う大会であり、ローカル大会の様相はなく、全国大会レベルといっても過言ではない。

1回戦では同じ神奈川県の川島君と対戦。将棋は急戦矢倉から攻勢に出ようとしたが、川島君の巧みな序盤戦術に対し、こちらが軽率な1手を指してしまい、作戦負けに。その後も見落としが重なり、一時は全駒負けペースのぶっ大差に。終盤入玉含みで粘ったものの、序盤での駒損が大きく響き、超ど圧敗。何回見落としがあったか分からないようなひどい将棋で、黒星スタートとなった。

2回戦は岐阜県の中学生磯谷さんと。後で磯谷さんに聞いたところ、女子の全国大会で4位に入賞したことがあるらしい(将棋連盟のホームページにて、今年の中学選抜選手権で4位に入っていたことを確認)。対局時はそのことを知らず、「随分ビシビシとしなる手つきで指してくる元気な子」という印象しかなかったが、しなる手つきだけあって、指し手も元気が良く、徐々にペースを掴まれてしまった。終盤の入口では少々苦しめだったため、玉頭からアヤを求めて小細工に走ったところ、磯谷さんに悪手が出て逆転、最後は少しもたついたものの、どうにか辛勝。感想戦でもこちらが終盤で指した緩手を指摘されてしまい、自分としては反省の多い将棋であったが、磯谷さんとしては今後まだまだ飛躍的に伸びそうで、楽しみな存在だと感じた。今後も頑張ってほしいと思う。

昼食後の3回戦は強豪井上輝彦君と。井上君が中飛車左穴熊にして来られたため、こちらは向飛車で対抗。中盤、井上君が穴熊を頼りにやや強引な仕掛けをして来られたが、こちらもうまく反撃して、終盤は終始こちらのペースだったと思う。しかし、どこが悪かったのか明確に分からなかったが、最後1手勝ちだと思い込んでいた局面が、何と1手負けだったようでびっくり。こちらの玉が詰まないと思っていたが、どうやら多くの変化があるもののどれも詰みだったようだ。あの変化がすべて詰みだったとすれば、もっと前に手堅く受ける等の辛抱が必要だったと思われるが、難しい将棋で非常に勉強になった1局であった。


最後の4回戦は加藤氏との相矢倉となり、以前から研究していた形にぴったりとハマり、持ち時間10分+30秒という早指し将棋ながら、持ち時間を4分半残しての快勝。未だに自分も相手方の対策が分からなくて困っている形なのだが、それだけ有力な作戦ということかもしれない。
この4回戦では田村さんも磯谷さんと対戦。終盤で田村さんに危険な1手が出て猛烈な追い込みを受けたものの、どうにか踏みとどまって田村さんが勝ち。この終盤の追い込みを見た印象でも、磯谷さんは勢いのある将棋と感じた。




・・・ということで、今日は2勝2敗で終了。反省すべき将棋が多く、また鍛え直して頑張りたいと思う。
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平成最強者戦の結果

2016年08月13日 22時57分25秒 | Weblog
 今日は平成最強者戦に参加してきた。賞金大会だけあって、トップアマ強豪が多く集う大会であり、レベルの高さは一目瞭然。例年に比べれば今日の暑さはマシな方ではあったと思われるが、やはり真夏のこの大会は非常に暑く、会場のチサンホテルのエアコンの効きも例年弱い傾向にあり、頭脳・体力ともにハードな大会である。今日は昨年に続いて1勝通過2敗失格という予選システムであり、いつもの2勝通過2敗失格システムに比べれば予選通過はしやすいはずだが、それでもレベルの高さゆえに厳しいブロックを引いてしまうと、予選落ちも十分あり得る。自分と同じブロック内に矢橋さんー長谷川君というカードが隣にできた関係もあり、予選1回戦ですんなり本戦進出を決めたいところ。
 その予選の将棋は角換わりからこちらは右玉に構えると、松浦氏は穴熊に潜ってきた。こちらも後手番ながら積極的に仕掛けてペースを掴んだつもりであったが、松浦氏もうまく玉頭方面から反撃して来られ、難解な終盤戦に突入した。終盤、受けに徹すれば相手からの攻めが難しかったが、こちらが危険な手順に踏み込んでしまったため、一時は明快な負け形に陥った。最終盤で松浦氏が銀を一枚余計に渡す手順で攻めて来られたため、その銀のおかげで丁度相手玉をぴったり詰ますことができ、辛勝。危ない将棋であったが、辛うじて予選通過をすることができた。

