将太の日記

将太の日記は、将太の非日常等、気の向くままに「書き留めておこう」と思ったものをアップしています。

三田祭

2014年11月24日 22時04分15秒 | Weblog
 昨日はフィットネスへ行って筋トレをした後、三田祭に行って来た。昨年はアクシデントもあって参加できなかったのだが、今年は2年ぶりに参加することができた。例年に比べて自分と年代の近い人の参加者数が全体的には少なかった気がするが、例年同期の参加者が全くなかったところ、今年は葛山・川上が参加。他にも任田さん・岩澤さんをはじめ、懐かしい先輩や後輩達とあれこれ話をすることができ、楽しいひと時を過ごすことができた。

 二次会からは北川さんも参加。iPadを使って将棋を指したり、99年の王座戦優勝の時の話もあったり、一次会とはまた違った雰囲気でこちらも中々面白かった。

 さて、今日は実家のPCがいよいよ調子が悪くなったこともあり、修理に出すことにした。結局初期化しないと完全には治らないらしく、修理が完了した後もあれこれソフトをインストールし直したりしなければならず、中々面倒な作業が待っている。年末年始にかかると修理に時間がかかるため、忙しい中ではあったが、どうにか今日修理に出せて良かった。年末年始は年賀状や年賀メール作成等の作業もあり、PCが機能していないと何かと不便なので、なるべく早めに復旧作業は完了させたと思う。
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朝日アマ名人戦首都圏ブロック大会の結果

2014年11月16日 19時49分19秒 | Weblog
 今日は朝日アマ名人戦首都圏ブロック大会に参加してきた。一昨年までは南関東大会(千葉・神奈川・山梨・茨木)だったところ、昨年から首都圏ブロック退会(東京・埼玉・千葉・神奈川)に変更となり、代表の座を獲得するのが従来以上に厳しくなった。昨年は首都圏ブロックで代表枠が6名だったところ、今年は7名ということであるが、やはりこの1都3県での大会が厳しいことに変わりはない。会場に着くと、すでに葛山が来ていた。朝が苦手な葛山が何故?と思ったが、アマ王将戦東関東大会での遅刻の反省を踏まえてのことらしい。

予選1回戦:対石田氏

 1回戦は石田氏と対戦。石田氏のゴキゲン中飛車対私の居飛車穴熊。先週の社団戦の信澤君との将棋の反省を活かし、序盤の駒組を工夫したつもりだったが、その後機敏な仕掛けをしたつもりが、一方的に振り飛車に捌かれてしまった。慌てて仕掛けなければ一局の将棋だったのだろうが、後手番ながら積極的に仕掛けて行ったのが裏目に出た。さすがに苦しいと感じ、いきなりつぶされないよう、辛抱することにしたのだが、結果的にはこの辛抱が実り、少しずつもつれて逆転に成功。最後はきっちり相手玉を詰まして辛勝。途中まではどうにもならないかと思うほど苦しい将棋で、この戦形はまだまだ改良の余地がありそうだ。どこかで時間を作って研究しておこうと思う。
 この1回戦は葛山も理科大の人相手に快勝したらしい。

予選2回戦:対吉澤氏

 予選2回戦は例年ならば4人1組のリーグ戦で1回戦1勝同士・1敗同士の対戦となるはずが、今日は4人1組のリーグ戦ではなく、1勝同士・1敗同士がランダムに対戦が組まれていく方式とのこと。その結果、対戦相手は元アマ竜王の吉澤さんに決まった。まだ予選ながら強敵を引いてしまい、早くも勝負所を迎えた。
 吉澤さんとの将棋は相矢倉となり、先手番ながら▲4六銀▲3七桂の形から1筋の位を取ることに成功、その代わりに後手の吉澤さんも△6四銀△7三桂と同じような形に組まれた。こちらが先攻しなければ相手に先攻されそうな展開であったため、決断良く仕掛けていったが、吉澤さんも手厚い受けの手を連発され、自信のない展開となった。途中何度か攻めを手厚くするチャンスもありそうな将棋であったが、吉澤さんの手厚い受けの前に、こちらの攻めは徐々に細くなっていき、最後はきっちりと余され、結果的には完敗。そういえばこの将棋は夏の平成最強の時に庄司さんと指した将棋ともよく似ている将棋で、あの後少し研究したつもりであったが、微妙な形の違いもあってどうも一筋縄ではいかなそうな印象。この戦形も近々も少し研究を深めておきたいと思う。
 予選2回戦は葛山も元アマ名人の浅田君相手に長手順の即詰みを逃して負け。まぁ途中は一方的に押し切られそうな将棋であり、右玉側の浅田君側からあんなに積極的に踏み込む手順など成立するのか、と思ったりもしたが、中々有力そうな作戦で面白かったので、こちらもどこかで研究しておきたい戦形と感じた。


