昨日、1本の電話を頂いた。
母が亡くなった後
弱ってきた父を短期間ではあるが、自宅で介護していたときに通ってくださっていた訪問看護の事業所からだった。
返信しなくてはならない封書が誰もいない実家に届いていて
父の洗濯物を取りに行ったときに実家に寄り、郵便物を持ち帰り確認している。
その時にその、事業所の封書があったので記入して返送したのだ。
その時、看護師さん達へのお礼を一筆書いて同封していた。
母が急逝し、
歩く事も不自由で、脳梗塞の後遺症からか、発語も不明瞭な父の自宅介護の時のこと。
介護認定の区分変更をお願いし、その際 訪問看護師さんをいれてもらっていた。
かなりな状態だったのにも関わらず
その時は要介護1だった父
てん主と妹だけでは途方に暮れてしまっていた状態だった。
区分変更をかけていただくとともに、介護の手をたくさん借りる手配をした。
ヘルパーさんや、デイケアの事業所のスタッフさんや訪問看護の看護師さんたちに来ていただくことになった。
その際、その各事業所のヘルパーさんや看護師さんデイケアのスタッフさん達にとても良くしていただいた。
それまでなかなかそういう身内以外の手助けを、極端に嫌がって受け入れなかった父が
このときはどの事業所の方々もきちんと受け入れてくれていた。
そして
特に 訪問看護師さんの事は、初めから素直に受け入れていたのだ。
正直 ビックリするくらいに💦
体温、血圧などの測定や、それだけでなく薬の管理や、清拭や、皮膚のケアなど
本当に細やかな配慮とケアをしていただいていた。
誤嚥性肺炎にいち早く気づいてくださったのも 看護師さんだった。
気を付けて下さいね、と家族にも説明してくださっていた。
そんな頃 父が
やはり誤嚥性肺炎で発熱し入院をしたのだった。
他の病気も併発したので、長期に渡り入院してしまった。
さすがに高齢者が病院のベッドに寝たきりになっていると
当たり前だか立ち上がることが困難になってくるのだ。
父は足腰が元々悪かったので余計に悪化していった。
《このまんま自宅での介護はお父さんの場合、特に難しいと思います》
と、現在入院している病院の医師にも、ケアマネージャーにも言われた。
確かに・・・
介護度が重くなったから使えるサービスが増えたと言っても
同居家族がいない父が1人で暮らすのは
とてつもなく難しいし、不可能に近いことを自覚せざるを得なかった。
なので訪問看護もストップして、おそらく今後も可能性としては低いと考えられた。
訪問看護はとても短い期間だったけれど、本当に良くしていただいたので、
ただただお礼を言いたくてお手紙を同封していたのだ。
訪問看護事業所からの電話で話をしたら、あらビックリ!👀‼️
なんと❕小学校、中学校の同級生が責任者をしていたのだ。
電話で
「わかる??私・○○。同級生だよ!間違いなく。
旧姓△△なんよ~◇◇に住んでた~」
と言われたのだ。
てん主、最初は一瞬????だったけど
すぐに誰なのか判って本当にビックリした。
手紙が入っていたから、電話をしたの・・・・と彼女。
訪問看護を引き受けたときに、彼女にはてん主だと解っていたらしい
(そりゃそうだよね。実家は生まれたときの場所のまんまあるのだから変わらなかったし)
でも、なかなか話す機会がなかったので切り出せなかったと。
もっと長いお付き合いになるはずだから、そのうち話せるかな?って思っていたそうな(苦笑)
どうやら
てん主の周りの同級生は医療、介護従事者が多いそう。
地元に住んでなかったてん主は知らなかった。
その同級生の訪問看護師の彼女が
『 お父さん、もしもまた自宅に帰るようなことがあれば、いつでも声かけてね。
力になれることはするからね~ 』
ご自身はお父様をなくされいたようで、だからか最期に自宅に帰すこととかあれば思い出してね・・・と。。。
てん主に言ってくれた。
ただ、ただ ありがたい
たた ただ 感謝だった。。。
人の繋がりって本当に不思議だし、心強い。。。
こうした声掛けが、挫けそうなてん主に力をくれたのは事実。
おまけに、今父が入院している病院にも同級生が看護師として働いている
これも声をかけてもらってやっと気づいたてん主だった(苦笑
でも
気を遣ってくれて、声がけしてくれた。。。
お医者様と彼女の優しい声に、心からホッとしたし安堵した。
そこの病院には、父の転院を受け入れてくれた事に、とても感謝していたのだが
同級生もいて本当によくしてくださってる。
改めて感謝しかないのだ。。。
脳の機能障害も含め大声が出て、意思の疏通が難しい父の世話をしてくださる看護師さんや医師にただただ頭が下がる。。。
介護の難しさを痛感しているてん主。、
自分のことなら自己責任で決断、完結していくことが
身内の生きていくこれから先の過程を、こちらが決断していくことがとてつもなく苦しかったし、今でも迷ってばかりだ。
なるようにしかならない、と言う声もある。
けれどいろんな選択肢の中で父に最善はどれか?
本人の気持ちをなるべく汲むことができる方法はなにか?選択していくしかないのだ。
なるようにしかならないのは、どの選択だ??
てん主の都合ばかり考えていないか??
などと
自問自答の毎日。
そんな不安定な状況の中で
こうしたちょっとした人との繋がりに ただただ心が救われている。。。
本当に
本当にありがたい出逢いだった。
ほんの少し 深く呼吸が出来た・・・・
父が穏やかに過ごせるために何が出来るのか
周りの手を借りながらやっていくしかない現実をきちんと見据えなきゃなあと
春霞のような状況のなかでもがいてるのかもしれない。
それでも
人との繋がりに感謝✨✨✨✨の気付きの毎日
少しずつ前に進めるといいなあ