日高茂和ブログ・のほほん書斎

つぶやきのような、ぼやきのような。

僧服で運転していたお坊さんに反則切符

2018年12月30日 | のほほん所感
僧服で運転していたお坊さんが服装規定違反という法令違反で反則切符を切られた報道にビックリ。ビックリ。
そもそも着衣が原因での事故報道は「恵方巻」をノドに詰らせた事故みたいに、起こっているのだかどうだか報道で聞いたことがありません。
悪法は存在するのですね。
学生のころ茶を習ってましたが、お師匠さんは和服で運転されてました。職業上「洋服」を着ない方は多くいらっしゃいます。
神主やサリーやチャイナドレスの人も捕まえるのでしょうか

人生行路

2018年12月17日 | のほほん所感
ここ数年、楽しいと感じる音楽のジャンルが広がっている。
オヤジになればなるほど偏屈の度合いが増すイメージがあったが、どうも自分は逆みたい。
出会いの運行に感謝。
出会いの運行。人生行路。おおきに、ありがとう、皆さん。

キリスト教 禁教の背景

2018年12月13日 | のほほん所感
今日は波佐見町の学芸員の盛山先生による波佐見を知る講座の歴史編に参加した。
中世に大村純忠がキリシタン大名になってからは宣教師の指導で大村領下の神社仏閣は破壊されつくし、僧侶は肥溜めに漬け込んで窒息死させるなどの暴虐がつくされたという。
私見としてはキリスト教 禁教の背景 には、当時から近代まで続くヨーロッパ諸国の植民地化の魔の手から日本を守る政治判断があったことを確信した。
また、奈良時代から大規模な寺が営まれたり、神社がつくられたりと、近隣には類を見ないほどの祈りの聖地だった波佐見の往時の様子を知り興味深かった。
歴史と宗教施設とその遺構についての今日の講義に、最近世界遺産ということで「教会の島」イメージでひとくくりにされつつある、実際にはお盆やお彼岸や初詣の習慣をもつ人たちがほとんど(九割)の五島列島に生まれ育った者としては、今は五島の人が誤解されて捉えられる時代にあるのであるなという日ごろの嘆きにも、そう感じるには歴史的背景があるのだという、時代を「層」と捉える感懐を抱かせてもらった一時間だった。





リズムセクション次第で音楽が変わる

2018年12月11日 | のほほん所感
今夜は渡辺貞夫聴きなおしのなかでの重要な一枚を二順目。私が十三歳の頃の作品を、高校生の時に大恩師の山村徹先生に借りてテープに録って持っていたものがCD化されたもので聴きなおしている。
一曲めの裂帛の気迫をもって吹奏されるサックスにグレート・ジャズ・トリオの最強のリズムセクションが気おされ気味に感じるほど。
最近の渡辺貞夫本人のラジオ番組で、リズムセクション次第で音楽が変わると語っていたのを聞いたが、素人ながら、なんとなくその意味がわかるような気がする。余談だが、星野源も好きだというピアニストの故トミーフラナガンが、故エルビン・ジョーンズについて、彼は「音楽を豊かにする」と語っている記録映像を見て、なるほどまさにと何かがわかったような気がしたことがあった。グレート・ジャズ・トリオのピアニストハンクとエルビンは実の兄弟だという。

古い石垣がある街への旅

2018年12月09日 | のほほん所感
25度や35度の球磨焼酎を、現地では割らずにストレートで飲むのが普通というのはビックリだったが、確かに、美味い飲みかたではある。
城跡の石垣を眺めるために出かけた十月の金沢、十一月の人吉への旅だったが、行ってよかったという思いと、また訪ねたいという思いを心のなかで発酵、熟成させたいと思う。
城下町に生まれ育ったからか、石垣が好きだ。
古い石垣がある街への旅は、 長い年月を経た暮らしの風情や独特の食文化とともに、新たな発見と驚きを与えてくれる。

渡辺貞夫の偉大な足跡を追う

2018年12月01日 | のほほん所感
このところ、渡辺貞夫を聴きなおしている。17歳の頃買ったLPがCDで再発売されていたので購入した。
ジャズへの入り口は太陽に吠えろのスポンサー商品であるブラバスのCMの音楽だった。
写真のアルバムはそのCMより十年ちょっと前の実況盤。私が幼児だった頃の演奏会の記録。
先週の渡辺貞夫のラジオ番組で、このコンサートではじめてストリングスの編曲をし、四苦八苦されたエピソードを語られていて、困難をともなうチャレンジの積み重ねをされてきた姿に畏敬の念を持った。。
今でも元気に活動されている渡辺貞夫の偉大な足跡をしばらく追い続けてみたい。そして楽しみたい。