予選3回戦:対奥村氏

 結局昼食も取れないまま予選3回戦がスタート。対戦相手は東大の奥村君に決まった。この将棋も相矢倉となり、先手の自分の方がペースを掴める将棋と思っていたのだが、感想戦で聞いた際、奥村君曰く「最近はむしろ後手持ちという感じです。」と言われ愕然。何冊かの定跡本には先手ペースと書いてあったはずが、いつの間にか評価が変わりつつある局面だったのか。最新定跡・評価についていけていないのは不勉強が祟ったとしかいいようがない。
 途中、相手のと金攻めに対する対応でもこちらが随分と損をしたようで、形勢は一気に苦しくなってしまった。終盤、こちらの玉もすぐに寄る形ではなく、楽しみが出てきたかと思っていたが、奥村君に絶妙の寄せでこちらの竜が素抜かれる順を実現されてしまい、最後もきっちりと即詰みに討ち取られ、1勝2敗で無念の予選落ちとなってしまった。
 ちなみに葛山は嘉野満さんの振り穴からの無理気味な攻めをうまくかわして、終盤一直線に入玉を目指せば勝ちがあったように思われるが、これを逃して難解な終盤戦に突入。最後は詰めろと思って放った角が詰めろになっておらず、絶妙の角合い(それ以外の合駒は詰み)で逃れられ、葛山無念の投了。直前の浅田戦に続き、惜しい終盤戦を落として敗れてしまい、葛山はまさかの予選落ち。

・・・ということで、今日は頑張ろうと思っていたが、蓋を開ければ予選落ちと悔しい結果に終わった。戦形としてはしっかり研究しておきたい形でもあり、今日は力及ばず敗れた将棋も、次回以降の将棋に活かしていければと思う。

葛山と遅めの昼をすしざんまいで取り、先ほど買い物・フィットネスでの筋トレを終えて帰ってきた。試合の日にフィットネスに行くのは体力的にも中々大変なのだが、どうにか最低限のトレーニングはこなすことができた。何だかんだ、今日は疲れる1日であったと思うので、明日からの仕事に支障を来さないよう、今夜はゆっくり休もうと思う。

 
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社団戦最終日の結果

2014年11月09日 17時03分33秒 | Weblog
 今日は社団戦の最終日。ここまでチームは3勝9敗で、16チーム中14位。13~16位は入替戦にすら進めずに即降級となるので、大ピンチ。我々より上位のチームが4勝8敗、4.1勝8敗となっていた関係で、最低でもチームとして2勝を上げなければ助からない。ただ、勝負は何が起こるか分からないこともあり、最後まで諦めないようにと思っていた。今日の参加メンバーは田村さん・関向さん・ケンローさん・葛山・O関・小泉・私の7人で、午後からスズケンが参加となる。小林さんは用事があるとかないとかで、不参加。チームの台所事情が苦しいのは相変わらずだが、これでも午前中から関向さんに参加してもらえただけでもいい方といったところか。特に今期はメンバーが揃わず苦戦している印象が強い。

