白井万沙之のビジネス進化塾 確かな未来づくりを応援します!!

人材育成と活用・組織マネジメント・マーケティング・シニア創業起業の教科書!!

障害になるのはグズグズすること・・

2011-03-09 07:07:36 | 古今東西!珠玉の言葉 “賢者の教え”
何でも思い切ってやってみることですよ。

どっちに転んだって人間、野辺の石ころ同様、骨となって一生を終えるのだから。

坂本竜馬の教えです。

石橋を叩いて渡る慎重さも大切だが、
時には思いきって“やってみる”ことも必要ではないか。

いつも熟考する時間や、石橋を叩く余裕がある時ばかりではない。

そんな時、パニックになってしまわないためにも、
普段から“思いきり”の気持ちを抱いておくことが大切。

即断即決を求められた時こそ、その人の力や器量が問われる。
障害になるのは、決断せずにグズグズすることだ・・と教えてくれます。

決断力はビジネスにおいて不可欠なパワー。

恐れるな!ためらうな!・・ということですね。

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坂本竜馬 名言

「日本を今一度、洗濯いたし申候」
「俺は落胆するよりも、次の策を考える」

「人の世には道は一つということはない。道は百も千も万もある」
「人間というものはいかなる場合でも、好きな道、得手な道を捨ててはならんものじゃ」


働く者にとって耐えられないこと・・

2011-03-04 08:24:13 | 組織マネジメント改革の実践
働く従業員にとって、とてもつらくて耐えられないことがあります。

上司から、新規をやれ、開発を急げ、企画が少ない、売ってこい、稼いでこいと、
毎日毎日、尻を叩かれる。

従業員はそれなりにがんばり、それなりの働きをする。
眼の前の目標をなんとか達成し、その場はなんとか事なきをえる。

短期に限ったことであれば、これでもなんとかなる。会社も急場をしのげる。

しかし、いつまでもいつまでも、この状態が続いていくとしたら、
そのうち従業員は心身ともに疲れ果て、優秀な従業員は去っていってしまう。

眼の前の壁はなんとか頑張って突き破ったが、その先にあるものは何だろうか。

従業員にとってとてもつらいこと・・

それは、必死になって頑張っているが、その先が真っ暗、トンネルの先に光が見えないこと。

会社の将来の姿や方向性について何も知らされておらず、
頑張って頑張っても、その先に何が待ち受けているのか想像すらできない。

もうこれでは、本当に疲れきってしまい、いづれ行き詰まってしまう。

経営者の立場に立てば、
従業員にはチャント会社の方向性を示していると反論する方もいらっしゃるでしょう。

でも、本当にそれは彼らに届いているでしょうか。
彼らは本当にそれに納得しているでしょうか。

やはり経営者は会社の将来の姿や方向性をきちんと示し、
それに従業員を理解させ、納得させ、共感させ、共鳴させることが大切ですね。

経営後継者ミーティングで話しました。


“5K”の何に手を打つか・・

2011-03-01 07:35:58 | 組織マネジメント改革の実践
業績が思わしくなくなると真っ先に削減されるのが、
いわゆる“5K”、交際費、広告宣伝費、交通費、研究開発費、教育研修費です。

あのリーマンショック後の多くの企業が、まさにそれでした。

あなたが経営者なら、このうちどの経費に手を打ちますか。

業績が苦しい時に、どのコストから手をつけるか、そこに経営者の思想が端的に表れます。

1年単位でものを考えるならば、穀を植えよ。
10年単位で考えるならば、木を植えよ。
100年単位で考えるならば、人を育てよ。

中国の故事にあります。

企業の1年先を診るには資金繰りを・・
3年先の姿を診るには扱い商品を・・
5年先の姿を診るには人材育成を・・

私がコンサルの目途としているものです。

たとえ不況下であっても、
教育研修費はカットはしないと宣言している経営者の話を聞きますと、

おそらくこの会社は、
優れた経営者の下で優れた人材が育っているに違いないと、私は考えます。

日本の過去の歴史を見ても、
優れた経営者は、間違っても人を道具として扱ったりはしない。

人は貴重な資産、人材育成は将来への投資、
教育研究費はコストではなく、まさに投資とみなすことが肝要ではないでしょうか。

ある企業の事業計画発表会ではなしました。