薬師丸ひろ子のコンサートに行ってきました、続き。

　普段、福岡サンパレスやマリンメッセでコンサートがあるときはその近くの駐車場に車を停めることが多いのですが、今年は何と福岡サンパレスの隣りの福岡国際センターでは大相撲の九州場所が、近くのマリンメッセではスピッツのコンサートが行われていました。
　そんなの聞いてないよ！
　駐車場に停められるかどうか心配でしたが、福岡国際会議場の立体駐車場が空いていました。
　この立体駐車場、大相撲の九州場所と薬師丸ひろ子とスピッツのコンサートの客を受け入れてまだ余裕があるってどんだけキャパがあるんだろうと思いました。
　この駐車場が満車になることってあるのかな？

　駐車場でおやつのケーキを食べ、準備万端、会場である福岡サンパレスへと向かいました。
　驚いたのはサンパレスの玄関前に列が出来ていたことです。
　あれ、まだ開場してないのかな？と思ったら、当日の立見席に並ぶお客さんの列でした。
　コンサートの立ち見？
　二時間立ちっぱなしってこと？
　熱烈なファンだな、と思ったのですが、よくよく考えたら熱烈なファンであれば通常のチケットを入手するでしょうから、当日の立見席でコンサートを観賞するお客さんってどういう客層なんでしょうね？

　コンサートは定刻通りに１７時に始まりました。
　薬師丸ひろ子といえば上品なイメージがあると思うのですが、なぜかハードなドラム演奏でスタートしました。
　ドラム演奏の意図はよくわかりませんでしたが、コンサート自体はすごくよかったですよ。
　一週間前に今井美樹のコンサートに行ったばかりで、正直一人なら行くことはなかったのですが、行ったことを後悔するようなことはまったくなかったです。
　当たり前なんですが、薬師丸ひろ子、めちゃくちゃ歌が上手い！
　御年５９歳とは思えないほど声量がありました。

　コンサート終了後、春吉の駐車場に車を移動し、もつ鍋を食べに行きました。
　もつ鍋というと、ホルモンがゴムを食べているようで嫌いと忌避する人もいますが、ここのもつ鍋のホルモンは、、、あれ、ゴムみたいだ…。
　久しぶりに行ったそのもつ鍋屋ははっきりとわかるほど味が落ちてました。
　どうしてですかね、ここに限らず、初めて行った時はすごく美味しかったのに二度目以降は味が落ちるお店がやたらあるような気がします。

　この日唯一残念だった夕食後、お袋にマジックを見せるべく、《バー・マジックキャンドル》へ。
　途中出会い橋のところの広場で観光水上バス乗り場があって、冗談半分でお袋に「乗ってみる？」と聞いたところ、「乗ってみる」と言われました。
　え、マジで？
　帰るのが遅くなるし、第一めっちゃ寒いよ？

　　　

　実際乗った水上バスはめっちゃ寒かったです。
　でも夜景は綺麗だったし、橋の下をくぐるときはスリルがあったし、船頭のお姉さん（「花心（はなみ）」さんというproの歌手の方でした）の船上ライブはよかったし、お袋も乗ってよかったと言ってました。

　約３０分のナイトクルーズを終え、今度こそ《バー・マジックキャンドル》へ！
　お袋よ、マスターのクローズドマジックに度肝を抜かれるといい、と思ったのですが、なぜかこの日は福岡のマジック協会のお偉いさんがいて、その方のマジックを見せてもらうことになりました。
　が、、、正直、マスターの鮮やかなクローズドマジックに目が慣れた自分にはその方のマジックはひどくぎこちなく見えました。
　あからさまに種がわかるものもあったし…。
　でもその後のマスターのマジックはやはり見事でした。
　何度見てもまったくタネがわからない…。
　お袋はどちらのマジックも同じように驚いてましたけどね。笑。

　家に帰り着いたのは深夜１２時近くでした。
　お袋を連れての外出でこんなに遅くなったのは初めてでしたが、お袋も楽しかったみたいです。
　いい親孝行が出来ました。
　翌日は半日くたばってましたけどね。
　親孝行もなかなかタイヘンです。笑。