 昼食は葛山とすき家で済ませ、午後の本戦へ。対戦相手が中々決まらず1時間半くらい待たされたが、ようやく相手が決まり、大山氏と対戦。戦形は大山氏の三間飛車対私の居飛車穴熊。序盤、大山氏が危険な駒組みをされたため、積極的に咎めていった。一気に攻め潰すことまではできなかったものの、潰れないようにするため、相手が4手損する展開となり、作戦勝ちに。2手損はたまに見ることがあるが、4手損というのは滅多に見ることはなく、大きなリードをすることとなり、終盤は穴熊を活かして攻め切ることができ、快勝。


 本戦2回戦では相手が右四間飛車模様で来られたため、こちらは四間飛車で対抗。穴熊を見せられたため、速攻で仕掛けた構想がまずく、一気に不利に陥る順が沢山あって、無理な仕掛けをしてしまったことを後悔していた。それでも何とか玉頭方面に左銀を進出させ、難解な終盤にもつれ込んだが、相手が何度か意表の受けをして来られ、これが冷静だったようで、最後はうまく余されてしまい、負け。この将棋を勝っていれば昨年のアマ名人である小山君との対戦であっただけに、もったいないことをしたが、これも実力不足であり、やむを得ない。

 ちなみに、葛山は銭本君(兄)を本戦1回戦で破るも、本日の最終戦で矢橋さんに得意の対振り飛車急戦で敗れてしまい、葛山も2日目に進出することはできず。


 夜は葛山に加え、明治のいとたか、レーティング選手権チャンピオンの北川君、元奨励会三段の鵜木君という5人で飲みに行くことに。珍しい組み合わせで飲みに行ったが、懐かしい西日暮里道場の話から最近の話題まで、色々と盛り上がったし、何といっても5人であれだけ飲み食いして1人1300円程度という安さも好評だった。いとたかの行きつけのお店であったためか、帰りには手土産のお酒がサービス。こんなにコストパフォーマンスが良い店があるとは・・・。いとたかには感謝。

 そんなこんなで今日一日が終わったが、夜飲みに行ったメンバーはいずれも平成最強で2日目に進めず、葛山以外は明日の横浜名人戦に向かう・・・ことになるだろうか。葛山は明後日に棋神戦が控えている関係上、休むと言っていたが、棋神戦は生放送されることもあり、こちらも楽しみ。果たしてどうなるか・・・。

 
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リオ五輪

2016年08月11日 22時37分35秒 | Weblog
 仕事が忙しくて連日寝不足気味であるが、リオ五輪の日本勢の活躍は凄いことになっている。個人的に非常に注目していた体操男子は団体で12年ぶりの金メダル。予選で日本選手のミスが相次ぎ、どうなることかと思ったが、今回は若手がチームを支えた形となり、チーム一丸となっての見事な金メダルで素晴らしい演技だったと思う。

 個人総合は大会前の予想では内村選手の金メダル確実とまで言われていたが、ウクライナのベルニャエフ選手が内村選手の得点を上回るペースで内村選手が追い込まれていく。5種目目が終了した時点でその差は0.9ポイント差と厳しい状況で、見ているこちらが「もうダメか。」と心が折れかけていたが、最終演技の鉄棒で内村選手はG難度のカッシーナ等の離れ技を次々と決め、最後の着地をピタリと止めた。最後の最後まで諦めずに素晴らしい演技を見せたことが功を奏し、大逆転勝ちで見事金メダル獲得。ここ数年内村選手と勝負できる選手が他にいなかったこともあって、ここまでの大接戦になるとは思わなかったが、それだけに感動的な結末だったと思う。

 卓球も女子の福原選手・男子の水谷選手とも強さを見せつけ、準決勝に進出。残念ながら福原選手はメダルを逃したが、準々決勝で格上フォン ティエン ウェイ選手相手に4-0でストレート勝ちした試合は本当に凄かった。また、水谷選手はこの後3位決定戦へ。準決勝の馬龍戦でもすごいラリーが続いて白熱した攻防が面白かった。

 どの試合を観ていても感じるのは、「最後まで諦めないことの大切さ」である。苦しい時に頑張り続けることが、奇跡的な逆転勝ちにつながるのであろう。まだまだ注目の種目が目白押しであり、今後の日本勢の活躍も楽しみである。
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試験勉強

2016年08月07日 22時07分56秒 | Weblog
ここ1,2週間、仕事の忙しさ故か、疲れがピークを迎えていた。そこでこの週末は、まず疲労回復を優先させるべく、ゆっくり休むことに専念した。しかし次の週末は大会が控えていることもあり、意外に試験までの時間がないことに気づき、爆睡の後は試験勉強をすることに。まぁ今回は大した試験ではないのだが、それでもノー勉というわけにはいかない。リオ五輪も始まって、色々と観戦したいところであるが、うまくバランスを取ってこなしていきたいと思う。
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