散歩絵 : spazierbilder

記憶箱の中身

秋色の。。。

2007-09-24 08:09:25 | 飲食後記


無花果が安かったので沢山買い込んで赤ワイン煮や甘露煮をつくって見たくなった。
なんとなく勢いが付いて林檎も赤く煮た。
味のぼんやりしたプラムもあったのでやはりワインを垂らして煮た。
煮汁が多かったものは分けてゼラチンを加えて冷やすと美味しいゼリーになった。
生クリームをうっすらかける。バニラアイスを乗せるとなおの事嬉しい。
無花果の赤ワイン煮のゼリーよせなんていうのも作ってみたいとか、
無花果の赤ワイン煮を入れたアイスクリームを作ってみたいとか、
無花果の赤ワイン煮を入れたシフォンケーキはどうなのか?。。。とか、
色々思いはしたが出かけなければいけないので一日台所に篭っているわけにも行かず已むを得ず中断した。
しかしここで中断したら、結局思いつきは実行されぬままにワイン煮果物はなんとなく消えてゆくのだろうな。

  これはつき見草の根

月見草の根を食べてみた。

学名 oinotherisはギリシャ語から『ワインの香りがする花』と言う言葉から来ているらしい。ドイツ名ではNachtkerze(夜の蝋燭)、Gelber Nachtschatten(黄色い夜影)Weinblumw(ワイン花)ほか、Schinkenkraut(ハムの草)というのもあって、この名は、根を煮るとハムのような色に染まる事から来ているのだという事だった。私は根を煮てみたけれども、煮方がたりなかったのかうっすらピンク色になったかという程度だった。
先日友人の庭に月見草が溢れて来たので欲しい旨伝えておいたのだ。そんなわけで株が幾つか入っているビニール袋が届いた。 どんな味がしたか後に報告するのでお楽しみにというと、あれを食べるのか!!と驚かれてしまった。 草木染に使うと思っていたらしい。
最もそれも計画しているけれどね。
昔根菜として栽培された事もあったというけれども牛蒡のように畝でも作っておかない限り収獲は手間取るだろう。
兎に角私は根っこを湯がいてオムレツ風に料理して食べたが、するとそれはぬめりのあるなかなか悪くない味でちょっと牛蒡に似ている。根っこはちょっとあくが強いので毎日食べる気はしないのと、収獲が大変であるの事でたびたび食べる事は無いだろう。
しかしoinotheris-ワインの香がする花- と言う名前の由縁は、少しばかりの根を湯がいて食べてみたくらいでは疑問。。。


赤ワイン煮は秋の空気に良く映える。

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14 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
ワインの香りがする花 (pfaelzerwein)
2007-09-24 16:37:46
関心ありますね。八百屋で見たことのあるような、煮てからサラダになりませんか?
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Pfalzerweinさんへ (Seedsbook)
2007-09-24 16:55:46
麹の交じったワインの匂いが町中に漂って....
というお話ですが、ちょっとかいで見たくもあります。この時期にワインの産地に出かけた事がありません。
八百屋で似たような根っこをうっていますけれども、たいていパセリの根っこやパスティナーケンの根っこだと思います。もう今では月見草の根は栽培されなくなってしまったようですよ。でも、月見草の生い茂る群れを発見したら、是非スコップを持って行って根を掘りあげてお試しください。花の咲いていない株の方が美味しいようです。(2年そうなので、今葉ばかりの株も出ていますゆえ)細くササガキにしてサラダにしても良いとありましたが、湯がいてSchwarzwuerzelの用に使うとよさそうです。
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月見草は (LE)
2007-09-24 19:51:40
香りの高いごぼうの代わりになりそうですね!

わたしも無花果が沢山あったので、週末前に、洋梨といっしょに赤ワイン煮にして、ぼつぼつ食べていたところです。同じような季節には同じようなことを思いつくのかな。
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リフレインの威力 (lapis)
2007-09-24 20:57:47
美味しそうな写真を拝見した後、「無花果の赤ワイン煮」という繰り返しを読んでいるうちに、僕の頭の中はすっかり、赤ワイン一色に染まってしまいました。
しかも、いつの間にか僕の頭の中では、「煮」という字が取れてしまいました。(笑)
>赤ワイン煮は秋の空気に良く映える。
お言葉に従って、明日は赤ワインを買ってくることにします。(笑)
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月見草 (kei)
2007-09-24 21:04:38
月見草たべられるんですね!!もうすぐお月見!!!
すてきな食卓になりますね
赤ワインで煮るとさらに赤くなるのがすてきです
林檎もやってみたくなりました
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Lady Eさんへ (Seedsbook)
2007-09-25 05:49:32
収獲が大変そうなのでやはり食べないかな。。。
そうなんだ。果物のワイン煮だの甘露煮は作っておくと重宝。
今週末まで残っているかな?(笑)
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Lapisさんへ (Seedsbook)
2007-09-25 05:53:26
煮ぬきですね。

繰り返しは恐るべし。効果ありますね。(笑)
食欲の秋です。食べ過ぎないように気をつけなければという状況に感謝しつつ。

さて赤ワイン。今日は何を戴こうかな。。。
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Kei さんへ (Seedsbook)
2007-09-25 05:55:56
月見草は根っこもですが、葉も食べられます。
サラダにしたりして。。。
もちろん若い葉が良いですね。
林檎丸々に赤ワイン煮など出来たら可愛いでしょうか?真ん中にアイスクリームなど詰めて。。。。
体が重たくなる一方。。。
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月見草を (mamaさん)
2007-09-25 08:41:17
食べられるなんて思ってもみませんでした。なんか漠然と毒がありそうに思ってて月見草に悪い事したみたい。まんじゅしゃげと混同してたのね、きっと。
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Unknown (G d D)
2007-09-26 00:40:43
Seedsbookさん

こんばんは。
ドイツ名は随分素敵なのが多いですね。
月見草の根を見る機会なんてそうはない気がします。
今夜は中秋の名月、プラチナのような丸い月でした。
無花果も出回っているうちに沢山食べておきたいですね。
↑の鉄屑、瓶の中に津波が押し寄せていますね。
沈む赤錆がとても綺麗です。
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