日高茂和ブログ・のほほん書斎

つぶやきのような、ぼやきのような。

「アスパラ菜」をはじめて食べた

2019年02月26日 | のほほん所感
「菜花のような苦味がなく甘さとブロッコリのような味・・・」と説明がある「アスパラ菜」をはじめて食べた。
菜花よりパンチが効いた春の味と香りだった。・・・今日は帰宅途中に久しぶりに嬉野に住み始めた頃にいっしょにバドミントンで汗を流した仲間と出会った。
当時学生だった彼女は資格をとって困難をかかえる人たちを回復に導きながら、子育てにも励んでいる。
資格試験の前に図書館で勉強していた姿を思い出す。
久しぶりに会った彼女は、春の初めの菜の花の灯のように、明るく幸せの雰囲気を咲かせていた。

有明海干拓堤防の遺構である「松土居」探訪

2019年02月24日 | のほほん所感
江戸時代初期の佐賀藩の有明海干拓堤防の遺構である「松土居」の名残を見たあとに、現代の干拓堤防をウオーキングした。
一気に春めいた休日の午後をポロシャツ一枚で過ごした。
松土居構築から百数十年後の江戸時代後期に新たな干拓堤防(現在国道444号の鹿島側のまっすぐな道)が築かれてからは役割を終え農地となり、写真の神社があるところだけにその名残をとどめる。
鳥居のある神社とはいえ、神仏習合が常識の時代だっただけに、堤防のあちこちに祀られていたと思われる仏像や梵字を刻んだ碑とともに、猿田彦命といった神の名を刻んだ碑が寄せ集められて祀られていた。

伊万里城跡近辺を散策していろいろと発見

2019年02月23日 | のほほん所感
伊万里城跡近辺を散策していろいろと発見。
臨済宗の修行道場の円通寺の野面積の石垣を味わいつつ複数名の僧の読経や鐘の音を聴くのは時空を超えた愉悦。
伊万里神社には1800年前後の筑前の船頭たちが寄進した石燈篭があり、海運で栄えた伊万里津を彷彿とさせる。
西南戦争や日露の英霊の供養塔にはびっくり。
由来はよくわからないが、敬徳高校の最高度の技術で組まれたノミ跡の残る石垣も風情あり。

音楽が呼び覚ます記憶

2019年02月19日 | のほほん所感
ボケの予防のため、今日一日のうちに聴いた音楽を思い出せるだけ思い出してみる。

渡辺貞夫・・・ ナイスショット・ツマゴイ・フィルアップザナイト
ビルエバンス・・・ ワルツフォーデビィ・マイフーリッシュハート
松任谷由美・・・ ひこうき雲・リフレインが叫んでる
ラヴェル・・・ 道化師のあさの詩
ベートーベン・・・ ヴァイオリンソナタ(何番か忘れた)
吉田拓郎・・・ 風邪・永遠の嘘をついてくれ
ビートルズ・・・ イエスタデイ・サムシング・アクロスザユニバース

これの倍くらいは聴いているが、思い出せない。
いくぶんボケてきている。

渡辺貞夫のツマゴイをもう一回聴きながら書いている。この曲を聴くのは何百回目だろうか。

音楽が呼び覚ます記憶。

高校二年の時のドラマみたいな日々を思い出して元気が出る。
サイダーみたいにスカッとした連中に出会えてよかった。
おかげで腑抜けずに生きていられる。

WOWOWドラマ版で「空飛ぶタイヤ」

2019年02月12日 | のほほん所感
WOWOWドラマ版で「空飛ぶタイヤ」を見た。
話題の作家の原作はどれもまだ読んでいないけれども、信じたり疑ったり、迷ったり固く決心したり、いさぎよかったりぐずぐずしたり・・・自分自身の日々の姿に重ねて感じるところ多かった。
WOWOWドラマをいくつか見たけど、WOWOWドラマって、インターミッション3回分ありの長い映画と思えるくらい良質。

スーパーでたまに見かける「猛者(もさ)」

2019年02月11日 | のほほん所感
自分にはとてもこういうことはできない!と言う意味で、その光景を目にするたびにその人に対して「猛者(もさ)」という言葉を思い浮かべてしまう。
「猛者」と言う言葉は、本来は尊称の意味合いが高い、が、ここではちょいとあきれた人という意味で。
私にとってはそれができる、いややっているその人たちは、は常人のなすあたわざる勇猛なる人だからだ。
スーパーのセルフ袋詰めの台で、肉のパックのラップをびりびり破り、備え付けのビニール袋にがばっと入れ替え、肉汁とラップの残ったパックをゴミ箱にポイ。キャベツや白菜の外側の葉をムシってゴミ箱にポイ。
私が知らないだけで、そのために設置してあるゴミ箱なのかもしれないけれども、家に帰ってやることなんじゃないのかと、しばしば猛者を見て思う。

急須と湯飲みを使いましょう!