13回戦:対FV研

 今日の初戦はフィーバー研チームと。一昨年の優勝チームだけあって強豪揃いという印象だが、今年はここまで5勝7敗と苦戦。我々にもチャンスがないわけではない。注目の対戦は葛山ー北川戦、O関ー小林戦、関向ー山口戦(敬称略)、ケンローさんー斎木戦といったところか。自分の相手は信澤氏に決まった。
 信澤君との将棋は信澤君の中飛車対私の居飛車穴熊。序盤に桂馬の活用を図ろうと△7四歩と指した手を咎めに来られ、いきなり開戦となった。駒得に走らずに中央から攻められたら少し苦しそうな展開だったが、信澤君はあまり自信がなかったらしく、捌き合いの将棋となった。途中から急に居飛車穴熊側が優勢となり、終盤入口では振り飛車側からの攻めが全くなく、「固い」「攻めてる」「切れない」という理想的な展開でいつしか必勝形となっていった。ところが・・・。必勝を意識するあまり楽観しすぎたのか、少しずつ寄せをもたつき、いつの間にか喰い付きを許し、怪しい雲行きとなっていった。終盤、信澤君に攻防の馬引きの好手もあって信澤君の玉が寄らなくなってしまい。最後は逆にこちらの穴熊を寄せ切られ、大逆転負け。終盤の入口あたりでは相当負けない形だっただけに、あまりにも痛い大逆転負けであった。
 チームの方はというと、葛山・関向さん・田村さんが勝ち、私・O関・小泉・ケンローさんが敗れ、3-4負け。O関は秒読みを聞き損なっての時間切れという幕切れだったようで、こちらも痛い負けではあったが、やはり自分の大逆転負けでチームが負けてしまったことに変わりはなし。


14回戦:対対蒲田大嘉


 昼食後の対戦は蒲田大嘉チームと。午前中の13回戦でどうやら蒲田大嘉チームの優勝が決まったようである。そのせいか、14回戦はフルメンバーを揃えて来なかったのではないかと思われるが、それでも強豪ぞろいであることに変わりはなく、層の厚いチームである。慶應は小泉を切って午後から参加のスズケンを投入した。その結果、自分の相手は元奨励会三段の三宅氏に決まり、実力的にも勢い的にも自分のところが一番厳しいのではないかと正直かなり弱気になっていた。
 三宅氏との将棋は三宅氏の中飛車対私の左玉となり、なるべくこちらが居玉のうちに開戦しようと三宅氏が開始早々仕掛けようとされたが、単調な仕掛けで不発に終わり、序盤は作戦勝ちだったかと思う。中盤、こちらが先に桂損する展開となったが、代償に飛車角交換の駒得となり、直後に打ち込んだ飛車を詰まそうと自陣角を放たれたが、細い攻めをどうにかつないで飛車を殺されずに済んだ。こうなればこちらのペースは明らかであり、最後は相手の無理攻めを咎めて望外の圧勝。実力的には最も厳しそうと思われた自分のところを勝つことができたのは大きかったと思う。
 しかし、自分の両隣(葛山・O関)と関向さんの将棋が負けたことを知り、さすがにこれまでかと思っていた・・・。ところが、ケンローさん・田村さん・スズケンも勝って、蓋を開ければまさかの4-3勝ち。既に13回戦でぶっちぎりの優勝を決めたチーム相手に全く勝てる気がしなかったが、望外の4-3勝ち。


15回戦:対紅萌

 最終戦は京都大学OBチームである紅萌ゆるチームと。14回戦でまさかの勝利となり、残留に向けて首の皮がつながったかと思いきや、ライバルチームも勝ち星をあげていたらしく、15回戦開始前に既に我々の降級は決まっていたようだ。個人的にはここまで通算7勝7敗であったこともあり、勝ち越しをかけて最終戦に臨むことになった。14回戦では内容の悪かったO関を切り、隠し玉の小泉を再び投入し、自分の相手は強豪加藤悠吾氏に決まった。
 加藤氏との将棋は加藤氏の三間飛車に対してこちらは得意の左玉で挑もうと思っていたのだが、左玉を警戒して速攻を見せられたため、左玉を断念し、玉頭位取り模様で対抗することに。これはこれで自信のない展開でもなかったのだが、加藤氏に振り飛車穴熊に組まれた後、大捌きを喰らい、最後は形すら作れず投了。この将棋はほぼ完敗だったと思う。
 チームの方はまたもや3-4負け。まぁ今回は自分の将棋が完敗だったとはいえ、またもや自分が勝てばチームは勝ちだったようで、試合終了後はさすがに申し訳ない気持ちであった。

・・・ということで、今日は残留の可能性をわずかに残していたのだが、結果は入替戦すら進めずに降級となった。来期は再び2部リーグでの戦いとなるが、どこまでメンバーを揃えられるか、正直不安も大きい。そろそろ若手OBの参加が必要かと思われる。近年2部リーグに落ちた翌年はすんなり1期で1部リーグに復帰していたが、来年はどうなるか。人事異動等も可能性があるので、来期のメンバーは現時点ではわかるはずもないが、出ることができればまた精一杯頑張りたいと思う。


