この世界の憂鬱と気紛れ

タイトルに深い意味はありません。スガシカオの歌に似たようなフレーズがあったかな。日々の雑事と趣味と偏見のブログです。

3月の予定。

2021-03-31 22:55:31 | 日常
 3月の予定ですが、2月にクルッと輪をかけて予定がないです。
 意地でも家には引きこもらないぞ!

 3/4は『チェンソーマン』11巻の発売日。
 といっても東京での発売日ですけどね。
 前巻は初回版特典を入手し損ねたので、11巻は第一部最終巻でもあることだし、素直に予約しとこうかな。

 3/8は映画『シン・エヴァンゲリオン劇場版:||』の公開日。
 3/8公開と聞いた時は「え?」と思いました。
 日本で公開される新作映画の9割は金曜日公開ですからね。
 3/8って「エヴァンゲリオン」にとって何か特別な日なのでしょうか(緊急事態宣言の解除日の翌日でしたね。こちらでは実感がないのでわからなかった。まぁ宣言が延長されちゃいましたが。)。
 自分は13日あたりに観に行こうかと思っています。

 3/12は映画『ビバリウム』の公開日。
 ムビチケは購入済みなのでこの作品も13日に観に行くことになるかと思います。

 今月のお薦め記事は以前書いた小説『断崖にて』です。
 自分では面白いと思うんだけどなぁ。
 感想をお待ちしています。
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

恥知らずのダイヤモンド、続き。

2021-03-30 21:12:12 | 折り紙・ペーパークラフト
 折り紙のダイヤモンドの折図を公開して一ヶ月が経ちました(こちら)。
 元々この作品は折図を公開する予定はなかったんですよ。
 展開図だけで充分だろう、そう考えていました(展開図はこちら)。

 折図と展開図の違いがわからない方も多いと思うので説明すると、まず展開図は完成した作品を開いて(展開して)一枚の紙の状態にしたものです。
 一枚の紙ですから展開図は基本的に一枚です。

 それに対し、折図は折り始めから完成まで工程の一つ一つを図にしたものです。
 複雑な作品ほど折図は多くなります。
 
 わかりやすいのは折図の方ですよね(折図と展開図を比べての話)。
 でも創作者が手軽にアップできるのは当然展開図の方です。
 完成した作品を開いて、写真を一枚撮ればいいだけですからね。

 とはいえ、展開図から作品を完成させるのはかなりの至難の業です。
 もしくはよほど簡単な作品なのか。
 折り紙のダイヤモンドはギリギリ展開図折りが出来る作品だろうと思っていたのです。
 ここらへんは作者の驕りもあるかもしれません。

 実際完成させた人もいたんですよ。
 ただ計算外だったのは折り紙のダイヤモンドを完成させた人が折る工程を無断でyoutubeにアップさせたことでしょうか(こちら)。
 折り紙にも著作権はありますから、無断で他人の創作した作品を折って、その工程をネットにアップするのは完全なルール違反です(単に折るだけなら問題ありません)。
 とはいえ、折り紙ですから、偶然同じ作品を作ってしまうことも全くないとは言えません。
 なので主に「二つの作品は酷似していますが、そちらの作品を創作したのは誰ですか?」とコメント欄で質問したんですよね。
 どんな反応が返ってくるのかと思っていたら何と!コメント欄が閉鎖されちゃいました。笑。
 やましいところがなければきちんと質問に答えてくれればいいのに…。

 今年になって久しぶりにそのyoutubeを覗いてみたら、コメント欄が復活していました。
 ただし、自分の質問コメントは削除されてましたけどね。

 というわけで、というわけでもないのですが、そういうことがあったので、折図を公開してみようかという気になったのです(youtubeのコメント欄で「わからない」と言ってる人が続出していたので)。
 
 一応警告コメントはするつもりです。
 でもあんまり気は乗らないんですよね。
 この手の人は前回同様コメント欄をしばらく閉鎖すればそれで済む、と考えるでしょうからね。
 恥を知らない人はどこまで行っても恥知らずです。
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「凄い」としか言いようがない『JUNK HEAD』。

