かくすればかくなるものと知りながらも （短歌）

かくすればかくなるものと知りながらもする道行けと父は教えし

春は苦味を盛れ

「春は苦味を盛れ」
という食の格言がある。
春の新芽には独特の苦味があるが、その苦味が夏に向かってのカラダをしっかりと整えてくれるのだそうな。
私が運営している楽天市場「産地直送の波佐見焼　みくら」用の商品画像を手料理にて撮影。
食材はタラノメと酢味噌。酢味噌も自家製なのだ！

お皿は、波佐見焼で、中善窯の手描き角皿です。

ケッヘル

中学生の時に、音楽の先生にほめられたことがある。
名前は忘れたが、スラリとしたきれいな先生だった。
教材にモーツァルトが取り上げられたときに、曲名に続いて「Ｋ」で始まる番号が付いていて、
先生は「このＫは何のことかわかりますか」と問われた。
私はすかさず「ケッへル！」と答えた。
先生は、たぶん知っている生徒はピアノを習っている子以外は知るものはあるまいと思っていたと思う。
普段はマジメに授業に取り組まない私が以外にも答えたので驚いているようだった。
何のことはない、まだオーディオ機器さえ持っていなかった離島住まいの私は、当時クロスオーバーと呼ばれていた
フュージョン系音楽や、ジャズ、クラシック、謡曲などをＦＭ放送で聞くのが異文化・異世界との接点で、好奇心に
満ちた楽しみだったのだ。
たまたま、それで、ケッヘル番号のことを知っていただけのことだったのだが、ほめられた嬉しさを、近頃モーツァルトをよく聴くようになって思い出した。

鶏胸肉の塩麹蒸しネギポン酢添え

お世話になっているＭご夫妻から、、おいしく、簡単で、日持ちもしてとても便利だと塩麹のよさを教わったので、
どれどれやってみようと試みてみた。

塩麹を塗りつけて、３日ほど冷蔵庫に入れていたものを、ラップで固く包んで１０分ほど電子レンジで加熱した。

そのままでもビールによし、ワインによし、日本酒によしと、万能肴の資格じゅうぶんなものができたが、運営する楽天にも写真を載せてやろうと食器を借り出してパチリ。

料理の名称は「鶏胸肉の塩麹蒸しネギポン酢添え」とする。

モーツァルトの言葉

このところ、モーツアルトへの興味が高まっていて、よく聞いている。
以下はモーツアルトの言葉であり、創造の背景にある人知れぬ努力と苦悩が伺えて、重いものを感じる。（ウイキペディアからの引用による）

「ヨーロッパ中の宮廷を周遊していた小さな男の子だった頃から、特別な才能の持ち主だと、同じことを言われ続けています。目隠しをされて演奏させられたこともありますし、ありとあらゆる試験をやらされました。こうしたことは、長い時間かけて練習すれば、簡単にできるようになります。ぼくが幸運に恵まれていることは認めますが、作曲はまるっきり別の問題です。長年にわたって、僕ほど作曲に長い時間と膨大な思考を注いできた人は他には一人もいません。有名な巨匠の作品はすべて念入りに研究しました。作曲家であるということは精力的な思考と何時間にも及ぶ努力を意味するのです。」

薄墨色に挑むがごとく (短歌）

満開の雨に打たれる桜花　薄墨色に挑むがごとく

・・・年に一度咲いた花が、負けてなるものかと笑っているようだった。

人生、かくありたし。