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アマチュア銀河戦神奈川県大会の結果

2014年11月02日 16時53分41秒 | Weblog
今日はアマチュア銀河戦神奈川県大会に出場してきた。会社で所定の日数を取得することが義務付けられている公休を一昨日取得し、今日の大会に向けてみっちり調整を行うなど、気合十分で挑んだつもりであった。しかし試合会場に着くと、鈴木肇氏(元奨励会三段)を筆頭に、有名強豪が多数参加されていて、厳しい大会となることもまたすぐに分かった。それでもいつもの県大会が60名程参加されているところ、今日はA級が31名と半分くらいの人数で、小木ポールさん・浅倉君・渡辺誠君といった県代表常連組が参加されていなかったため、展開次第ではチャンスもあると思っていた。

 最近、神奈川支部連合会の事務所が移転した関係で、今日の県大会はいつもの2勝通過2敗失格の予選後にトーナメントを行う方式ではなく、スイス式トーナメント4回戦を行うということになった。

 1回戦は先後同型矢倉となり、途中相手に定跡手順を外され、一気に訳が分からなくなった。相手の方は単に定跡手順を知らなかった、と感想戦で話されていたが、指された手順は思いの外難解で、途中こちらが苦しくなる変化もあったように思う。こちらはそれほど悪手を指したつもりもないので、結構有力な手順だったのかもしれない。この将棋は終盤で相手に何度かミスが出て、最後は一方的に攻め勝つことができたが、そのミスさえなければどうなっていたか分からない。今後の研究課題にしてみようかと思う。


 続く2回戦も滝瀬氏との将棋は先後同型矢倉となり、中盤相手に疑問手が出て優勢になったはずであったが、終盤駒得に目が眩んで危険な手順を選んでしまい、一気に負けにしたかと思っていた。幸い、どうにかギリギリのところで踏みとどまって事なきを得たが、もっと手堅い手順があったことを対局後に発見。自分の読みの甘さを痛感した一局であった。

 この2回戦で私や花井さんは無事に2連勝と好スタートを切ることができ、時間的な余裕もあってこの先後同型矢倉の2局について花井さんに色々と教えていただくことができた。その一方、前回アマチュア銀河に輝いた小林悟さんは山中氏との相穴熊で山中氏の猛攻を受け切ることができず、無念の投了。前回の全国優勝者がここで優勝争いから早くも姿を消すことに。


 3回戦:対銭本君(兄)

 2連勝は8人。ここから星のつぶし合いが始まる。相手は元奨励会の銭本君(兄)。先日、アマ王将戦東京大会では銭本君(弟)と対戦したばかりであるが、銭本君(兄)との対戦は今日が初めてだった。銭本君(兄)はアマ名人戦の神奈川県大会でも優勝経験のある強豪で厳しい戦いになると思っていた。
 戦形は銭本君の中飛車穴熊対私の居飛車穴熊。中盤、飛車が捌けてまずまずの展開かと思ったが、直後に銭本君に機敏な好手が出て一気に自信がなくなった。終盤、こちらの玉が一瞬詰んだのかと思うほど危ない状況になったが、どうやら詰みまではなかったらしく、難解な終盤戦を迎えた。冷静に受けの手を連発されたら相手玉への詰めろが続かない、と一時は負けを覚悟していたが、最後のお願いと遠見の角で詰めろをかけたところ、銭本君が受けずに寄せに来られたため、一瞬の隙をついて即詰みに討ち取り辛勝。本当に危ない将棋であったが、最後の最後で根負けしてくれた。