2021-03-29 23:54:17 | 新作映画
 堀貴秀監督、『JUNK HEAD』、3/28、KBCシネマにて鑑賞。2021年14本目。

 日曜日、疲れ切った体にビシビシ鞭打って観に行ったのが『JUNK HEAD』というストップモーションアニメ映画です。
 自分の中の映画の神様が「これだけは何があっても観に行け」と五月蠅いので仕方なく観に行った『JUNK HEAD』だったのですが、何て言うか本当に「凄い」映画でした。
 自分の語彙力では「凄い」としか言いようがなくて、普段は自分の語彙力の貧弱さに落ち込むことすらあるのですが、この作品に関しては「凄い」としか表現出来ないことに、まぁこの作品に限っては仕方ないな、と思えるほど「凄い」のです。

 ストップモーションアニメ(-ション)、ご存知ない方に説明すると、人形を一コマ一コマ少しずつ動かして静止画を撮影し、それを連続再生することで動画にするという書いているだけで気の遠くなるような映像技法のことです。
 有名なところでは『ウォレスとグルミット』がそうですね。
 ただ最近はストップモーションアニメなのにCGで補完した作品も多くて、それならいっそ最初からCGでよくない?と思ったりもします。
 
 この作品が作られる切っ掛けとなったのは、監督兼声優兼原案兼脚本兼絵コンテ兼編集兼照明兼デザイン兼人形原型兼衣装兼音楽兼音響効果その他の堀貴秀氏が某アニメがほぼ一人の人間の手によって作られたということを聞くに及び、じゃあ自分にも出来るのではないか、と思ったことだそうです。
 ぶっちゃけ、自分にも出来るのではないかと思うことって誰にでもありますよね(対象が何であるにせよ)。
 でも自分にも出来るのではないかと思って始めたことで、ここまでのものを作り上げた人ってそうはいないと思うのです。

 何がどう凄いのか、一例を挙げると、、、例えばドイツを舞台にした作品で、登場人物は全員ドイツ人であるはずなのに、それを演じる俳優がアメリカ人であるため、ドイツ人であるはずなのになぜかしゃべっているのが英語、というようなことは映画ではよくある話です。
 で、『JUNK HEAD」の舞台は3385年の地下都市です。
 そんな遠い未来のお話で、キャラクターたちが日本語を話していたら、よくよく考えたら変ですよね?
 でもそんなことを気にしていても仕方がないからキャラクターたちは日本語を話すのですが、『JUNK HEAD』の場合、キャラクターたちが話しているのが架空の言語なんです(観客はそれを日本語字幕で理解する)。
 一つの作品を作るために言語まで創作しますかね?
 普通はそこまでしない、でもそこまでやっちゃうのが『JUNK HEAD』なのです。

 正直面白いかどうかで語れる映画ではありません。
 ともかくお近くの映画館で上映されていたら是非あなた自身の目でその凄さを確かめに行ってください。
 凄いです。

 お気に入り度★★★★★、お薦め度★★★★☆(★は五つで満点、☆は★の半分)です。
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

鼻の穴の奥の奥まで舐められる恥辱プレイを味わいました。

2021-03-28 21:50:05 | 日常
 土曜日は棚卸しで休日出勤でした。
 数えても数えても帳簿上の数量との差が出る棚卸しは賽の河原で石を積むような作業で、精神的な疲労は残っていたのですが、日曜日はどうしても観たい映画があったので天神まで出張ることにしました。
 天神まで出張って映画だけ観て帰る、というのは個人的にあり得ないので、何か面白いものはないかと調べたらありましたよ。
 天神のゲームセンターのタイトーステーションの地下に【くらやみ遊園地】というホラー系のアトラクションが出来たそうです。
 お化け屋敷マニアの自分としてはこれは何があっても行かねば!と思って、実際行ってみました。
 そしたら何と待ち時間が二時間から二時間半!!
 行けるかぁあああああ!!
 くらやみ遊園地はもう少し人の波が引けてから行くことにします。
 それにしてもいつの間にこの手のアトラクションに人気が出るようになったんだろう?
 何年か前に西鉄ホールにお化け屋敷が出来た時は待ち時間ゼロだったけどなぁ。

