日高茂和ブログ・のほほん書斎

つぶやきのような、ぼやきのような。

五嶋みどり

2019年01月22日 | のほほん所感
新しい発見があって、そしてそれが好きなる日は飛びぬけいい一日だったと喜べますね。
チャイコフスキーのヴァイオリンコンチェルトを聴きたくなって、手持ちのCDじゃなくてウエブで「五嶋みどり」。
感涙チキン肌。
聴きながら彼女のことを検索してみたらバーンスタインとの逸話も。
また楽しみがひとつ増えた。

邦題パシフィックウォーという映画を見た

2019年01月17日 | のほほん所感
USS Indianapolis: Men of Courage (邦題パシフィックウォー)という映画をアマゾンのプライムビデオで見た。
広島と長崎に投下された原爆をテニアンまで運んだ後に日本海軍の潜水艦に撃沈された米海軍戦艦の実話再現譚。さまざまな立場でさまざまな見方ができ、さまざまな感想を抱くであろう映画だった。
私にはラスト直前の、両艦艦長の短時間の接触に、精神性の高い「武士は相身互い」のこころを感じ、涙した。そして、ある逸話を思い出した。
日露戦役の時、乃木将軍は、降伏したステッセル将軍との会見時に、通常は降伏将兵は武装解除されるところを、武士同士の会見であるとして露軍の将たちに帯剣を許し、その名誉を汚すことを潔くしなかったという。

時代の香りを味わうことができた

2019年01月12日 | のほほん所感
明治時代発刊の漱石の本の復刻版。当時の装丁をそのまま復刻した、ページを切り開きながら読む作業は、思ったより厄介だった。
今では目にすることもない「ペーパーナイフ」でないとうまくいかない性質のようで、カーーターナイフだと切れすぎて、歯が思わぬ方向に入って行って、本を傷めてしまった。
『漾虚集』は漱石が新聞連載を書く以前の作品集だが、「漢学が好きだった英文学者」の難解でもあり、ペダンティックでもある文字から感じ取る絵のような文章、そして活版ならでは(?)の誤植や脱字の数々に、時代の香りを味わうことができた。

ささやかな一燈照隅 万燈照国

2019年01月02日 | のほほん所感
写真は元旦恒例の経営者による景気予想(日経)。
どうなりますやらの世の中ですが、豊かになりますようにと願うばかりですね。
日経平均の高値予想を26000円としたのは証券会社の社長さん。職業柄の立場か願望か。それとも焚きつけか?
それはさておき、世界、世の中のゴタゴタが治まり、仲良く成長し、繁栄を享受したいものです。
わたしも、ささやかな一燈照隅 万燈照国の心を持って日々の経済活動に携わろうと思います。