次の作品は「百物語 さらやしき」(天保2〜3年・1831〜2、錦絵、
中判、dish Ghost、from the series One Hundred Ghost Stories)。
北斎は「冨嶽三十六景」と並行した創作活動として妖怪画シリーズ
「百物語」を刊行している。
江戸時代に流行った怪談話スタイルで、夏の夜長に人々が交代で怪
談を話し、百話終わった時点で本物のお化けが出てくるという趣向。
ところが北斎が描いたのは5話分のみ。
この絵の凄いところがお菊の体が皿、ため息を漏らす表情は笑って
いるようで親近感が伝わってくる。
(墨田区亀沢2-7-7)
中判、dish Ghost、from the series One Hundred Ghost Stories)。
北斎は「冨嶽三十六景」と並行した創作活動として妖怪画シリーズ
「百物語」を刊行している。
江戸時代に流行った怪談話スタイルで、夏の夜長に人々が交代で怪
談を話し、百話終わった時点で本物のお化けが出てくるという趣向。
ところが北斎が描いたのは5話分のみ。
この絵の凄いところがお菊の体が皿、ため息を漏らす表情は笑って
いるようで親近感が伝わってくる。
(墨田区亀沢2-7-7)