 第一案がぼしゃったので第二案を実行に移すことにしました。
 出来る男はいつだって第二案を用意しているものなのさ(自分は出来ない男だけど)。 
 福岡の早良区に犬カフェがあるという情報を仕入れたので行ってみることにしました。
 猫カフェってぶっちゃけどこにでもありますが(天神だけでも三ヶ所ある)、それに比べて犬カフェって極端に少ないですよね。
 同じ愛玩動物でこれほど差があるのは、猫が部屋飼い出来るのに対し、犬は飼うにしても何かと手間がかかるからだそうです。
 以前調べた時は九州には犬カフェは小倉に一軒あるだけでした。
 いつの間にか新しく出来たみたいですね。
 
 実際行ってみた【COCOHOUSE】は犬好きには天国のようなところでした。
 このCOCOHOUSE、ただの犬カフェではありませんでした。
 トイプードル専門の犬カフェだったのです。

   

 もうねぇ、めちゃくちゃ可愛かったですよ。
 座っていると膝の上に飛び乗ってくるんですよ。
 それも一匹じゃなく、二匹、三匹が!
 そして飛び乗ったヤツが顔をぺろぺろ舐めてくるんです。
 それどころか鼻の穴の奥の奥まで舐めてきて、、、そんな羞恥プレイ、したことないっちゅーねん!
 でもめちゃめちゃ可愛かった!
 前までは犬カフェに行こうと思ったら小倉まで行かなくちゃいけないと思ってたんですけど、全然近場にあったので、また時間を見つけて行ってみるつもりです。
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

度肝を抜かれる最終回だった『俺の家の話』。

2021-03-27 21:05:10 | テレビ
 長瀬智也主演、宮藤官九郎脚本の金曜ドラマ『俺の家の話』が最終回を迎えました。
 正直に言うと、最終回一話前までは「まぁまぁ面白いドラマだな」ぐらいの評価だったんですよ。
 介護という難しいテーマを盛り込んだ意欲作ではあるけれど、ものすごく面白い!というほどではないかな、と思っていました。
 それがもう何ですか、最終話を見たら度肝を抜かれるとはこシのことか、というぐらいに驚かされました。
 テレビドラマを見ていてこれほど驚いた記憶はないです。
 まったくもって予想外の最終回だったのですが、改めて振り返るとめちゃめちゃ伏線が張りまくりでした。
 先週最終回だった『天国と地獄』は思わせぶりな序盤のあれやこれやがほぼすべて事件の真相に関係ないという、ある意味これまた驚きのドラマでしたが、『俺の家の話』は序盤、中盤の何気ない会話や描写が悉く最終回の伏線になっていて、度肝を抜かれました。
 しかも度肝を抜くだけでなく、しっかりと感動させるところは感動させるんですよ。
 涙腺もめちゃめちゃ刺激されましたね。
 もちろんくすりと笑わせる部分もある。
 笑わせて、泣かせて、感動させる、さすがはクドカンだと思いましたね。

 これほど面白いドラマを地上波の放送で見ることが出来るなら、やっぱり配信サービスはいらないな、と思っちゃいました。
 長瀬智也のドラマ出演はこれが最後らしいので残念ですが、クドカンにはこれからも面白いテレビドラマの脚本を書き続けて欲しいです。
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

汝、未成年に手を出すべからず。

2021-03-26 22:19:08 | 戯言
 18歳未満の女性と性的関係を持った場合、条例によって逮捕される可能性があるそうです(詳しくはこちら)。
 何で未成年に手を出したぐらいで逮捕されなくちゃいけないんだよ、などと言うつもりはありません。
 むしろそういう条例があることは当然だと思います。
 ただ、一つだけ言いたいことがあります。

 女性って年齢を尋ねられることを時にひどく嫌いますよね?
 女性に年齢を尋ねるのは失礼にあたる、それどころかある種のハラスメントだ、そういう声もよく耳にします。
 でも、未成年に手を出すこと罷りならんと言いつつ、同時に未成年かどうかを確認すること罷りならんというのは、それって頓智の問題か何かですか?と言いたくなるのです。
 未成年に手を出してはいけないというのであれば、女性は年齢を訊かれたら正直に答えるべきですし、女性に年齢を尋ねてはいけないというのであれば、未成年に手を出したとしても罰せられるべきではないでしょう。
 なぜなら、女性は(女性に限らず男性もですが)見た目だけでは年齢を特定することは出来ないからです。