 準決勝:対鈴木肇氏

 3連勝は鈴木肇氏・山中氏・斉藤氏・私の4人。やはり元奨励会三段の鈴木肇氏は優勝候補の筆頭で、この夏には平成最強も制したり、アマチュア王将戦北関東大会で代表権を獲得されたり・・・とここ最近ほとんど負けていない。直近の赤旗大会で渡辺誠君に敗れたことを感想戦で知ったが、対局中は「ここ最近ほとんど負け知らず」という印象しかなく、4回戦の相手が鈴木肇氏に決まり、非常に厳しい相手と思っていた。また同時にこの対戦は非常に楽しみにしており、自分の棋力向上のためにはこうした強豪との対戦をいかに増やしていくかが重要なポイントだと思っている。
 3連勝が4人いたため、4連勝者が2人出ることは明らかであったところ、大会役員の方から当初「スイス式トーナメントにつき、4回戦までの結果にてソルコフ・SBを計算して優勝者を決める」というお話があったが、これは4連勝者のうち片方は全勝であるにも関わらず準優勝になってしまうことを意味しており、鈴木肇氏と共に私も「きちんと代表決定戦まで行ってほしい」と申し出た。「全勝なのに準優勝で代表権が得られない」というのは、どんなに最善を尽くしても元々代表になれなかった、ということになってしまい、これは納得のいくものではないだろう。幸い、準決勝開始が14時で、試合会場貸出時間限度である16時半まで2時間半あったこともあり、代表決定戦を行うということで無事に折り合いがついた。しかし、今後参加人数が多い県大会でも同様の運営になる可能性があると思うと、今後の県大会運営は少々心配ではある。2日制にするか、別会場をしっかりと確保する等して、対局時間をしっかり確保する必要が生じることもあるのかもしれない、と感じた。
 さて、この4回戦は神奈川新聞の中山さんより「棋譜を取ります」とのお話があり、恥ずかしい将棋だけは指さないように、と心掛けていた。

 鈴木肇氏との将棋は、鈴木氏の三間飛車に対し、こちらは得意の左玉。鈴木氏は王者の風格からなのか、特にこちらの序盤の駒組を咎めようとする気配もなく、すんなり左玉に組ませてもらい、序盤は作戦勝ちを意識していた。鈴木氏も作戦負けを意識されていたようで、この辺は両者形勢判断が一致していた。中盤、相手の飛車を3筋に再び回らせると面倒と判断し、▲3五歩と打ったのが好手だったようで、徐々に形勢がこちらに傾きつつあるのを感じていた。終盤入口で桂1枚と歩2枚しかないところで強引に相手玉に猛攻を仕掛ける順があったが、その攻めは細いと思ってあまり深く読まずに見送ってしまった。対局後に鈴木氏から教えていただいたのだが、どうやら相手玉が一気に受けなしになる順があったらしく、読みの甘さ・実力不足がもろに響いてしまった。結局別の手順で攻めることにしたが、結果的に更に細い攻めとなってしまい、形勢は混沌としてしまった。
 最終盤、鈴木氏もこちらの玉を詰まし損ねるアクシデントがあり、再び手番が回ってきた。秒読みの中、必死に逆転の手順を模索したが、ギリギリのところでかわされてしまい、無念の投了。最後は相手玉に詰みはなさそうであったが、かなり際どい終盤戦で久々に面白い終盤戦だったと思う。結果は力及ばず敗れてしまい、ソルコフの差もあって山中氏が3位、私は4位となった。

 決勝戦は鈴木肇氏と斉藤氏のカードとなり、途中鈴木氏が何度か冷や汗をかいた場面もあったが、容易に崩れない鈴木氏の手堅い指し回しが光り、最後は鈴木氏が圧勝し、見事神奈川県代表の座を獲得された。


・・・ということで今日は久々に3連勝スタートと好調だったが、代表の座には遠く及ばず4位に終わった。代表の座を掴むことができなかったのは実力不足以外の何物でもないが、準決勝の将棋は何度かチャンスがあったし、今日は久々に手応えを感じることができたように思う。まだまだ大会ラッシュが続くこともあり、これに懲りず、チャレンジし続けていきたいと思う。

 なお、今日の鈴木氏との準決勝の将棋は神奈川新聞に掲載される予定とのこと。何気に今年はこれまで全く棋譜掲載されるような活躍すらできずにいたこともあり、随分久しぶりの棋譜掲載となる。負けた将棋につき、悔しいものでもあるが、自分が気がつかなかった手順等もしっかり読んで勉強させていただければ、大変ありがたいと思っている。

 今日は3回戦・準決勝と大熱戦であったこともあり、かなり疲労は溜まっていたが、帰宅時間もそこまで遅くならずに済んだため、先ほどダッシュでフィットネスに行って筋トレを行ってきた。明日は祝日で休みということもあり、今夜はゆっくり休みたいと思う。
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