人の行動を決める際の基準となる軸を2つあげると、
「正しい・正しくない」と、「やりたい・やりたくない」となります。
「正しい・正しくない」は、同じ判断材料やデータを使えば、
誰でもほぼ同じ結論を出すことができます。
ところが「やりたい・やりたくない」は、
行う人の気持ちの問題なので、人によって結論が違います。
一般的に云って、「正しい」ことであっても、
「やりたくない」ことに、人はエネルギーを注ぎません。
逆に「やりたいこと」なら「正しくない」ことでも、場合によっては、挑戦します。
マネジメント革新と云うテーマは、「人の動きを変える」ことを目的にしています。
革新は未来を見据えた現在の行動の変革です。
人の動きは「やりたい」という気持ちに大きく左右されますから、
行動の変革には「やりたい」という気持ちがなければ、エネルギーは湧いてきません。