 小学5年生で身長が164センチあるモデルがいるそうです(こちら)。
 可愛いとか、美少女だとかいう前に、すでに存在が恐怖ですよ。
 だって、何も知らずにその女の子と知り合って、性的関係を結んだら、それだけで逮捕されるんですからね。
 恐ろしや恐ろしや…。

 まぁ現実には小学5年生だろうが、大学4年生だろうが、女性と出会う機会自体ないので、逮捕される云々は妄言に過ぎないんですけどね。
 ただ、今から話すことは実体験です。
 もうずいぶん前のことになりますが、自分には長くパソコンでメールのやり取りをした女性がいました。
 彼女とはいろんなことを話しました。
 お互いの趣味のことや日常のこと、好きな食べ物のことなど、本当にいろんなことを話しましたね。
 彼女は夜寝るとき、裸だって言ってました。笑。
 本当かどうかは知りませんが。。。

 本当にいろんなことを話したのですが、ただ、個人の情報が特定されるようなことが話題に上ることはありませんでした。
 なので自分は彼女の本名も住所も年齢も知りません。
 そういった関係を望んでいたわけではありませんが、それを尋ねることで嫌われるのが怖かったのです。
 でもいつか一歩踏み出し、実際会う機会も訪れるだろう、そんなふうに楽観的に考えていました。
 けれどその機会が訪れることはありませんでした。
 ある日を境にぴたりと彼女からのメールが途絶えてしまったのです。
 何か諍いがあったとか、そういうわけではないのです。
 最後のメールもいつも通りで、またメールしますね、と結ばれていました。
 その約束は果たされませんでしたが。

 突然の事故で亡くなったとか、そんなふうには考えたくないので、彼女にメールを続けられない何かしらの事情が生じたのでしょう。
 それが何かはわかりませんが、いろいろ想像はします。
 彼女はいくつか嘘をついていました。
 一番わかりやすいのは「携帯電話を持っていない」という嘘です。
 今どきOLで携帯電話を持っていないという人はいないですよね。
 でも「携帯電話を持っていますよね?」とは怖くて聞けませんでしたが…。
 嘘をつかれたから腹が立つとかそんなことは全然ないんですよ。
 むしろ自分の為に嘘をつかせてしまったのであれば申し訳ない気すらします。
 
 彼女は他にどんな嘘をついていたのか。
 もしかしたらすでに結婚していて子どももいたのかもしれません。
 性別を偽っていたのかもしれません。
 実は小学5年生だったのかもしれません。

 自分はロリコンではないので小学5年生の女の子をそれと知った上で好きになるということはありません。
 でも小学5年生の女の子をそれと知らずに好きになることは絶対にない、とは言い切れません。
 小学5年生の女の子をそれと知らずに好きになって、いざ実際会ってみたら小学5年生で、好きだったけど、小学5年生なら好きになるのを止めておくか、と電源のスイッチをオンオフするように恋愛感情って切り替えることが果たして出来るんでしょうか。
 自分にはわかりません。

 とりあえず女性には年齢を尋ねられたら素直に答えて欲しいです。
 切実にそう思います。
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ブックオフで買った漫画について

2021-03-25 21:53:52 | 日常
 休みの日は大概映画を観に行ったり、旅行に出かけたりしています。
 家の手伝いもせずに遊びまわるのにも気が引けるので、出かけたときはお袋にお菓子やケーキを買って帰ることが多いです。
 ちょくちょくお菓子やケーキを買って帰るので、3月14日のホワイトデーに何を贈ればいいか、考えてしまいました(バレンタインデーにお袋からチョコをもらったので…。悪い?)。
 花にしようかなとも思ったのですが、もう少し面白いものはないかと考えた末にお袋の気に入りそうな漫画をプレゼントすることにしました。

