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レンタルDVD三昧なアナログオヤジの、残日録。

エンドレス・マーダー

2017-10-22 05:10:17 | 洋画未公開
これって実に拾い物のだった映画!!!
文字だらけのジャケットを読むと右下の眼帯の男がサイコ野郎の人殺しで
拳銃構えてるヤツがヒーローで、サイコ野郎をさんざん撃ちまくるものの
サイコ野郎はなかなか死なないって言うか・・・人殺しをやめないような映画だとおもtていましたら見事にはずされた

それも実にいい意味で完全にはずされた、サイコ野郎のホラー殺人みたいな作りのジャケットから来ると言うか、感じるようなホラーアクションでもありゃしません
言っちゃあ悪いけど、これは観る人間をミスリードするようなジャケットから
ある意味ジャケット詐欺と言えなくもない

拳銃構えてるヤツは生来の殺し屋で、オープニングでもコンビニの買いもの中
店主と話してるとこに割り込んできてタバコを買った客を外で待ち伏せして
鈍器のようなものでボッコボコに殴りころしてしまう

そして3年後ある男が先の殺し屋を高価で雇い、自分を殺してくれと依頼する
死んでも死ねない運命にあるんだと延々と語る
そうなんです彼を見つけたのは彼が乗っかったタクシーに落下しても死なないというか、死ねなかったからで
殺し屋は殺し屋で交差点の手前で降りろ、いや降りない、道路の反対側の先まで行け
降りろの運転手との押し問答の最中のことで
実は殺し屋さん3年な前に奥さんとオペラ鑑賞の帰り道、横断歩道を歩いてる最中に酔っ払った車に奥さんをひき逃げされ
それ以来トラウマとして道路をまたぐことができない殺し屋

なんでこんんなに細かく書くかというと、コレがこの映画の伏線としてラストで見事な収斂を見せてくれる訳でして、こんなに用意周到に練りに練られた映画だとは思いも寄らないジャケット
もうイラつきますこのジャケットを読むと作ったヤツはが・・・

眼帯(っても最初に登場し的た時は両目開いていましたが)のパーシバルという男から、
自分を殺して欲しいという高額依頼を受けた殺し屋のスティーブン
パーシバルの話によると、何度自殺しようとしても上手くいかないから自分を殺してくれと云うパーシバルに別れ際に銃弾を3発叩き込みその場を立ち去るスティーブン
だったが何と再び彼の前にパーシバルが現れ・・・

自分は呪いにかかっていて死ねないのだと言いますか、話のと中にトイレに立ったので
用足し中に再び顔面から3発見舞うものの
今度は眼球摘出のみで再び彼の前に現れる始末
その眼帯で薄ら笑いしてるからジャケット借りするこちとらに余計な心象を与えてしまうのよね
そんな死なない男をどうやって殺すのか?と思っていたらなんとお二人は
存外に仲良くなっていき
パーシバルが死にたい理由は恋人を亡くした事。が原因
殺し屋の方も、奥さんを事故で亡くしていて、
それ以来道路を横断できないトラウマを抱えていたという

そんな二人が何度も会ううちにあるバーテンの美人局といっても
パーシバルはゲイでして彼らにさんざんな目に合わされたことを知った殺し屋は
金でバーテンをつってパーシバルの敵討ちまでしてしまうくらいの仲に
ある夜殺し屋さんの家で奥さんの唯一残ってるドレスのボタンを見たパーシバルは
恋人の男の突然の死を受け入れられずに酒を飲み泥酔状態で人をひき逃げした後に
車に残ってるおんなじボタンを見つけたという、

家のアパートの屋上でその話をするパーシバルを殺し屋さんは何も言わずに屋上から突き落とす


(ここから先はネタばらしになってます)












































殺し屋さんはパーシバルの葬儀に出席し画家である彼の遺作展で
パーシバルが恋人の面影をかいた絵を見た殺し屋さんは
3年前のコンビニのことをおもいだすのだった

実はサスペンスというより、運命の因縁ドラマといった作品でした
結構はまる作品だったのでネタばらししちゃいましたが

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