日高茂和ブログ・のほほん書斎

つぶやきのような、ぼやきのような。

ロイターは一年ちょっと前に「新型肺炎」として報じていた

2021年01月29日 | のほほん所感
ロイターは一年ちょっと前に「新型肺炎」として報じていた。

中国新型肺炎の死者、8人増の17人に ウイルス変異か

中国湖北省の保健当局は、同省の新型コロナウイルスによる肺炎の死者が8人増え、17人になったと発表した。国営テレビが22日報じた。

JP

 

当初「新型肺炎」とよばれていた。マスクと時代考証

2021年01月29日 | のほほん所感
21世紀に入ってからの旧作の映画を見ていると、ブラウン管タイプのテレビみたいなモニターのパソコンやガラケーなどが登場し、これから作られる作品の時代考証や小道具がこまごまと必要になるのだろうなと急速な通信環境の変化にあらためて驚く。
時代考証のひとつに、誰もがかれもがマスクを着けている時代があった歴史ができたしまった。
新型コロナウイルスの発生地である中国武漢で「未知のウイルス」に対する言論が封殺されたことが今日の世界人類の混乱と混沌と疲弊を招いた要因の一つであるとすれば、前回の世界大戦で自由を守る勢力と独裁的圧政勢力が戦ったように、戦わなければならないもうひとつのものがあることが見えてくる。

「ドナルドキーンの東京下町日記」を読了

2021年01月23日 | のほほん所感
「ドナルドキーンの東京下町日記」を読了した。
日本を愛し、晩年日本に帰化した日本文学研究等で大きな業績を残したドナルドキーンのエッセイが素晴らしかった。
源氏物語との出会いや昭和の戦争の開戦のころのこと、戦中戦後からおとどし亡くなるまでのさまざまな思いに何度も涙が浮かんできた。
すべての意見に賛同できるわけではないが、おおいにうなずけることが多かった。読みやすい文章が心地よく、それぞれの章のオチというか結びの一文の決まり方には何回も唸った。ドナルドキーンの著書にこれからも触れていこうと思う。

読書感想・劣化するオッサン社会の処方箋

2021年01月05日 | のほほん所感
山口周著「劣化するオッサン社会の処方箋」がおもしろかった。
実に納得の組織論だった。
過去の成功体験と失敗体験だけが行動原理と思考範囲で、時代の変化を考える材料を学ぶことを怠り、新世代の価値観を受け入れなかったり逃げたりしている劣化したオッサンたちのこれからは・・・若いひとたちは、この「処方箋」を読んで、下克上の気炎を上げるべし。
劣化したオッサンに付ける薬はないに等しく、錆びるばかりで君らの未来を開く鍵を腐らせかねないのだから。