 ブックオフでよさげなものはないかと物色して見つけたのが『薬屋のひとりごと~猫猫の後宮謎解き手帳~』
 後宮を舞台にしたライトミステリーで、ヒロインの猫猫が誘拐されて後宮に売り飛ばされる、という導入部は如何なものかと思いましたが(誘拐された女の子を買い取る後宮って一体???)、絵柄も可愛く、なかなか面白かったです。

 肝心のお袋の反応はどうだったかというと、それなりに面白く読めたけれど、手元に置いておくほどではないとのことでした。
 う~~~む、、、もうちょっと気に入ってくれるかと思っていたのだけれど、そんなものかぁ。
 ブックオフで1巻から4巻までを購入し、続きの5巻から8巻までをツタヤでレンタルしたのですが、ブックオフで買った4冊は再びブックオフに売り返すことになりました。
 ちなみに買うときは一冊400円ちょっとしたんですよ。
 税込みで四冊2000円ぐらいしたかな。
 でも売るときは四冊で155円でした。
 買取価格が販売価格の1/10以下というのにはちょっとビックリしましたが、まぁそうでもしないとブックオフもやっていけないのでしょう。

 ところで、『薬屋のひとりごと』って同じ原作でサンデーGXコミックス版とビッグガンガンコミックス版があるんですね。
 ある小説がコミックス化され、時を経て別の漫画家によりコミックス化されことは珍しいことではないですが(『銀河英雄伝説』などがそう)、同時期に二社の出版社からコミックス化されるというのは珍しい、、、いや、前例がないんじゃないかな。
 どういう事情でそんな奇異なことになったのか、ちょっと知りたいです。

 『薬屋のひとりごと』はもう一つ反応が鈍かったので、懲りずにもう一作プレゼントすることにしました。
 それが『線は、僕を描く』です。
 水墨画をモチーフにした再生の物語です。
 この作品も導入部が変でした。
 会場の設営のバイトをした主人公が生涯の師となる水墨画の名人に声をかけられるのですが、会場の設営が昼までで、午後から開場ってそんな展覧会ある?
 普通、会場の設営って前日行なうものだと思うんだけど、近頃はそうじゃないのかなぁ?
 というところが気になったのですが、物語としては面白く、イケメンばかりが登場するのでお袋も気に入るんじゃないかと思ったのです。
 で、お袋の感想はというと、面白かったけど、『薬屋のひとりごと』の方が面白かったそうです。
 マジか、って思いました。
 自分が気に入る作品よりも、自分以外の誰かが気に入る作品を見つける方が難しいです。
 当たり前ですけどね。笑。
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

それほど良い出来だとは思わなかった『天国と地獄 ~サイコな2人~』。

2021-03-24 22:38:22 | テレビ
 綾瀬はるかの主演ドラマ『天国と地獄 ~サイコな2人~』が先週の日曜日、最終回を迎えました。
 第一回から最終回まで見続けることは出来たので、まったく面白くないということはなかったのですが、手放しで褒め称えられるほど良い出来だとは思いませんでした。
 確かに綾瀬はるかと高橋一生の入れ替わり演技はなかなか感心させられましたが、それも『六畳間のピアノマン』での原田泰造の神がかり的な豹変演技に比べれば驚きは少ないですしね。
 何より序盤にこれでもかと提示される伏線めいたあれこれが悉く真相には無関係というのは如何なものかと思いました。
 
 けれど視聴率は恐ろしく良かったみたいで、ネットでの評価も非常に高いです。
 他人様がどう評価しようとそれが最終的に自分の評価に影響するということはないのですが、それでも世間一般の評価と自分の評価の乖離が激しいと何だか自信を喪失してしまいそうになります。 
 それでいくつかネットのレビュー記事に目を通してみたんですよね。
 そのほとんどが激賞するものばかりで、やっぱり自分の感性は人と違うんだな、と落ち込みかけたところ、一つのレビュー記事を見つけました。
 【『天国と地獄 ~サイコな2人~』謎を回収してくれよ…視聴者をバカにしすぎな真相】
 我が意を得たり、といった内容でした。
 同じような感想を抱いたライターさんがいたことに嬉しくなりました。
 