2019年02月10日 | のほほん所感
急須と湯飲みを使いましょう!
省庁で使い捨て食器やペットボトルなどのプラスチック製品を使わないようにしようという動きが報じられている。
以下、肥前窯業ビジネスの一端を担う者として十年近く前に書いたこのブログ記事です。

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「仙茶」・・・・・

煎茶のまちがいじゅないの?

という反応が当たり前である。

「仙茶」というのは、波佐見周辺の窯業界の業界用語で写真のような形の湯呑をさすからだ。

ちなみにこの写真の形はちなみにこの写真の形は「ツボ仙茶」といい、口が、ちょっと外側に開いているものを「反り仙茶」といい、細分化されている。

長年同じ仕事をしていると、業界用語がアタマの中に定着して、一般的な呼び名がわからなくなったりする。いわゆる職業病の一種。

さて、仙茶の時代が来ていると確信し、大声で叫びたい。

とくに政治や行政シーンに向けては大いに説法したい。

その心は!

エコを語るなら仙茶である。反りでもツボでもよろしい。

政治や行政関連の会議や会合の場面がよく報道されるが、ほとんど出されている飲み物はペットボトル。

しかも、お行儀のヨクナイ「ビンからじかに」飲むスタイルである。

これでは世の中のゴミが増える。輸送量も増える。要するにエコに反する。

お茶を葉っぱからいれれば、ゴミは少なく、うつわは運んだり壊したり溶かしたりしなくても、繰り返し使える。

これには、お茶を誰がいれて片付けるかという問題からの逃げもあると推察する。

その背景はお茶組み=女性という、男女共同参画を叫びながら、自身の意識と行動を変えられない身勝手なオトコの逃げがあるとズバリ斬ってみたい。

「私がやります!」と進んでお茶をいれ、後片付けをするオトコが出現しなければエコな仙茶が復権し、世直しができない。

利休・織部・不昧・・・・・・

時代背景もあってのことだが、一流の茶人にはオトコが多い。

うれしの猪

2019年02月09日 | のほほん所感
嬉野市の吉田焼窯元会館で、猪×温泉×吉田焼き×嬉野茶=嬉野の未来!?亥年の肉の日に、【うれしの猪トークセッション&大試食会】という嬉野狩部のイベントに参加した。
全国で農業被害や自然災害の因となっている獣害の実態に驚く農業被害額だけで年に50億を超え、離農せざるを得ない方々もいるという。
害獣を自然の恵みとして活用する道筋づくりが急がれるが、まずは興味を持つことから。
業種の枠を超えて嬉野を盛り上げている224porcelain の辻諭、旅館大村屋の北川健太、茶農家 の田中将也そして嬉野狩部代表の太田政信の各氏によるトークセッションのあとは、糸島市の完全予約制フランス料理レストランPinoxのオーナーシェフ水野健児さんによる嬉野茶を取り入れたシシ肉料理を肥前吉田焼きに盛り付けた料理をいただいた。
毎日食べたいくらい美味い猪料理だった。

渡辺貞夫の貴重なコンサートに行けてよかった

2019年02月05日 | のほほん所感
傘寿よりは米寿寄りのご年齢の渡辺貞夫の貴重なコンサートに行けてよかった。
ラジコ等のウエブインフラの恩恵で、アーカイブや近況に触れているので、ご壮健ぶりは感じていたが、もーーーーーう、まいった。
時にはPAを通さず生音を聴かせてくれたりと、ぜいたくな時間を過ごした。
リズムセクションの重要さを語るのをラジオで聞いたことがあったが、今夜はワンホーンのクインテットの構成で、まさにリズムセクションの百花繚乱のなかでの吹奏。
大好きな曲や、高校生の頃買ったアルバム収録のボサノバの演奏もあり、感動の連続。二時間を越える熱演に、涙腺がふくらんだ。
帰宅して、アルバムをひもとき夢の続きを聴いている。

食品ロスが懸念される現象・「恵方巻き」なる巻き寿司

2019年02月04日 | のほほん所感
節分の日の昨日夕方6時前に近所のスーパーに行ったら、すでに割引処分シールが貼られた「恵方巻き」なる巻き寿司が、なんと、冷蔵ショウケースいっぱいに積まれていた。
コンビニとウエブが短期間に醸成した日本人の新習慣を楽しむ人々はすでに自分たちで調理したり買ったりした後の時間だろうから、どれだけ売れていったものかと思う。
私にはどうでもよい珍習慣ではあるものの、問題視されている食品ロスが懸念される現象を見て、オソロシク思った鬼は外の休日でした。

福江城(通称「石田城」)が続百名城に

2019年02月03日 | のほほん所感
母校の五島高校は福江城(通称「石田城」)の跡地にあって、校章は城主の家紋「花菱」をアレンジしたものだ。
日本城郭協会が定める日本百名城には漏れているが、続百名城に入ったとのこと。
この城の近所で生まれ育っただけに、誇らしく嬉しい。
このところ行政主導で喧伝される世界遺産の宗教施設の数少ない信者には明治の初期まで藩当局は悩まされ続けた。現代では城跡同様に観光資源である。