橡の木の下で

俳句と共に

草稿03/09

2013-03-09 10:00:02 | 一日一句

春愁や小面を手にかざし見る

霾曇り老い諾ひつ面を打つ

面打の鼻梁よろしく囀れり

春興の輪にもの言はぬ白き面

水路橋椿の森へ曲がり入る

羊歯萌えていづく水漏る水路閣

霾や京都タワーも母衣を被て

亜紀子

 

 


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