 しかし、その記事はYahooニュースだったので、コメント欄が記事内容をバッシングするもので溢れていました。
 いくつか紹介すると、
>そもそも魂が入れ替わるなんて設定が絵空事なんだから、「謎を回収してくれ」なんて野暮は言っちゃいけない。
>このドラマは謎解きミステリーではなく、ヒューマンドラマなんで。筆者が挙げてる事柄は、はっきりする必要もない事ばかりです。
>入れ替わりは奇抜かつ突飛な展開でしたが、あの設定がなければ描けない人間の深さがあるわけで。
>このドラマは社会派ヒューマンの要素が強い。
>なんだか…一から十まで説明しないと分かんない人もいるんだ。
 切りがないのでこの辺で止めておきます。

 まず、絵空事なんだから謎を回収する必要がない、という理屈にビックリです。
 純粋なノンフィクションでもない限りほとんどのドラマや映画は絵空事だと思うのだけれど、このコメントをした人はそこら辺はどう考えているのかな?
 それに『天国と地獄』を社会派の人間ドラマだと捉えている人が多いことにもビックリです。
 自分はサスペンスコメディぐらいに思って見ていたので。
 「社会派」と称されるような重い要素がこのドラマにあったっけなぁ?
 あらためて世間一般の意見と自分のそれの乖離にため息をつかずにはいられませんでした。

 同じようなことは『シン・エヴァンゲリオン劇場版』を観た時にも思ったんですよ。
 世間では絶賛されている『シンエヴァ』ですが、自分は満足しなかったし、納得しなかったし、面白くなかったのです。
 どこら辺に不満を覚えたのか?
 例えばラストシーンでシンジはマリの手を取るじゃないですか。
 でも作中シンジとマリはまともに会話をしたことがないですよね。
 主人公がまともに話したことがない女性キャラクターをパートナーとして選ぶ、どのように想像力を働かせたとしてもその結末を受け入れることは自分には難しいです。
 後これは感覚的な問題ですが、シンジの最後の台詞を緒方恵美以外の人間が当てる、というのも嫌でした。
 おそらくシンジが成長していることを端的に表現したかったのでしょうが、だったら成長したシンジの声を緒方恵美の声で聴きたかったです。
 でも今述べたようなことに不満を覚えている人はほとんどいなくて、、、やっぱり世間の考えと自分の考えには大きな隔たりがあるようです。
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

誤りを正すのは親切な行いである。

2021-03-23 21:56:50 | 戯言
 誤りを正すのは親切な行いである、と自分は考えています。
 ただ、誤りを正すといっても「お前は間違っている!以上!!」ではダメなんですよ。
 何がどう間違っているか、きちんと説明しないといけない。
 でもそれってすごく面倒臭いですよね。
 なので普段自分はネットで間違っていたり、矛盾している文章に遭遇しても、それを指摘することはありません。
 見ず知らずの人間が間違っていたとしても、そんなことは自分の知ったことではないからです。
 自分はそこまで親切な人間ではありません。

 ただし、このブログのコメントとなると話は別です。
 なぜならブログのコメントは記事本文に触発されて書かれたものと考えられるからです。
 知ったことではない、と突き放すことは出来ません。
 自分の書いた文章にはきちんと責任を持つ。
 これを「文責」と言います。

 さて、一月ほど前ですが、こちらの記事にコメントがつきました。
 伊坂幸太郎の『残り全部バケーション』という作品の考察記事です。
 10年近く前に書いた記事で、最後にコメントがついたのもだいぶ前のことだったので、新たにコメントがついたことは予想外でした。
 でも嬉しかったですよ。
 古い記事にコメントがつくことを嫌う人もいますが、自分はそんなことは全然ないのです。
 コメントの内容自体予想外でした。
 コメントの一部を抜粋します。
>私の意見は、岡田は死んでいて、サキは早坂サキではない
 その記事のコメント数は60を超えています。
 コメントの半分は自分のレスなのですが、それでも少なくない数の人が自分なりの「残り全部バケーション」の解釈をコメント欄に書いています。
 しかし一人として岡田死亡説を唱えた人はいませんでした。
 まさか10年の時を経て岡田死亡説を唱える人が現れるとは…。
 完全な予想外です。
 まぁでもだからこそ一つの作品の解釈を巡って論じ合うのは面白いのだと思います。

