白井万沙之のビジネス進化塾 確かな未来づくりを応援します!!

人材育成と活用・組織マネジメント・マーケティング・シニア創業起業の教科書!!

許しているのではありません、愛想をつかして・・(中小企業のマネジメント改革)

2019-02-24 08:28:53 | 組織マネジメント改革の実践


言葉使いは丁寧です。名刺も両手で手渡しします。
少々ぎこちなさはありますが、基本的な動作はひととおり学習しています。

でも、持ってきた見積もりの内容を詳しく尋ねると、応えられない。
納期の回答や請求期日など、大事なことも正確には答えられない。

申し訳ありません、私の間違いでしたと、とても正直で素直。
お客の方も、まー新人だからと、どこか寛容。

ある新人の営業パーソンの現場でのヒトコマです。

こんなことが現場で起きているのを、上司や会社はつかんでいるだろうか。
つかんでいるなら、それなりのフォローがお客様や新人にあってしかるべきなのだが。

お客様から直接には会社に何のお小言もないからと、安心しきっていないだろうか。

お客さまは目の前の新人には寛容な態度を示すかもしれませんが、
あなたやあなたの会社を許しているわけではないのです。

あなたやあなたの会社に愛想をつかしているだけなのです。

何もお小言がないからといって、
新人を放っておくマネジメントにただあきれているだけなのです。

マネジメントの点検は期の区切りや計画立案時だけのものではありません。
日々の出来事の照らして、小まめに点検することも忘れないで下さい。

マネジャーミーティングで話しました。




ゴーギャン 時には目を閉じて、心の底をのぞいてみる・・

2019-02-13 08:17:09 | 古今東西!珠玉の言葉 “賢者の教え”


ポール・ゴーギャン(フランスの後期印象派・画家)の教えです。

目を閉じて心の底をのぞいてみる。
さて、何が見えるか。

心眼(マインド・アイ)という言葉があります。
武術の世界では、心眼で見切ったなどと表現します。

これは目では見えない物の形や動きを把握する能力をいう。
そこには人後におちない厳しい修錬と研ぎ澄まされた集中力、それに想像力が求められる。

時には目を閉じて、じっと心の底を覗いてみる。

目では見えない本質が見えてくる。
心の目によって、いままで見えなかった真実が見えてくる。

・・・・・・・・・・・・・・

ポール・ゴーギャン 他の名言を集めてみました。

「我々はどこから来たのか、我々は何者か、我々はどこに行くのか」

「文明とは麻痺状態のことだ」

「苦しい時には、自分よりももっと不幸な男がいたことを、考えよ」




人脈は放っておくと、どんどんと冷めていきます・・(中小企業の人材育成と活用)

2019-02-10 08:00:42 | 中小企業“人づくり”応援プロジェクト


人脈とは単なる「人の連なり」ではなくて、
そこに何らかの見込みとか、見通しとか、希望が持てなくてはなりません。

よく“脈がある”などと云いますか、
そこには“見込みがる・希望が持てる”という意味を含んでいます。

必要に迫られていきなり相手と連絡を取っても、
なかなかうまくいかないのは、既に何度も経験していることです。

しかも、人脈は、例えば風呂のお湯と一緒なんです。
放っておくと段々と冷めていってしまい、最後には冷めきってしまう。

一定の関係を保っておこうとするなら、時々、追い焚きが必要です
普段からの人間関係の継続に、全力を尽くすことがとても大切となります。

今ではEメールが常識です。
これはこれでとても大切なコミュニケーションの手段ですが、
これだけに頼っていたんでは、とうてい、人脈の“脈”は生まれません。

やはり“脈がある”関係になるためには。
顔と顔を突き合わせた関係構築への継続的な努力が欠かせません。