 件のコメントをした人がこのブログを再び訪れることがある、と考えているわけではありませんが、上述の「文責」を果たしたいので、今日は岡田死亡説を否定してみたいと思います。

 岡田が死んだとすればそれは毒島が岡田を殺した、ってことですよね。
 なぜ毒島が岡田を殺したかというと、それは「裏切ったのは岡田だ」という溝口の言葉を毒島が真に受けたから、ということになるからだと思いますが、これがまずおかしいのです。
 おそらく岡田としては溝口の赦免を訴えるために毒島の元を訪れたのでしょう。
 岡田は出来れば溝口のことを助けたかった。
 しかしいざ自分が裏切り者として殺されそうになれば、さすがに本当のことを打ち明けるでしょう。
 過去に裏切った前科のある溝口の言葉は真に受けたというのに、岡田の言葉には耳を貸さない、それどころか殺してしまうというのは、筋が通りません。おかしいですよ。
 だいたい裏切ったかどうか問い詰めた相手が「裏切ったのは○○だ」と言ったら、自分が助かりたいがために出鱈目を口にしているのでは、と疑うのが普通ではないでしょうか。
 なぜ毒島は溝口のことを疑おうとしなかったのか、溝口の言葉を真に受けたのか、一つ一つ疑問に答えていけば全体像が見えてくるんですけれど、長くなるから省略します。

 まぁでも岡田死亡説を否定するにはこれで充分でしょう。
 『残り全部バケーション』に関して他にも何か疑問がある方は遠慮なくコメントしてくださいね。
 時間の許す限り相手をさせてもらいます。
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

好きな鳥、嫌いな鳥。

2021-03-22 20:45:57 | 日常
 突然ですが、好きな鳥っていますか?
 やっぱりオウムやインコといった愛玩鳥が人気だと思うのですが、自分の一番好きな鳥はオーストラリアの国鳥であるエミューです。
 土曜日、映画を観る前に久しぶりに基山にあるエミュー牧場に寄ってみました。
 国道3号線からの最短ルートは工事のせいで通れなくて、ぐるっと遠回りをしなければならなかったのですが、エミューたちは相変わらず可愛かったので行った甲斐はありました。

   

 エミュー、ご存知ない方に説明しておくと、オーストラリア原産の、ダチョウに次ぐ大きさの鳥類です(詳しくはこちら)。
 性格は温厚でめっちゃ人懐っこいんですよ。
 土曜日は柵越しの再会でしたが、そこら辺に生えているヨモギを一羽に与えると、ボクもチョーダイ、ボクもチョーダイというふうに次から次に集まってくるのです。
 いやぁ、カワイイ!!
 この日はあまり時間がなかったので後ろ髪を引かれる思いで牧場を後にしましたが、今度時間を作ってまた会いに行きたいですね。出来れば柵越しではなく。
 そうなんですよ、事前に予約すればエミュー牧場は牧場内にも入れて、直接エミューたちと触れ合えるのです。
 一緒に行ってみたいという方はメールをください。
 JRの鳥栖駅、もしくは西鉄の小郡駅までの送り迎えはしますよ。

 さて、好きな鳥はエミューだと言いました。
 では逆に嫌いな鳥は何かというと他でもない、白鳥です。
 白鳥が嫌いというと「何で?」と思われる方も多いかもしれません。
 見た目は優雅で綺麗な鳥ですからね。
 自分が白鳥を嫌いな理由、それは単純に性格がめちゃめちゃ攻撃的だからです。
 エミューとは真反対でまったく人馴れしてないんですよ。
 別府の志高湖に行った時、白鳥に餌をやる機会があったのですが、あいつら餌をもらっている最中に攻撃をしてきますからね。
 何じゃこいつらと思いましたもん。

 鳥類にしろ、哺乳類にしろ、爬虫類にしろ、人に懐く動物が好きです。
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする